特集１ 新時代のモービル運用
HF帯〜430MHz帯をカバーするコンパクトなリグ，そしてモービル・アンテナが市販されるようになり，手軽にモービル運用が楽しめる時代となりました．特集１では，モービル運用の魅力紹介をはじめ，モービル・シャックの構築法，運用テクニックなど，ハム入門にオススメといえるアマチュア無線の楽しみ方を紹介しています．
特集２ 高出力対応，車の電源ライン強化策
ハンディ機を除いて無線機には電源を供給する必要があります．モービル・シャックでは，車の電源をいただいてくることになります．車の電源は電装品のために考えられており無線機のことなど考慮されていません．不用意に取り出すと車そのものにダメージを与えかねません．そこで車から安全に大電流を取り出す方法と注意点を解説します．
◆解体選書/開発者が語る新製品
八重洲無線 MARK-V FT-1000MP
出力200W，アナログ・フィルターとDSPディジタル・フィルターを組み合わせた違和感のない帯域特性，強電界の妨害信号排除能力の向上など，ベテランHFファンを意識したMARK
V FT-1000MPのテクノロジーを製品の解体詳細写真と開発者でのインタビューで徹底的に紹介します．
◆製品モニター・レポート
タスコ電機 TSS-1
パソコンSSTVの同期ズレを補正するための基準信号発生器として登場したTSS-1．先月号での機能の説明では詳細がつかめなくて・・・という方のために，実際にTSS-1を使用し，どのようなときに効果
があるのかを解説していきます．
◆Ham & Computer
WINQSL-PRO ユーザー・レポート
ドイツのアマチュア無線家が編集発行するコールブックを備えたQSLカード・マネジャー検索も可能なCD-ROMです．約７万局のQSLカード・マネジャー・リストが掲載された同CD-ROMのインストール，使い方を解説します．
◆ユニットで作る 50MHz DSB
トランシーバー製作教室
先月号までに回路解説と送信部，受信部を作った50MHz DSB機の局発部の解説から，仕上げの組み立てへと進み，試作機を完成させます．
◆新・電気街日記
ドットマトリクスLCD表示器を使う
東京・秋葉原を中心とした電気街で見つけたちょっと気になる部品やユニットの使い方や実用品に組み上げるまでを紹介するページ．今回はドットマトリクスのLCD表示器実用化のヒントを紹介します．
◆電子QSLカードの可能性を探る
インターネットを使って交信の記録をやり取りし，確認された交信は認証システムを使って，即時QSLカード発行．そんな夢のような話が現実になりつつあります．ここでは，実用化一歩手前まで来ている電子QSLカード発行システムについて解説します．
◆HAM RADIO JOURNAL
使ってみよう太陽電池
電波の元は電源．環境問題が叫ばれる昨今，アマチュア無線にもクリーンなエネルギー”太陽電池”を活用してみませんか．太陽がさんさんと降り注ぐ夏真っ盛り．あたなも本記事を参考に無限ソーラー・エネルギーの活用にチャレンジしてみてください．
CQ
ham radio 2000年8月号