実験主体の集中講座
line
トップに戻る


開催要項

開催日程:こちらをご参照ください
時間:10:00〜17:00
受講料:45,000円(2日コース,テキスト代・実験用基板代・消費税含む)
定員:10名
会場 東京都豊島区巣鴨 CQ出版セミナ・ルーム

講座概要

本講座ではスイッチング電源を中心に,電源の開発・設計に必要な回路の知識,部品選定などのノウハウを,実務経験豊富な講師陣が実験を取り入れながら懇切に指導します.

●カリキュラム

実習・電源回路入門 [電源回路実務設計シリーズ1]
〜電源の測定方法方法とトランス・コイル設計と非絶縁型降下,昇圧コンバータの設計〜

1日目
 1.リニアおよびスイッチング電源の測定方法の基礎と実際
  1-1 各種電源の静特性,動特性,高調波電流,EMCノイズなど
  1-2 電源の基本測定器のディジタル・オシロ,電流プロープ,ディジタル電力計,リプル・ノイズ実演
 2.トランスやコイル,磁性材料の特性と基礎知識
  2-1 磁性材料やトランス,コイルの材料の使い分け,特性,および基礎知識
  2-2 スイッチング電源用のインダクタの製作実習
  2-3 最新の共振型トランスとPFCコイル,およびアモルファス・コイルの設計ノウハウ

2日目
 1.降圧形,昇圧形コンバータの基礎と実際
  1-1 発振周波数約500KHzのPOLコンバータの設計
  1-2 教材用基板を使った実習による動作の理解

実習・スイッチング電源回路の設計 [電源回路実務設計シリーズ2]
〜絶縁型フライバック,フォワード(アクティブ・クランプ)コンバータの設計〜

1日目
 1.フライバック型コンバータ
  1-1 動作原理と設計方法を解説
  1-2 教材基板による定格出力10W〜20Wクラス(24V→12V)フライバック型コンバータの実験実習

2日目
 2.フォワード型コンバータを解説
  2-1 定格出力20W〜30Wクラス(24V→3.3V)フォワード型コンバータについての実験実習


講師紹介


吉岡 均 氏
ユタカ電機製作所勤務ののちHYラボラトリを設立.
20年以上スイッチング電源の開発に従事.
同期整流DC-DCコンバータ,FFC(力率改善)などを手がける.
とくに電源制御用ICについて幅広い知識と経験をもつ.


森田 浩一 氏 工学博士
サンケン電気(株)勤務ののち(有)オフィス・モリタ設立.
40年近く大型整流器電源,スイッチング電源の開発に従事.
共振電源において学位取得,関連の特許,論文発表多数.


鶴谷 守 氏
電源設計コンサルタント.
元サンケン電気(株)勤務.
30年以上,大型整流器電源から産業機器用,民生機器用など幅広い
分野のスイッチング電源の開発に従事.


布施 和昭 氏
電力測定機器メーカとを経て(株)タムラ製作所に勤務・退職.
10年以上,電力機器の計測,監視装置の設計を経験し,その後
OA機器,制御機器,医用機器用のスイッチング電源の開発に20年
近く従事.

実験用回路基板

4種類の電源回路基板を使って実験を行います.
基板は講義終了後お持ち帰りいただき復習などにお役立ていただけます.
・降圧型電源回路実験基板
・昇圧型電源回路実験基板
・フライバック型コンバータ回路実験基板
・フォワード型コンバータ回路実験

受講対象

・基礎的なアナログ回路の設計経験はある.
・三端子レギュレータによる電源回路設計の経験がある.
・ディジタル・オシロスコープの操作ができる.
・有効電力,無効電力,力率,高調波電流などについて教科書などで学んだことがある.
・FET,ダイオードなどの半導体や,電気部品のデータシートを読むことができる.
・電源の静特性(入出力特性,効率特性)を測定したことがある.
・定電圧ダイオードやフォトカプラ,アルミ電解コンデンサなどは温度による影響を受けやすいことを知っている.

受講お申込み手順

1.受講申し込み
こちらをご参照ください.

2.請求書の送付
お申し込みの確認後,請求書を送付させていただきます.
講座開講1週間前(同じ曜日)までに受講料を弊社指定口座にお振込みください.
※振込手数料はお客様のご負担となります.
※受講料にはテキスト代,教材費,消費税が含まれております.

3.受講票の送付
受講料のお振込み確認をもって受講手続が完了となります.受講票を送付させていただきますので当日必ずご持参ください.

4.受講取り消し
お客様のご都合による受講料振込後のご返金はできませんので,あらかじめご了承ください.

5.講座開催の中止
募集後,定員に満たない場合は講座の開催を中止させていただく場合がございます.あらかじめご了承ください.