GIGABYTEの本社は，新店市にあります．工場は，中正国際機場(空港)のある桃園にあります．日本でも古くからブランチオフィスを設置していたことからなじみの深いものです．設立は1986年です．

　月産300,000枚を生産する工場も見学しましたが，工場長さんは「本当はOEMもやりたいんですが，自社製品だけで生産が追いつかないんですよ」と言っていました．しかし，1998年は中華民国政府からも表彰され，株式も上場し，OEMも行うことになったようです．工場の詳細などは，近時リリースされる筆者の単行本を参照してください．
　日本担当のJamesさんは日本語も上手な方です．台湾の筆者の部屋にもよく遊びに来ます．

　今回も多くの新製品がリリースされます．ソケット370を搭載したシリーズも複数あります．筆者が入手した最新情報では，GA-6LA7というLXチップセットを搭載したATメインボードからリリースされるようです．アップグレードユーザーにターゲットを絞ったという印象です．
　また，1998年の夏頃から力を入れているグラフィックスカードです．最新は1998年12月リリースのGA-630というBanhsee搭載のグラフィックスカードです．最近のGIGABYTEのグラフィックスカードの特徴ともいえる青いPCBが魅力です．16MBのSGRAMを搭載したタイプがリリースされることになっています．

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