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メインボードテスト Iwill製BD100Plus
この新しいメインボードには,ディスクへのサスペンド機能やねじが付属したセンサーが付属していて,ハードディスクの取り付けに使うとハードディスクの温度をモニターすることができるようになっています.もちろん,Pentium3に完全対応です.今回は,テスト環境を合わせるためPentium2でテストしてみることにしました.
テストの環境 ハードディスク FBST3.2GB ATA33 メモリ 64MB CPU Pentium2 400MHzスロット1 グラフィックス ASUS AGP V3400 TNT |
HDBENCH | 21842 | 図 |
感想
BXメインボードとして標準的な線を行っています.ディスクへのサスペンドという付加機能をどのように受け止めるかがこのメインボードの最大の売りになっていると思います.なお,ディスクへのサスペンドは,搭載しているメインメモリの容量にプラスして,VRAMの容量を足した領域をディスク上に必要とする分,RAMへのサスペンドより不利です.しかし,ディスクへのサスペンドの方が安心であることも事実です.
なお,AGPクロックを調整できるAGPブースタ機能は初心者には安全性を確保できる分有利です.たとえば,ASUSTeK製P2Bの初期バージョンでは,AGPがシステムバスと同期してしてしまうので,もし,システムバスを66MHzにすると,AGPクロックも2/3になって動作しないAGPカードが合ったのです.新リビジョンのP2Bではこの点をジャンパー設定で解決していますが,その点からいっても安全にAGPクロックのみを変更できる機能には合理性があるといえます.
しかし,TNT2搭載グラフィックスカードでは,TNT2のクロックをあげることができるユーティリティが付属している場合が多いので,これを使えば良いともいえるのです.
Copyright 1999 岩村 益典