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JJブランド スロット1に取り付けるタイプのアダプタ開発最終段階


 ゲタもスロット1の時代に入ってきました.アルカディア・インクリメント有限会社が総代理店になっているJJシリーズの新製品仮称JJ-Pegasus370です.
 JJ-Pegasus370は,スロット1メインボードで,ソケット370Celeronを使用するドーターカードです.しかし,それならすでに多くのメーカーがリリースしています.JJ-Pegasus370の特徴は,電源を搭載していることです.もちろん強制的に100MHz動作させるジャンパなどもついています.今後,スロット1CPUはPentium3だけとなっていく現状で,従来のスロット1 Pentium2やCeleronように開発されたメインボードやシステムを使用し続けるには,ソケット370Celeronを利用するしかありません.

getaslot1.jpg (15954 バイト)

 しかし,現在のCeleronでもそうですが,従来より多くの電流を必要とするため,現在のソケット370CPU用に設計されていないメインボードでは,電流容量が不足し,システムが不安定になることがあります.JJ-Pegasus370では,メインボード電源以外にCPU専用スイッチング電源,容量18A以上を搭載しているため,これからのソケット370CPUをフル活用することができるのです.
 なお,写真はプロトタイプのため通常のソケット370を使用しています.しかし,実際の製品では,ノート用のソケット370を採用するため,全体の大きさがスロット1Pentium2と同じになる予定です.ほかのふつうのドーターカードでもそうなのですが,通所のソケット370を使用すると,高さが,Pentium2よりも高くなり,筐体やシステムによっては使用できない場合があります.
 メーカー製システムでの使用も考慮しているためJJ-Pegasus370は,ノート用ソケット370を採用することで,サイズの問題はないことになります.なお,製品構成は,本体・クーラーのセットとなります.価格は未定ですが,7000円くらいを予定しています.
 問い合わせアルカディア・インクリメント有限会社www.arcadia-inc.com.

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Copyright 1999 岩村 益典