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PentiumIII Socket370最新情報

 このことがどこまで正しいのかいまいち分かりませんが,かなり信頼できる筋から入手した情報です.どうやら,インテル社はかのソケット418Pentium3を作らず,FC-PGA (Socket 370)タイプのみを製造する可能性が出てきたようです.
 インテル社がソケット418に対して消極的な理由として,情報筋は,インテル社は機能的な拡張を考えてソケット418を進めてきたが,ソケット370で十分なパフォーマンスを実現できることが分かってきたことを示しています.

 ただし,先にも紹介しましたが,このFC-PGAタイプのPentium3は,現在のソケット370CPUとピン互換性はありません.したがって,現存するソケット370メインボードでは動作しない可能性が高いです.しかし,ピン互換性はないといっても,異なるのは10本以内なので,ディップスイッチなどで切り替えることにより,従来のソケット370CPUと新しいFC-PGAPentium3の両方を使用できるメインボードはリリースされるようです.どうやら,分離電圧プレーン方式を採用すれば,Mendocino, Coppermine-128,Coppermine-256をPGA370でサポートできる,とのことです.

 FC-PGA Pentium IIIでは,システムバス100MHzで500MHz CPUが最初にリリースされる予定です.500MHzを超えると現状では不安定になるそうで,その点については今後改善していくとのことで,以外と登場は近いかもしれません.
 また,PentiumIIIの600MHz版は0.18ミクロンになるかもしれません.133MHzタイプも積極的に開発していく,とのことです.登場は今年末とのことですが,最近小型のフレックスATXなどを推進していることもあり,小型化の流れにこのFC-PGA PentiumIIIを載せようということのようです.

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Copyright 1999 岩村 益典