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Leadtek製グラフィックカードgeFORCE2GTS:64MBバージョンと
シャトル製メインボードAV14

 LeadtekからgeFORCE2GTSの64MBバージョンがリリースされました。64MBであるから通常のベンチ結果が速いということにはならないのが原則です。要するにVRAMの容量が多いと、より高解像度、より多くの色数をサポートできるようになります。

 また、3D処理だけでいうと、AGP機能への負担が減少する分、処理が速くなることが期待できます。32MB以上のVRAMが搭載されているとほとんどこの機能が使用されることはないでしょうし、この機能を使用しなくてはならないようなソフトウェアは少ないでしょう。


 次に今回のテストで使用したメインボードは,シャトル製の最新メインボードAV14です。ApolloPro133Aを搭載したソケット370タイプです。Coppermineを十分に使い切ることができます。AGPx4に対応しています。2本のISAもうれしいです。
 
 

CPUソケット:ソケット370
チップセット:ApolloPro133A
対応CPU:ソケット370CPU
外部クロック 66/75/83/100/103/112/124/133MHz
クロック倍数 3.5~8倍
付属品:英文マニュアル、ドライバCD-ROM、フラットケーブル、フラットケーブルセット
メモリ DIMMx3 最大1.5GB
拡張スロット ISAx2 PCIx5 AGPx1 
BIOS:AWARD
フォームファクタ ATX 304x190mm

 

テスト環境
メインボード シャトルAV14
CPU FC-PGA:Coppermine 500MHz
メモリ 64MB
ハードディスク FBST3.2GB ATA33

 

HDBENCH(3.11) 

ALL Interger Float MemoryRead MemoryWrite Read&Write DirectDraw
11183  20142  21166  8875  7467  13915  52
Rectangle Text Ellipse Bitlt DriveRead DriveWrite FileCopy
44768  37931  3371  1708  10761  5195  1735 

 

3DMark2000 4117 

 なお、Hdbenchハードディスクの書き込みが遅いので、ATA66対応のFBCRに交換したら読み込み書き込みとも15000程度を出しました。印象としては、とにかく速いです。
 3DMark2000では、画像に落ち着きがあります。速いといっても、ゲームのキャラクタが速く動きすぎてはゲームにならないわけです。従って、優れたカードを使用することで、一定の速さ以上は出ないかもしれませんが、見かけの速さは変わらなくても、余裕というか風格というのを感じるのかもしれませんね。

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