1976年の歴史

0108=中国の周恩来首相死去.78歳.
0204=アメリカ上院で「ロッキード事件」発覚.
0508=植村直巳,犬ゾリで北極圏1万2000kmを単独で走破.
0717=第21回オリンピック大会,カナダ・モントリオールで開催.コマネチ(ルーマニア)登場.
0704=アメリカ,「建国200年祭」開催.
0727=前首相田中角栄,ロッキード事件に関する収賄容疑で逮捕.
0909=毛沢東,82歳で死去.

0101=アマチュア無線による宇宙無線通信業務が郵政省の省令改正(昭和50年12月1日公布)により明
   確化され,通信事項に宇宙無線通信の業務を記載することが必要に.
0101=JARLは新V・UHF帯使用区分の第1段階を実施し,50および144MHz帯のFMナロー化(40→16kHz)をはかる.
0119=八木-宇田アンテナの発明者で,元JARL会長の八木秀次博士が逝去,享年89歳.
0124=郵政省告示によりSSTVやRTTYなどの送信機の付属装置が軽微な変更として届出で使えるように.
0126=JARLの養成課程の実施方法に対し,郵政大臣より警告がなされ,改善に乗り出す.
0201=IARU(国際アマチュア無線連合)第3地域連合第3回総会(1975年香港)の決定にもとづき,同連合の機関誌「Region 3 News」第1号をJARLにより発行.
0307=JARL会員数6万7665名.
0416=IARU世界会議がアメリカのマイアミ・ビーチで開催され,25カ国より約80名が出席.JARLからは会長・原昌三氏(JA1AN)が出席.WARC-79(世界無線通信主管庁会議)に向けての対処方針を討議.(〜17日)
0522=JARLは創立50周年を記念して沖ノ鳥島DXペディション(団長・有坂芳雄氏JA1HQGほか9名)を実施.7J1RLの呼出符号により73カントリー,8931局と交信.折からの200カイリ問題もあり,一般にも話題に.(〜6月7日)
0530=第18回JARL通常総会を富山県高岡市の高岡市民会館で開催.約1000名出席.会長に原昌三氏(JA1AN),副会長に岡本次雄氏(JA1CA),神戸幸生氏(JA2JA),専務理事に内山敏明氏(JA1LR)が就任.なおこの総会から,それまで恒例だった総会後の抽選会を廃止.
0710=JARL主催6m and Downコンテストの開催時間が,今回より3時間短縮されて18時間に.(〜11日)
0923=JARLは東京・文京区の椿山荘において創立50周年記念式典を挙行,功労者255名を表彰.海外10カ国から12名の来賓を加えた約400名が出席.式典後の祝賀会には常陸宮ご夫妻をお迎えし,約300名参加のもとに開催.
0923=JARL創立50周年記念事業として準備されていた「アマチュア無線のあゆみ−日本アマチュア無線連盟50年史−」をCQ出版社より刊行.
0925=第2回全日本ハムベンション,静岡県朝霧高原で開催.JARLは創立50周年を記念しこれを後援.26日には三笠宮宣仁親王殿下がご来臨.また記念局8J2HAMを運用.(〜26日)
0926=JAMSAT(日本アマチュア衛星通信協会)が製作した衛星用トランスポンダー疑似衛星用実験局(富士山山頂JS3AK),制御用実験局(朝霧高原・JS3AL),そのほか衛星を通信の相手とする実験局2局(東京・JS2FK,名古屋・JS3AM)を開設し,衛星を介して東京−名古屋間で通信実験.
1001=名古屋市中村区のガーデンビルに養成課程JARL東海ハム教室を開設.
1024=第1回JARL北陸ハムシンポジウムを福井県敦賀市の敦賀勤労福祉センターで開催.
1029=山形県酒田市の大火に際し,JARL酒田クラブが非常通信で活躍.
----=八重洲無線から国産初の全ソリッドステート・オールモードHFトランシーバFT-301登場.
----=トリオからディジタル周波数表示のオールモードHFトランシーバーTS-820登場.
----=北辰産業から144MHz帯FMトランシーバーHS-144登場.
----=CQ誌12月号(No.366),546頁,380円.



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