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815EPについて

 815EPという815からグラフィックスと取り除き、815よりも3ドルほど安いCPUが昨年発表されたことはみなさんご存じだと思います。この話をジュリアスは台湾で聞いたのでした。

 たしかに、内蔵グラフィックスを使用しないユーザーにとっては、815EPは朗報かもしれません。しかし、個人ユーザーでは大きくない3ドル程度の差も、システムインテグレータに対しては大きなメリットとなります。1万台生産すると3万ドルの差になるのですから。しかし、台湾で聞いたのは、815は使用できるメモリが512MBであるのに対し、815EPでは1.5GBになると言うことです。それなら、個人ユーザにとっても3ドルの価格差以外のメリットとなるはずです。

 日本に帰国してみると、すでに某社の815EP搭載メインボードがリリースされているとのことでした。しかし、スペックを見ると最大メモリ512MBとなっています。これなら、815Eでメインボードを作って、BIOSで内蔵グラフィックスを切っただけで作ることができます。

 そこで、台湾メーカーに尋ねたところ、現時点では、1月中には815EPメインボードをリリースするとのことなのですが、最大搭載メモリ容量に関しては教えてもらえませんでした。

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