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AZZA製メインボード815TX
AZZA製のIntel815搭載メインボードです。ATXで、AirBusを搭載し、KeyBIOSを使用することができるようになっています。AIR BusやKeyBIOSについては、過去のAZZA紹介記事を参照してください。
今回は、メルコ社の協力により、AGPスロットに取り付けるメモリAIMMを借りることができました。
これを取り付けることでどの程度速くなるのか、興味が尽きません。このメモリを使用するしないについては、メインボード上にもBIOS内にも項目はざっと見たところ見あたらないようです。
しかし、Windows98のインストールに半日を費やしました。これは、エンジニアサンプルであることを考えると当然なのですが、とにかく大変でした。従って、テスト結果を示しますが、あくまでも参考にとどめてください。
とはいえ、テスト中にハードディスクを壊してしまい、今回のテストはATA33ディスクで行いました。台湾から帰ったらもう一度テストします。
まずは普通にテストしてみました。
テスト環境 ハードディスク クアンタムFBSE3.2 ATA33 CPU FC-PGA Coppermine 500MHz メモリ 64MB PC100 |
HDBENCH(3.11) 図
ALL | Interger | Float | MemoryRead | MemoryWrite | Read&Write | DirectDraw |
9183 | 20165 | 21190 | 8750 | 9361 | 12992 | 29 |
Rectangle | Text | Ellipse | Bitlt | DriveRead | DriveWrite | FileCopy |
13537 | 13321 | 1335 | 110 | 10649 | 10733 | 1929 |
3DMark2000 | 885 図 |
画面のスクロールなど確かに810よりは速くなっていますが、TNTカードには劣ります。そこで、外部AGPスロットにTNT2カードを取り付ければよいわけです。その意味ではなかなかの815です。3DMark2000では、予想以上スムーズに画面が表示されていきます。これは良いです。最初は、815グラフィックスで使っていて、後でGeForce2カードという選択肢しもあります。
次に、AGPスロットにAIMM(フレームバッファになる.AGPのグラフィックカードを挿すと内蔵と切り替わる.その切り替えの方法は現時点では不明)を取り付けて、3DMark2000を実行してみました(AIMMスロットがあるわけではない)。
3DMark2000 | 881 図 |
現時点では効果が出ていません。この点について、メルコ社では、まだ現時点では815TXはAIMMをサポートしていない、という回答でした。AIMMを取り付けることで2Dも高速になると言うことなのですが,エンジニヤリングサンプルが原因かもしれませんが,効果はありませんでした.設定などについても追跡調査する必要があります。次回をご期待ください。
● Celeronは動作するか?
次にCeleron400MHzを取り付けてみました。メモリを壊すと怖いのでAGPのメモリは取り外しました。 動作するでしょうか? BIOSをCeleronを認識し、ベンチマークも動作しました。Celeron 400MHzは動作すると判断できます。
ジュリアスは、Computex Taipeiのため台湾に戻ります。より詳細は、来週ということにしましょう。
Copyright 2000 岩村益典