4/19

ゲタ最新情報追加

シングルボルテージ・4倍が必要な場合

 ジュリアスが現在執筆中のアップグレード単行本のため,いろいろな実験を行いました.詳細は,本を買って読んでください,というわけですが,お裾分けをひとつ.
 旧マシンのアップグレードとしては,K6-2の300MHzくらいが無難だと思います.それ以上にしても,Windows95ではパッチプログラムが必要になりますし,メモリやグラフィックスの性能も問題になります.
 しかし,K6-2の300MHzの市場では品薄状態.ここで,脚光を浴びるのがIDTのWinChipシリーズです.

 値段も安くなかなかのものです.シングルボルテージ仕様でMMXに対応しています.しかし,240MHzで使おうと思ったら,システムバス60MHzの4倍に設定する必要があります.取り付けるマシンに4倍の設定がない場合にはないどうすればよいでしょうか.
 この場合にゲタを使うことができるのです.ゲタの電源関連ジャンパをすべてオープンにし,ゲタへの電源ケーブルを取り付けなければ,シングルボルテージで,倍数設定が可能です.
 このとき,JJプランドPegasusのリニアタイプ(電源の形式)なら,期間限定でクーラー付き5,000円以下という低価格です.もちろん,K6系のCPUも使うことができます.放熱の関係から,250MHzくらいまでが無難でしょうが.

 

(*) ゲタの電源には,リニアタイプとスイッチングタイプがある.


Copyright 1999 岩村益典