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メインボードテスト ASUSTeK製820メインボードP3C2000

 ASUSTeK製の820メインボードP3C2000を紹介します。このメインボードも82805MTHを使用することで、PC100 SDRAMを使用することができるようになっています。DIMMソケットは4本搭載されています。

 また、AGPスロットには、AGPPro仕様が使用されています。AGPProは1999年秋にIntelが発表した新規格でAGP4xより高性能、つまり、グラフィックスサーバーを前提とした規格です。

 

テスト環境
CPU Pentium3 500MHz
メモリ 64MB PC100仕様
ハードディスク クアンタム製FBCR4.2 ATA66
グラフィクスカード AOpen製PA3010 TNT2 32MB

HDBENCH(3.11) 

ALL Interger Float MemoryRead MemoryWrite Read&Write DirectDraw
13307 21363 16085 7778 7572 10744 37
Rectangle Text Ellipse Bitlt DriveRead DriveWrite FileCopy
32364 35771 12053 920 13643 14905 6384

 

Final Reality Ver1.01 OverAll 4.37
AGP(16M) 63.31


● 結果
 今回のテストで、AOpen製のグラフィックスカードを使用したのは、AGP4xに改造したグラフィックスカードでは、システムが起動しなかったからです。820系メインボードとAGP4xグラフィックスカードとの互換性問題の噂を聞きますが、これもその関係かもしれません。今回のAOpen製グラフィックスカードはAGP2xで動作させています。
 機能的にも申し分ないメインボードなのですが、ApolloPro133A搭載メインボードと比べて、どの程度メリットがあるのか今ひとつ理解するのが困難です。

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Copyright 2000 岩村益典