9/7
メインボードテスト チェインテック製CT-6OJV
815を搭載したチェインテック製CT-6OJVを入手しました。
メインボードとしては標準的な815メインボードなのですが、3BIOSという新機能を搭載しています。
(1) Flash BIOS protection
(2) Embedded Flash Utility
(3) Peer-to-peer TwinBIOS
(プラス:HDD Instant Recoverry Utility)
Flash BIOS protection機能というのは、不正なBIOS書き込みからBIOSを守る機能です。さらに、Embedded
Flash Utility は、BIOSアップデートプログラムです。このBIOSアップデートプログラムがBIOS:ROMチップ内にあるということは、起動ディスクの作成が不要であるということです。システム起動時にalt+f2キーでBIOSアップデートプログラムが起動します。
Peer-to-peer TwinBIOSは、GIGABYTEのDual BIOSと類似していますが、Peer-to-peerであること、すなわち2つのBIOSチップが同等の立場で動作するという点が異なります。2つあるBIOSはBIOS1・BIOS2と呼ばれ、どちらから起動するかは、BIOS設定メニューで指定します。また、起動設定しているBIOSからの起動に失敗した場合には、電源ボタンとリセットボタンを同時に押すことで、もう一つのBIOSチップから回復することができるようになっています。
HDD Instant Recoverry Utilityというハードディスクバックアップ・リストアユーティリティもBIOSチップ内に搭載しています。
テスト環境 CPU FC-PGA Coppermine 500MHz FSB100MHz HDD クアンタム FBCR4.2 ATA66 メモリ 128MB PC100 グラフィックス チップセット内蔵 |
HDBENCH(3.11) 図
ALL | Interger | Float | MemoryRead | MemoryWrite | Read&Write | DirectDraw |
10846 | 20115 | 21138 | 7983 | 9203 | 12673 | 29 |
Rectangle | Text | Ellipse | Bitlt | DriveRead | DriveWrite | FileCopy |
13520 | 13322 | 1340 | 240 | 12920 | 14462 | 6224 |
3DMark2000 | 862 図 |
このCT-6OJVは、815なのでATA100には対応していませんが、その分技術的に安定
しているようで、落ち着いた動作をしていました。
Copyright 2000 岩村益典