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メインボードCoppermine対応Soltek製SL-65KVのテスト

 まず、ソルテックの新製品SL-65KVをテストしましょう。このメインボードがソケット370のみを搭載しているのは、今後CoppermineはFCPGAタイプが中心となることがその理由なのだそうです。チップセットはApollo Pro 133AでAGP4x対応です。

チップセット VIA ApolloPro133A
CPU ソケット370CPU(Coppermine含む)
BIOS AWARD
メモリ DIMMx3
拡張バス AGPx1 PCIx5 ISAx1 AMRx1
CPU周波数 66MHz〜150MHz
AGP4xサポート
ATAサポート
倍数設定 2倍〜8倍
フォームファクタ ATX
www.soltek.com.tw

 写真でもわかるように、ISAがあるのはユーザーによってはありがたいでしょう。なお、今回からHDBENCH3.11を使用することにしました。

テスト環境
CPU Coppermine500MHz
メモリ 64MB PC100仕様
グラフィックスカード AOpen製PA3010(TNT2 32MB)
ハードディスク クアンタム製FBCR4.3 ATA66

 

Fogcity2 Direct3D Normal Detail 26.86
OPENGL 44.23

 

HDBENCH(3.11)

ALL Interger Float MemoryRead MemoryWrite Read&Write DirectDraw
12919 21036 15949 10080 7462 13819 37
Rectangle Text Ellipse Bitlt DriveRead DriveWrite FileCopy
30959 37155 5557 920 13616 14555 5246

 全体的に良くできた結果です。ハードディスクへのアクセスなどのよいです。ただし、今回から新採用のHdbench新バージョンなので、今後のテスト結果と比較することになります。

● 組立感想 SL-65KV
 CPU周波数の選択が、BIOSで行うこともディップスイッチで行うこともできるようになっているのが良いです。ただ、マニュアル内のドライバインストールに関する部分が少しわかりにくいので、その点が初心者にはつらいかもしれません。

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Copyright 1999 岩村益典