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台湾のシステムを簡単にグレードアップ

 北京語のVideo CDを見ようとで使っている台湾のシステムにセットしました。しかし、画像はとぎれて、音声と合いません。K6-2 300MHzだし、遅いのはVXチップセットのATメインボードが原因かな、と思いました。

 ベンチマークを取ってみると、ハードディスク関連が100前後と遅すぎます。実は、このメインボードはK6-2に対応していないので、アルカディア・インクリメント有限会社:http://www.arcadia-inc.comのゲタ:JJ-PegasusZXでアップグレードしています。しかし、プロセッサがPentium120だったころも、ハードディスクは遅かったので、ABITのHOTROD66を使って、ドライブをIBMの7200回転ATA66:13GBのDJNAタイプに交換しました。

 ついでに、プロセッサもK6-2の400MHzに交換しました。

 交換後、システムを起動すると、BIOSはK6 300MHzと表示しますが、下記のHDbenchをみていただければわかるように、Windowsは、K6-2:400MHzと認識して動作しています。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★

AMD K6-2 398.80MHz[AuthenticAMD family 5 model 8 step C]
VideoCard S3 ViRGE-DX/GX PCI (375/385)
Resolution 800x600 (24Bit color)
Memory 64,548 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date 2001/02/06 23:05

SCSI = HPT366 Ultra DMA Controller
SCSI = HPT366 Ultra DMA Controller
HDC = Intel PIIX3 Bus Master IDE Controllers
HDC = Creative Labs IDE controller
HDC = Primary SiS IDE Controller
HDC = Secondary SiS IDE Controller

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = IBM-DJNA -371350 Rev J76O
D = IOMEGA ZIP 100 Rev J.03
E = ATAPI CD-ROM DRIVE-36X Rev 36EP

HDBENCH(3.22) 

ALL Interger Float MemoryRead MemoryWrite Read&Write DirectDraw
11570 19107 12199 6288 3939 7554 1
Rectangle Text Ellipse Bitlt DriveRead DriveWrite FileCopy
11782 6327 3694 83 16981 16650 13034

 以上のような結果です。グラフィックスに関してはまだ改善の余地はありますが、16ビット色が800*600で出ていればOKと言えるでしょう。ハードディスク関連が改善されているのと、プロセッサを交換した効果は十分です。原稿を書いたり、Webデータを作成するには十分な速さです。

 メインボードを交換すれば早いのでしょうか、それも面倒なので、この方法にしました。ハードディスク環境の乗せ換えは、Julius Iwamura Hardware Pageの過去の記事を参照してください。

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Copyright 2001 岩村益典