1977年の歴史

0120=ジミー・カーター,アメリカ大統領に就任.
0424=日本,高速増殖炉「常陽」の臨界試験成功.
0713=ニューヨーク,大停電.
0816=エルビス・プレスリー,心臓麻痺で死去.42歳.
1122=パリ−ニューヨーク間に超音速ジェット機,コンコルド就航.

0212=WARC-79に備えJARLが設置したWARC対策委員会(委員長・小室圭五氏JA1KAB)の初会合,東京・青山のダイヤモンドホールで開催.
   
0306=430MHzでの月面反射通信(EME)において,福岡県久留米市の森七郎氏(JA6CZD)が米ニュージャージーのK2UYHとの交信に成功.翌7日にはルクセンブルグのLX1DBとの交信に成功(わが国初の430MHz帯500W+16エレ八木2段4列使用).
0307=JARL会員数7万8268名.
0330=東京・早大理工学部で開催されていた昭和52年度電子通信学会全国大会で,日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)会長・森本重武氏(JA1NET)が「アマチュア衛星の製作と実験」,倉地孝一氏(JG1CDM)が「アマチュア衛星搭載用トランスポンダ」,水野邦昭氏(JA3MSE)が「マイクロプロセッサを用いたアマチュア衛星用テレメータ・コマンドコントロール装置の試作」というテーマで講演.
0517=第9回世界電気通信日に特別記念局8J1ITUを東京・千代田区の逓信総合博物館に開設(運用期間5月15日〜22日).
0529=第19回JARL通常総会(さくらんぼ総会),山形・天童市市民文化会館にて開催(1500名が出席).塚村泰夫(JA3AU,exJ3CW)を名誉会員に推挙.前日には,初の総会前夜祭など各種行事を実施.
0709=IARU主催のコンテスト「ラジオスポーツ・チャンピオンシップ」の第1回実施.(〜11日)
0729=JARL,V・U1000,1200/2300/5600MHz各アワードの発行開始.
07末=50/144MHzビーコン電波を三重県朝熊山よりJA2IGYの呼出符号で発射開始.
0820=JARLはWARC-79に備え,郵政省に周波数分配の要望書を提出.
0923=過去2回の全日本ハムベンションを継承し,JARL主催により第1回アマチュア無線フェスティバルが東京・中央区晴海の東京国際貿易センター南館において開催され,2万6000名が来場.記念局8J1HAMが運用され,24日には小宮山郵政大臣が視察.(〜25日)
0923=アマチュア無線再開25周年記念式典を東京・中央区のホテル浦島において開催,功労者55名を表彰.
0924=昭和2年に私設無線電信無線電話実験局として認められた,わが国のアマチュア無線局開設50周年にちなみ,記念切手が発行され,東京・港区のホテルオークラにおいて,小宮山郵政大臣を迎え関係者約150名出席のもと「日本アマチュア無線開設50年記念式典」を行い,大臣よりJARLへ記念切手を贈呈.
1003=ARRLがサテライトDXCCの発行を開始.
1009=東京都豊島区巣鴨のJARL事務局に第2イソノビル分室を設け,事業課,JARL技術研究所,JA1RLなどを配置.
1029=ベネズエラ(YV5ZZ)とアルゼンチン(LU1DAU)の間で,144MHzでのTEP(赤道横断伝搬)成功.
1219=坂野三郎氏(JA9IOC)が430MHzで初のAJDを完成.
----=井上電機製作所からHF帯オールモード・トランシーバーIC-710登場.21万2500円.
----=日本電業から430MHz帯SSBトランシーバーLiner-70A登場.
----=富士通テンから,430MHz帯のセットと組み合わせて使用する,1200MHz帯のバラクタ・ダイオードによる逓倍方式のトランスバーターUFC-833A登場.
----=CQ誌12月号(No.378),562頁,380円.



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