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メインボードテスト チェインテック製CT-6OJV

 815を搭載したチェインテック製CT-6OJVを入手しました。

 メインボードとしては標準的な815メインボードなのですが、3BIOSという新機能を搭載しています。
(1) Flash BIOS protection
(2) Embedded Flash Utility
(3) Peer-to-peer TwinBIOS
  (プラス:HDD Instant Recoverry Utility)
 Flash BIOS protection機能というのは、不正なBIOS書き込みからBIOSを守る機能です。さらに、Embedded Flash Utility は、BIOSアップデートプログラムです。このBIOSアップデートプログラムがBIOS:ROMチップ内にあるということは、起動ディスクの作成が不要であるということです。システム起動時にalt+f2キーでBIOSアップデートプログラムが起動します。
 Peer-to-peer TwinBIOSは、GIGABYTEのDual BIOSと類似していますが、Peer-to-peerであること、すなわち2つのBIOSチップが同等の立場で動作するという点が異なります。2つあるBIOSはBIOS1・BIOS2と呼ばれ、どちらから起動するかは、BIOS設定メニューで指定します。また、起動設定しているBIOSからの起動に失敗した場合には、電源ボタンとリセットボタンを同時に押すことで、もう一つのBIOSチップから回復することができるようになっています。
 HDD Instant Recoverry Utilityというハードディスクバックアップ・リストアユーティリティもBIOSチップ内に搭載しています。

テスト環境
CPU FC-PGA Coppermine 500MHz FSB100MHz
 HDD クアンタム FBCR4.2 ATA66
 メモリ 128MB PC100
 グラフィックス チップセット内蔵

 HDBENCH(3.11) 

ALL Interger Float MemoryRead MemoryWrite Read&Write DirectDraw
10846 20115 21138 7983 9203 12673 29
Rectangle Text Ellipse Bitlt DriveRead DriveWrite FileCopy
13520 13322 1340 240 12920 14462 6224

 

3DMark2000 862 

 

 このCT-6OJVは、815なのでATA100には対応していませんが、その分技術的に安定
しているようで、落ち着いた動作をしていました。

 

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