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MSI製6163の後継6199

 6163の後継に当たる6199ですが,デバッグ用のLEDを搭載したり,オーバークロックを意識して,MS6163以上にCPUの電圧設定やクロックを細かく微調整できます.倍数も8倍まで可能です.それだけではなく,安全性も考慮しており,高度な自己監視機能ももっています.CPUが加熱した場合には,警告を発するだけではなく,自動的にクロックを落とすなどの配慮もありがたいです.また,Windows上でシステムクロックを変更できるユーティリティも添付されることになるそうです.

0810-372.jpg (61828 バイト)0810-373.jpg (34148 バイト)

CPU:スロット1CPU
チップセット: インテルBX
FSB:66/68/75/83/100/103/112/117/124/129/133/138/143/148/153MHz
2次キャッシュ:CPUに依存
フォームファクタ:ATX
CPU電圧微調整可能
メモリ:DIMM x 3最大768MB
拡張バス:5xPCI,2xISA(内1本は共有)
BIOS:Award

 

テスト環境
 CPU Pentium3 500MHz
 メモリ 64MB PC100仕様
 ハードディスク FBST3.2GB ATA33
 グラフィックス ASUS AGP V3400TNT

 

HDBENCH 24646
Fogcity2 Direct3D Normal Detail 29.55
OPENGL 38.38

HDBENCH

ALL Text Scroll DD Read Write Memory
      
24626         
40576 32194 47717 22637 32970 736 37 10178 10000 25870

 

 Pentium3を使っただけのことはある結果です.できれば,ATA66アダプタを使いたくなります.あとは,高度な自己管理機能をどのように使うかが決め手です.CPUは自動認識ですし,微調整はBIOSで行うようになっています.

組立感想:6199
 ありがたいのは,起動時の自己診断テストPOST結果を表示するLEDが搭載されていることで,このことにより,メモリの取り付けが甘かったりしても簡単に知ることができます.付属CD-ROMからのドライバインストールも簡単なので,これは高く評価することができます.

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Copyright 1999 岩村益典