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Athlonメインボード MSI製MS-6167

 先にJulius Iwamura Hardware Pageで紹介したMS-6167を入手したのでテストしました.心配されたような,電源容量不足の問題もなく,手持ちの250W電源で動作しました.また,手持ちのPentiumII用クーラーを使いましたが,1時間くらいでは,加熱しすぎるという状態ではありませんでした.

0819-407.jpg (91352 バイト)

 Windows98環境では,付属CD-ROMからまず,INFファイルをK7用に書き換えなくてはなりません.再起動を繰り返しながらドライバを組み込んでいきます.

0819-409.jpg (42612 バイト)

テスト環境
メインボード MSI製MS-6167
CPU Athlon 500MHz
ハードディスク クアンタム製FBST3.2GB ATA33
メモリ 64MB PC100
グラフィックス Matrox製G400 DualHead

0819-398.jpg (52696 バイト)

HDBENCH 41218
Fogcity2 Direct3D Normal Detail 41.1
OPENGL ドライバの関係か,ベンチマークプログラム起動せず

HDBENCH

ALL Text Scroll DD Read Write Memory
      
41218         
44406 32301 119389 10182 102200 1044 58 10137 10087 27729

 
Winbench 99:CPU Mark32 

1170


参考;G400でAopen製AX6BC PROII(PentiumIII-500MHz)の数値はこちらです.

0819-451.jpg (36568 バイト) テスト中の様子

● 考察
 確かに速いAthlonです.しかし,驚くほど速いという印象ではありません.CPU Mark32では,PentiumIIIより少し数値が低くなります.しかし,D3D性能がよいです.これは,ドライバ構成などから推測すると,どうやらAGP動作が優れていることが理由であるように思います.ビデオカードとの関連を含めて,今後も追跡調査を続けます.

 というわけで,新製品Athlonと成熟したBXメインボード+PentiumIIIとどちらを選択するかは,現時点では決定できません.VIA社もAthlon用チップセットのリリースを発表したので,少し様子を見てみようという意見にも,説得力があります.特に,0.18μm製品まで待つというのもよいです.

 今回のAthlonで期待していることは,500MHzAthlonが3万円台なので,PentiumIIIの500MHzも3万円台まで価格が下がるのではないか,ということです.

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Copyright 1999 岩村益典