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パソコンで拡張するアマチュア無線
トランシーバの制御から測定までパソコンをフルに活用 |
本特集では,パソコンを使って新しいモードや無線機操作を行うためのノウハウと実例をわかりやすく紹介します.話題のPSK31や画像通信/無線機の表示をパソコンのディスプレイでコントロールする/ログ(ソフト)とリグを連携するなど,身近で便利な物にスポットをあてます.また,周辺機器と組み合わせるフリーソフトの活用も見逃せません.リグ+パソコンの運用スタイルを身近にします. |
■PKS31システム構築法
いろいろなデジタル通信モードの中で,RTTYと並んでDXerの間で人気を得ているのがPSK31ですが,その運用にはパソコンと無線双方の知識を必要とするため,始めたくても二の足を踏んでいる方もおられるかと思います.しかし,その構築は思っているほどむずかしくありません.本稿では簡単にPSK31を運用するためのシステムの作り方について紹介します.
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■パソコンでトランシーバをコントロール
最近のトランシーバは,PSK31やSSTVなどに対応したアクセサリ端子のみならず,周波数やバンドなどをパソコンからコントロールするための端子が搭載されています.以前からCATシステム(YAESU)やCI-V(ICOM)など,トランシーバをパソコンでコントロールする機能はありましたが,最近はRS-232C端子となり,パソコンと親和性の高いトランシーバも多いようです.本稿では,メーカー製コントロールソフトとしてケンウッドST-2000専用ソフトARPC-2000,また多種のトランシーバに対応したフリーウエアのCommander,そしてFT-100に特化したシェアウエアCAT100を紹介します.
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■お手軽自動DXワッチシステムの構築!
昔はトランシーバにTNCを接続し,パケットクラスターのノードからDX情報を見ていました.最近は,インターネットを利用してWebブラウザでDX Summit(世界的に有名なWeb Cluster)を眺めている方も多いと思います.そして,表示された局の周波数/モード情報を見ながら,何気なくその都度トランシーバを操作する…ブラウザとトランシーバではこのような繰り返しをされていることでしょう.そこでDXクラスターからの情報をパソコンからトランシーバに送り,周波数などを自動的に制御するシステムを構築しました.名付けてFLTermです.
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