1972年の歴史

0130=イギリス軍,市民権を要求するデモ隊に発砲.北アイルランドで“血の日曜日”.
0219=連合赤軍の5人が軽井沢のあさま山荘に人質をとって閉じこもり,機動隊と銃撃戦を展開.連日テレビで実況生中継.
0203=札幌冬季オリンピック開催.
0530=日本人の武装ゲリラ3人がテルアビブの空港で銃を乱射.
0515=沖縄,27年振りに日本へ復帰.
0611=通産大臣田中角栄氏,「日本列島改造論」発表.
0929=田中角栄首相と周恩来首相が共同声明に調印.日中国交正常化.
1222=アンデスの遭難者16人,“死んだ仲間の肉を食べて”生還.

0203=札幌オリンピック冬季大会会場にJA8IOC局を設置. JARL会員であれば外国人アマチュアを含めだれでも運用でき,延べ683名が運用,全交信局数2万1167局,うち外国局870局.(〜13日)    
0515=沖縄が本土復帰し,プリフィックスKR8はJR6に.
0528=第14回JARL通常総会,愛媛・松山市民会館で開催.
0701=ITU主管庁会議で国際的な周波数表示としてきめられたヘルツ(Hz)が採用されたが,サイクル呼称になれたアマチュアの間ではしばらく混乱が…….
07--=JARL会費,月額150円,終身会員3万円.
0729=アマチュア無線再開20周年記念式典,東京・赤坂プリンスホテルで開催.
1016=メッセージ記憶装置,144/28MHzレピータ,28MHz帯ビーコンなど,初の本格的通信衛星としての機器が積み込まれたオスカー6号が打ち上げられ,多くのハムが利用.群馬県富岡市の松坂泰氏(JA1ATL)は札幌市の佐藤正紀氏(JA8PL),同・内野行禮氏(JA8ARS)などと144MHz SSBでの交信に成功.
1102=アメリカについで,西ドイツ・ハムによる日本国内での運用が可能に.
1103=アマチュア無線を通じて社会に多大な貢献をしたことで,梶井謙一氏(JA1FG)に勲四等旭日小綬章.
----=有野勇氏(JA3XKM)が144MHzで初のJCCを完成.
----=岐阜移動クラブが1.2GHzで大台ケ原山−西伊豆間250kmの交信に成功.前年達成した150kmの記録を更新.
----=真中二郎氏(JA1MCU),日本初の5バンドDXCC完成.
----=井上電機製作所からPLLシンセサイザー搭載の144MHz帯モービル用トランシーバーIC-200登場.
----=八重洲無線より本格的50MHz帯SSB機FT-620,モービルHFトランシーバーFT-75登場.
----=ケンクラフトから50MHz帯SSBトランシーバーのキットQS-500登場.
----=日本電業から144MHz帯SSBトランシーバーLiner-2登場.
----=スタンダードから430MHz帯FMトランシーバーSR-C432登場.4万9500円.
----=CQ誌12月号(No.318),580頁,250円.




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