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複数の垂直アンテナの位
相給電によるビーム化
7MHz 4SQUAERバーチカルアンテナ
7MHzのアンテナにおいて位
相給電をする目的は,指向性を持たせることと利得を得ることにあります.ビーム方向を切り替えることにより,特に混信を軽減することができ,DX通
信には有利になります.ローバンドのアンテナのビーム化は,VHFの八木アンテナのようにシャープな指向特性が得られなくても,サイドやバックからのQRMを少しでも軽減できるので,ローバンド受信において特にその特性が活かされます.これらは実際に運用してみるとよくわかるでしょう.ここでは,位
相給電するとパターンがどのように変化するのかを理解し.4本のバーチカルアンテナで6組のアレーを持つ4SQUAREアンテナについて解説します.
受信性能を中心に測定した
ICOM IC-756PRO II の特性
最初のIC-756PRO
IIの試用記を書いてから,早いもので6カ月が経過しようとしている.IC-756として,最初の型がデザインされてから7年.しかし,外観に大きな変化こそなければ,内容はまったく変化していると感じて慎重に聞きこんだ.昔,オーディオアンプで音色が変わることが感じられた時代には,まさかアマチュア無線の機器がここまでくるとは思ってもいなかったのだ.
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