Julius Iwamura Hardware Page ======= 2001-08-19 Vol.7
登録/変更/退会は http://www.cqpub.co.jp/julius/
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□目次
  はじめに
  HANDY GIGA-BYTEその後
  USBドライブの認識について
  ASUSの新CD-RW
  DFI取材記その2
  あとがき
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#はじめに
 夏休みなのに、かぜをひいてしまい、体調不良です。今は日本ですが、この分だ
と台風の中、無理をして帰国する必要はなかったのでは、と思っています。しか
し、帰国後のお好み焼きは格別です。
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#HANDY GIGA-BYTEその後
 先のVol.5で紹介した、メーカー有限会社ユニバーサル・イメージの、USB接続
2.5インチハードディスクアダプタHANDY GIGA-BYTEを、現在データバックアップ
やハードディスク環境移行などに活用を始めています。
  メーカーのWeb http://www.u-image.co.jp/
 マニュアルには、このHANDY GIGA-BYTEをOS上で認識させる方法は詳しく記述さ
れているのですが、実際に使用するまでの過程について少し記述が少ないので細く
説明したいと思います。
 新しいハードディスクを購入した場合には、fdiskで領域を確保した後、フォー
マットする必要があります。WindowsMeではDOSモードが背後に隠れていて、初心者
には容易に使えないようになっています。そのため、HANDY GIGA-BYTEに新品の
ハードディスクを取り付けて、ドライバをインストールしてもハードディスクのア
イコンがマイコンピュータに表示されません。原因はfdiskで領域を設定していな
いからです。
 そこで、スタート-ファイル名を指定して実行を選択し、fdiskと入力してOKをク
リックします。これで、fdiskが起動するので、領域を設定してください。領域を
設定したら、再起動でハードディスクのアイコンがマイコンピュータに表示される
ので、Windows上で普通にフォーマットすればよいわけです。これで、使いこなし
はOKです。
#USBドライブの認識について
 さて、このHANDY GIGA-BYTEやその他のUSBドライブ、たとえばデジタルカメラか
らUSB経由でデータを転送したいとき、筆者の環境でトラブルが生じました。この
トラブルを経験している読者もいると思い、ここで説明しておきます。
 実は、筆者のシステムのひとつが、810Eを搭載したベアボーンで、筐体のフロン
トパネルとバックパネルにUSBコネクタがあります。フロントパネルのUSBコネクタ
はハブを介しているようです。取り付け、取り外しが簡単なので、フロントパネル
のUSBコネクタを使いたかったのですが、HANDY GIGA-BYTEやデジタルカメラを認識
したりしなかったりします。
 そこで、バックパネルのUSBコネクタに接続したら問題なく認識しました。デー
タの取りこぼしがあるといけないので、あまり推奨できないですが、別途短いUSB
延長ケーブルなどを接続しておくと、USB機器の接続時に筐体背面まで手を伸ばす
必要はありません。筆者は、延長ケーブルを使っていますが、トラブルは生じてい
ません。なお、モデムなどはフロントパネルのUSBコネクタで問題なく使用できて
います。
 以上のことがすべてのメインボードで適用できるとは限りませんが、トラブルが
生じたら、特にストレージ系はバックパネルのUSBコネクタを使ってみるというのは
良い方法でしょう。
#ASUSの新CD-RW
 ASUSに日本への新しい(?)マーケティングの人が登場しました。佐藤さんと言い
ます。簡単にメールのやりとりをしている状態ですが、もしミーティングが成功し
たら写真も紹介します。
 佐藤さんが今回送ってくれたのは、ASUSの 24x10x40x CD-RWドライブ「ASUS 
CRW-2410S」です。
 以下リリースを紹介します。なお、写真は現在請求中です。
 3つの最新データ書き込みテクノロジ:ZONE-CLV (Constant Linear Velocity)
ディスクの回転速度を変えながらデータを書き込む, FlexSS-BP, および 
BURN-Proofを採用し、バッファアンダーラン防止など、安定した高速書き込
みを実現する。CD記録フィールドのパイオニアである三洋電機が開発した書き込み
方式「BURN-Proof」の恩恵にあずかり、高いバッファアンダーラン防止を実現す
る。
 「CRW-2410S」は最大24倍速書き込み、10倍速書き換え、および40倍速読み込み
の多彩なマルチファンクションをひとつのドライブに凝縮する。
-ASUS CRW-2410Sの特徴
・マルチファンクション 最大24倍速書き込み/10倍速書き換え/40倍速 (CAV) 
 読み出し
・Ultra-Fast書き込み/書き換え速度: 650MB CD /4分 
・Zone-CLV (Constant Linear Velocity) 書き込み方式
・FlexSS-BP (Flexible Speed & Flexible Strategy) 書き込みスピード/クォリ
 ティコントロール技術
・BURN-Proofバッファアンダーラン防止機能/anti-coaster技術
・エンハンスト IDE (ATAPI PIO Mode 4)コネクタ
・オレンジブック Part II (CD-R) および Part III (CD-RW) 準拠
・ファーストランダムアクセスタイム: 130ms
・最新バンドルソフトウェアmulti-task CD-ROM 書き込み (Ahead Nero) 、編
 集、その他
・低ノイズ(動作中)
・2MBバッファ容量
・Half-height PC内蔵タイプ 
・対応OS : MS-DOS, Windows 95/98/2000/NT/Me
 ジュリアスとして気になるのは、付属ソフトウェアがどの程度まで日本語化して
いるのか?。そして、Half-height PC内蔵タイプとあるのですがサイズの記述が
ないので、そのあたりを確認したいこと。そして、予想価格です。
#DFI取材記その2
 DFIは台湾に自前の工場を持っている数少ないメインボードメーカーです。ほか
の台湾ボードメーカーがパイロットランをお願いします、という日本では信じられ
ないようなことが行われているようです。もうすぐATIのチップを使ったグラフィ
ックスカードをリリースします。今回は工場の写真を紹介します。
  http://www.cqpub.co.jp/julius/2001c/0819/index.htm
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#あとがき
 近く、新システムを作る予定です。DVD対応を本格的に行いたいことと、P-III
の1GBを使いたいからです。こうご期待!
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