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メインボードテスト SiS620搭載Leadtek製WinFast 6200MA
WinFast 6200MAは,SiS620を搭載したソケット370メインボードで,ESSのSolo1サウンドチップを搭載しています.グラフィックスは,SiS6326相当のものがSiS620に内蔵されているので,オールインワンタイプといえます.その他,PCI3本,ISA1本,DIMMスロット3本を搭載しています.
テスト環境 CPU Celeron 400MHz システムバス66MHz メモリ 64MB PC100仕様 ハードディスク クアンタム FBCR4.3GB ATA66 |
HDBENCH | 13199 | 図 | ||
Fogcity2 | Direct3D | Normal Detail | 6.53 | 図 |
OPENGL | ハードウェアレベルでのサポート外のため測定できず |
HDBENCH
ALL | 浮 | 整 | 矩 | 円 | Text | Scroll | DD | Read | Write | Memory |
13199 |
32497 | 25784 | 17649 | 3271 | 9637 | 86 | 13 | 14045 | 2622 | 19448 |
結果:SiSバスマスタードライバの動作
どうもわからないのが,IDEのバスマスタードライバです.メインボードBIOSはATA66ハードディスクを認識しています.そして,付属のCD-ROMからIDEのバスマスタードライバをインストールするのですか,インテル製VIAチップセット搭載メインボードに比べて,著しく結果が悪いのです.この点については,WinFast
6200MAだけではなく,他のSiS620メインボードでも同じでした.
そこで,ドライバをWindows付属のものに変更して計測したのがここで紹介した値です.書き込みの数値が低いですが,読み込みはATA66のレベルにあります.グラフィックスは,SiS6326相当ですから,この程度ですが,実用上は十分です.むしろ,このあたりの数値を標準にして,ほかのベンチマークを参考にしていただければと思います.
組立感想 Leadtek製WinFast
6200MA
マニュアルの作りなどは,WinFast 6000ABXと同じです.ただし,PCBが大きい分コネクタなどへの配線は楽です.問題は,ただひとつ.ソケット370のレバー近くに電解コンデンサがあり,これがCPUの取り付け取り外し作業を困難にしています.
Copyright 1999 岩村益典