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Computex Taipei 2001 ブロードバンドが流行

 さて、昨年と異なり、今年初めて目立って使われるようになった言葉が、ブロードバンドです。通信に関する展示会ではないので、ADSL関連では、ルータなどが展示されています。また、この高速インターネットを利用した会議システムやセキュリティ機器などの展示が増えているようです。

 もうひとつ目立っているのはIEEE1394で、IEEE1394パビオンが作られています。初日に目にとまったのはApluxのIEEE1394カメラで、ADSLとともに利用することで、たとえば、台湾にいながら日本の映像をリアルタイムで見る、といったことが実現するわけです。

 また、全部見てはいませんが、USB2機器が予想より比較的目立たないようです。明日は、USBも中心に見たいです。写真のような、パンフレットだけを見たUSBドライブは、ペン型で1GBをサポートするそうです。キャップをはずしてUSBコネクタがあり、直接USBポートにさして使うのです。

 これなんかはジュリアス自身も使ってみたい製品で、日本での販売者が見つかることを期待します。実物は、2日目にさわってみます。

 

 また、日本ではほとんど目にすることのない、しかも、台湾でも消えたと思っていたセットトップボックスがなぜか今回復活しています。PDAも誰でも使える手帳タイプから通常のPDA、パワーユーザー向けの分化が進むようです。コンピュータの家電化の流れが影響しているのかもしれませんね。

 とはいえ、セットトップボックスは次回以降に紹介しますが、実際に見たとこと意外と大きいので驚きました。ApluxのPDAの写真も紹介しておきます。

 最後に、今日感じたのは、会場内での会話が多く北京語であったことです。要するに外国からのお客さんが少なかった、ということになるでしょう。英語も日本語もほとんど聞かれませんでした。日本のジュリアスの友人も6月5日に台湾入りするそうなので、6日から7日にかけて日本人も増えてくるかもしれません。

 とはいえ、曇っているとはいえ、雨でなくてほっとしたジュリアスでした。

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Copyright 2001 岩村益典