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LEMEL製グラフィックカード GCS-775P22(S3製Trio64V2/DX)
このカードは,ジュリアスが台湾の光華商場で日本円3000円で購入したものです.チップは,S3
Trio64V2/DXを採用しています.このカードのテストをするのは,Julius
Iwamura Hardware Pageで行ってきているテスト結果の参照とするためです.なお,このカードはPCIスロットにつけるようになっています.
テスト環境 メインボード J.BOND PCI610-M メモリ64MB CPU Pentium2 400MHz ハードディスク FBST3.2 ATA33 |
HDBENCH | 12887 | 図 |
HDBENCH
ALL | 浮 | 整 | 矩 | 円 | Text | Scroll | DD | Read | Write | Memory |
12887 |
32494 | 25782 | 14292 | 4591 | 5692 | 108 | 14 | 10127 | 10009 | 20879 |
Fogcity2自体が動作せず
古いメインボードでは,ソケット7はシステムバス66MHzで,CPUを探すのが難しく,K6-2をシステムバス66MHzで動作させるのも抵抗があります.スロット1やソケット370CPUならできれば,TNTくらいのグラフィクスカードが欲しいです.しかし,予算がない場合に,ホイットニなどを選択するか,こういったカードを利用しておいて,お金を貯めてから,買い換えるというのもいい方法かもしれません.また,旧タイプマシンのアップグレードに適しています.
最新グラフィックスカード
ASUSからV3800Magicという名称で,M64カードがリリースされました.さきに,LeadtekのM64カードについて紹介したときにも書きましたが,とにかくM64はTNT2のコアを使って,64Mビットになっているわけで,そもそもTNTのコアを使っているVANTAとは全く異なります.しかし,VANTAと同じ様な印象を持っている人が多いので,少し残念です.M64はかなりいいですよ.つまり,3000円でTrio64Vを購入するか,9800円でM64を購入するか,ここが思案のしどころですね.
Copyright 1999 岩村益典