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Computex Taipei 2001 3日目 DFI設立20周年パーティ 

 DFIの製品は、ヨーロッパのテストでも、安定性が高く、オーバークロックにも強い、という評判です。

 ここでも、展示の中心となっているのは、Pentium4、DDR、Bステッピングの3つです。DFIらしくメインボード以外の展示はほとんどありません。付加機能よりも基本を充実させた作りです。

 

 

 多くの台湾メインボードメーカーが、工場を大陸に移している中にあって、台湾にも本格的な工場を持っている数少ない企業のひとつです。

 DFIのスタッフによると、大陸の工場はコストも安く台湾の10%だといいます。もちろん、DFIも大陸に工場を持っています。

 おもしろいと思ったのは、台湾に工場ないメーカがDFIにエンジニアサンプルやパイロットランの台湾での少数製造を依頼することです。
 本来はDFIにとっては競争者なのですが、台湾の人たちが寛容なのに驚きました。

 夜は、DFI設立20周年パーティに招待されました。20周年は短いようですが、多くの台湾メインボードメーカーが5年から10年くらいの歴史であるのに対し、20年というのは長いほうに属します。

 また、面白いのは、ASUSの社長やACERの社長とDFIの会長さんは、同じ台湾の鹿港という街の出身なのです。

 メインボードのテストは後日と言うことにしましょう。

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