ShortNews 6/16 Computex Taipeiを終えて 

 Computex Taipeiについて、これからいろいろと紹介して行かなくてはならないことがあるように思います。何回かに分けて紹介していきます。 

 インテル製815、815e、820eメインボードについては、各社が展示していましたが、メインボードとしては完成しているようです。各社ともインテル社からのチップセットの入荷待ち、といった状態のようです。この点は、ソケットAメインボードについても同じようです。 

 とにかく、今整理しなくてはならないことは、新チップセットの機能です。できるだけ速く整理してみなさんに提示したいと思います。

  ところで、近くAladdinTNT2メインボードを入手できそうで,Computex TaipeiのALiブースには多くのメーカーがAladdinTNT2メインボードを展示していました。しかし、実際のメインボードリリースとなるとPowercolor社だけになるのでは、という意見が多いです。
 あるメインボードメーカーのエンジニアは、「AladdinTNT2チップセットのリリースはすでに1年近く遅れています。今メインボード作っても古いのではないか、と思います。これが、後半年早ければ、当社も積極的に作るのですが...」という回答でした。

  なお、SiS社なども含めK7系への対応チップセットをリリースします。どうやら、K7系も安定した市民権を得たようです。 

 さて、今年のComputex Taipeiの印象を簡単におはなしします。
 今年は、商談が少なかった印象があります。以前は日本の小さなショップも自社で商談し、台湾から直接仕入れていることも多かったようですが、今年は、小さなショップは大きな代理店とともに商談している場面を目にしました。実際の貿易業務は代理店が行うという形なのでしょうか。まだまだ日本の経済状況は悪い、という印象です。

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