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ホイットニ810L搭載メインボードAopen製 MX3W-L

特徴

チップセット810L
 ソケット370同居ジェミニタイプ
 PCIx3
 AMRx1
 サウンド・グラフィックスは810内蔵
  MicroATX

 待望のローコストホイットニ810L搭載メインボードのテストです.

0712-0265.jpg (35491 バイト)

 ATA66には対応せずATA33のみの対応です.また,グラフィックスキャッシュRAMを使用することができず,すべてメインメモリを使用することになります.写真を見ればわかるように,グラフィックスキャッシュ用のRAMは搭載していません.このRAMは2DようのVRAMにもなるということですから,2D性能はどうなるのでしょうか?

0712-0266.jpg (22744 バイト)

テスト環境
ハードディスク クアンタム FBST3.2GB ATA33
メモリ PC100 64MB
CPU ソケット370Celeron 366MHz 
システムバス 66MHz
HDBENCH 12599
Fogcity2 Direct3D 19.12
OPENGL ベンチマークが動作せず

 
結果

 結果は,Direct3Dこそ遅くなっていますが,HDBENCHの総合やスクロール性能も,グラフィックスキャッシュをオンボードで搭載している810-DC100に比べて大幅に遅いとはいえません.違いが出るような,大きなベンチマークを使用していないということもあるのでしょう.しかし,そのような,大きなプログラムをみなさんが通常使用することがないなら,はっきり言って810Lでもいいのじゃないか,といえるのです.
 コストの問題としては,チップセットが安いだけではなく,オンボードグラフィックスキャッシュ分も安くなるのですから,かなり安いボードとして期待できるかもしれませんね.
 

組立感想:MX3W-L

 ジャンパーを使わずに設定できるので,設定は簡単です.ホイットニ関するごく標準的な構成です.なお,付属CDにすべてのドライバが入っていますし,日本語マニュアルにも親切にドライバについて書かれているので,最初にインテルINFアップデートを行い,ドライバ情報をWindowsに教えるようにしてから,ほかのドライバをインストールするようにすれば簡単です.
 
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Copyright 1999 岩村益典