以前から開発が進んでいた、スロット1用ソケット370FC-PGAプロセッサアダプタが完成しました。ソケット370に取り付けるゲタとは異なり、今回のゲタはJJ-PegasusS1と言い、電源回路を基板上に搭載しています。

JJ-PegasusS1

　そのため、単にFC-PGAプロセッサを取り付けることができるだけではなく、従来、電圧が合わないためにFC-PGA；Coppermineなどを使うことができなかったスロット1メインボードでFC-PGAプロセッサを使うことができるようになりました。電源別供給タイプなので、メインボード上の電源回路に負担を与えません。

JJ-PegasusS1レギュレータ部分

　価格は5200円で、アルカディア・インクリメント有限会社http://www.arcadia-inc.comで購入できます。アルカディア・インクリメント有限会社webの更新前でも、staff@arcadia-inc.comにメールを書いて購入することができます。

　ソケット370用のゲタはJJ-Pegasus370で、ソケット370に取り付けてFC-PGA：Coppermineを利用できるようにします。電源を搭載していませんが、その分2100円と安くなっています。ソケット370メインボードの多くはFC-PGAプロセッサ用の電源を供給できるタイプが多いです。これはスロット1よりも遅くリリースされたからです。ただし、ディップスイッチなどでプロセッサ設定をしている場合は、電圧供給ができません。BIOSでプロセッサ設定をするように設定すれば、動作するメインボードがあるでしょう。

　なお、JJ-PegasusS1は、最新のスロット1メインボードに取り付けてもよいです。電源供給回路をゲタ上に搭載しているので動作は安定します。ただし、節電機能などは一部無効になります。

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