ShortNews 9/14 815eとWindows98

 ここのところ815系のメインボードテストを進めています。その際、815e搭載のメインボードで、Windows 98のドライバなどをインストールしようとしたときにエラーが発生しました。このエラーは、infファイルを書き換えてシステムを再起動したところ、USB系のドライバを組み込もうとすると、システムがハングしてしまうのです。

 この現象は、バグと言うよりは、いわゆる互換性問題ではないか、と考えています。なぜなら、Windows 98 SEに変更してテストすると問題ないからです。Windows 98 SEでは、USB関係がリビジョンアップされています。そのあたりが原因のようです。また、いろいろなメーカーの815eでこの現象が生じました。ほとんどのメインボードメーカーでは、評価用のOSはすでにWindows 98 SEに変更しているので、公にこの問題を公表しているところをジュリアスは知りません。もしかしたら、ジュリアスの環境そのものに問題があるのかもしれません。

 いずれにせよ、読者のみなさんのなかで、この現象を体験しても、あわてずWindows 98 SEにアップグレードすればよい、と思います。ただし、あくまでも私の私見でしかないので、保証の限りではあありません。

 また、815eではなく、815では上記のトラブルは発生しません。

戻る 


Copyright 2000 岩村益典