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8月台湾高雄取材:ツインヘッドの工場
本社:台北縣新店市宝橋路235-2号2F
工場:高雄縣大寮郷大発工業区華西路31号

 ツインヘッド社は、日本ではOEMを行っていて、知っている読者は少ないと思います。しかし、日本の某メーカーがリリースしていたノートマシンはツインヘッドのスリムノート9という製品でした。ツインヘッドは、日本を除くアジア地区では自社ブランドでノートを発売しています。
 本社は、台北縣新店市にありますが、メイン工場は高雄市にあります。今回は高雄の工場へとおじゃましました。さすがに高雄は、ゆとりのある広い敷地を確保できるようで、各社工場群も上に延びていると言うよりは、敷地内に広がっている、といった印象です。

高雄風景

 

  今回も杜さんにお世話になりました。

 4500坪の敷地に900人が働いています。ノート用メインボードもこの工場で作られていて、SMTラインは2ラインあります。自動化はかなり進んでいます。SMTマシン上のランプが緑色の時は、自動運転しているので人間のケアは不要という意味なのだそうです。

 月産、8万から10万台での生産を行います。ノート用メインボードは、小さなPCB上に多くの部品を取り付けなくてはならないため、裏面にも部品を取り付けなくてはなりませんし、通常のメインボード以外の振動テストなどを行う必要もあります。

 ランニングも24時間行います。このランニングは、工場上部の天井近くにもうけられた、棚の上にあるベルトコンベアに完成品を載せてゆっくりと移動しなら行われます。

 最後のパッケージ部分までは、写真撮影も許されていたのですが、最後の過程ではOEM先がわかってしまうので、写真撮影はできませんでした。

 9月には、新店市の本社を訪ねる予定です。
 

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