1987年の歴史
 
 
 
0401=国鉄が分割・民営化.11のJR法人が発足. 
0717=石原裕次郎死去. 
1019=ニューヨーク株価大暴落.20日の東京証券取引所でも3836円48銭安(過去最高)を記録. 
  
0123=ノルウェー領ピーター?世島DXペディション.オペレーターはLA1EEアイナーら.(?2月2日)  
0125=JARLではアメリカとカナダにおけるアマチュア無線の制度,運用・利用状況(主としてフォーンパッチ関係)を視察・調査するための調査団を派遣.(?2月8日)  
0202=JARL会長・原昌三氏(JA1AN)が,スイス・ジュネーブで開催されたWARC(世界無線通信主管庁会議)HFBC(短波放送の周波数割当てなどを協議)に日本政府委員として参加(?3月8日).「7.0?7.1MHz帯で放送を行っている国の主管庁は,その運用停止を確保するため必要な措置をとること」などを決議.  
0207=JARL会員数14万905名.  
0225=オーストラリアとの相互運用が発効.  
0315=フランスとの相互運用が合意.発効は5月15日.  
0331=昭和58年4月から続けられたきた“JAS-1募金”終了.目標額1億5000万円に対して,募金総数2万2106件,金額1億3699万1744円だった.  
0331=郵政省電気通信局調べのエリア別アマチュア無線局数,アマチュア無線技士数(昭和62年3月31日現在)は,つぎのとおり.  
      1エリア =17万7766局   6エリア = 7万6299局(うち沖縄4790局)  
      2エリア = 9万9069局   7エリア = 6万4647局  
      3エリア =13万5285局   8エリア = 4万7282局  
      4エリア = 5万5354局   9エリア = 2万1434局  
      5エリア =3万6790局   φエリア = 3万5484局  
               全国合計   74万9414局  

      1アマ=1万2070名     電信級= 8万4399名  
      2アマ=4万6749名     電話級=132万7895名  
                合計     156万1113名  
0401=アマチュア無線国家試験受験料,1アマ4000円,2アマ3400円,電信級/電話級2300円に改定.落成および変更検査手数料も同時改定.  
0421=「電気通信術の試験の方法」の一部が改正され,受験者が持参した電鍵でも適当と認められれば使えるように.使用が認められるのは,標準型,複式,半自動,自動の各種.  
0508=世界電気通信日で特別記念局8J3ITU,8J4ITU,8J6ITUを開設・運用.(?17日)  
0523=溝口皖司氏(JA1BK)のDX殿堂(米CQ誌の“DX HALL of Fame”)入りの祝賀会開催.日本人初の快挙で,世界でも27人目の受賞.  
0524=熊本市立熊本博物館に,過去の名機や資料を展示するアマチュア無線博物館オープン.  
0525=シラハ(CIRAJA=Circulo Radioficionados Argentino-Japones/アルゼンチン?日本,アマチュア無線協会)の会長ロベルト・レオーネ氏(LU9CR)と副会長のホセ・ボニッチー氏(CX3DDZ)が来日,JARL事務局を訪問.  
0531=第29回JARL通常総会(びんご総会),広島県福山市の福山ニューキャッスルホテルで開催.1800名参加.  
0531=「アマチュア無線のあゆみ(続)?日本アマチュア無線連盟60年史=昭和51?61年?」(CQ出版社発行)出版.  
0601=日仏相互免許を祝い,在日フランス人アマチュアの主催で祝賀パーティー開催.  
0605=JARL第5次親善訪台団(団長・林義雄氏JA1UT)が台北市のBV2BのシャックからBVφAEのコールサインで運用.同地では初めての50MHzで1663局と交信したのを含め,2463局と交信.(?11日)  
0613=マレーシアのクアラルンプールでIARU第3地域連合(アジア・太平洋)の理事会開催.(?15日)  
0619=JARL会長・原昌三氏(JA1AN),西ドイツのフリードリッヒハーフェンで開催されたドイツ・アマチュア無線連合60周年記念式典に出席.  
0623=ソ連がふたつのアマチュア衛星,RS10,RS11を打上げ成功.  
0701=アマチュア衛星「ふじ」打上げ成功を記念し,JARLで“アマチュア衛星ふじアワード”の発行を開始.  
0701=JARL事務局の機構改革にともない,広報部を新設.また事業部は廃止された.  
0711=山形・米沢市で「第3回東北無線の祭典」開催.延べ800名入場.(?12日)  
0719=愛知・名古屋市公民館で第19回ハムの祭典開催.  
0725=第9回430MHz全国伝搬通信実験実施(同実行委員会).韓国?北海道間QSOに成功.(?26日)  
0725=第13回2mSSB全国移動通信実施(同実行委員会).沖縄?北海道間QSOに成功.(?26日)  
0729=東京・港区の青山ダイヤモンドホールで,日本のアマチュア無線再開35周年を祝う祝賀パーティー開催.  
0808=JARL第9次訪中団,北京,蘭州,敦煌訪問.(?20日)  
0808=第5回50MHz AM全国一斉移動実施.(?9日)  
0821=“ハムニケーションしよう”をテーマにハムフェア'87が東京・晴海の東京国際貿易センター新館で開催された.延べ5万4000名来場.(?23日)  
0822=東京・晴海のホテル浦島で第7回東京DXコンベンション開催.(?23日)  
0822=東京・晴海グランドホテルで全国パケット通信コンファレンス開催.(?23日)  
0905=10mFM全国一斉サービスデー実施.(?6日)  
0912=大阪・東区のOMMビルで第8回大阪ハムフェスティバル開催.約6500名入場.(?13日)  
1001=電波法が改正され,オーバーパワーに対する罰則が「1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する」に強化される.  
1001=米CQ誌がRTTY WAZの申請受付を開始.難波田了氏(JA1ACB=MIX),桑山幹夫氏(JR2CFD=20mシングル)らが即座に獲得.  
1019=ITU(国際電気通信連合)主催の“テレコム'87”,ジュネーブで開催.JARLはアマチュア衛星「ふじ」の模型を出展.(?27日)  
1023=中国・上海市のBY4AA徐儒台長と専任オペレーターの陳馨女史が来日,JARL事務局を訪問.  
1101=富士山麓・朝霧高原グリーンパークで第1回FOXテーリング全国大会開催.中国,韓国などから外国人選手も参加.特別記念局8J2FOXも開局・運用(10月24日?11月1日).  
1114=福島・郡山市の南東北総合卸売センターで南東北ハムベンション開催.(?15日)  
1115=アメリカIEEEとIEICEの主催で,東京の京王プラザホテルで“グローブコム'87”が開催され,山下JARL技術研究所所長(JS1UKR)が「アマチュア衛星ふじ」,秦正人氏(JA3ODC)が「パケット通信について」,新井宏之氏(JG1IIK)が「アンテナテクノロジー」の各演題で講演.(?18日)  
1126=第6次親善訪台団(団長・難波田了氏JA1ACB)は,台湾でRTTYを初運用.コールサインはBVφRYで,BV2Bのシャックからの運用.49カントリー498局と交信.(?12月1日)  
1206=西ドイツの宇宙飛行士として米宇宙船スペースシャトルに乗り込み,同船内でアマチュア無線局DPφSLを運用した(1985年10月30日?11月7日)エルンスト・メッサーシュミット氏(DG2KM)が来日,JARLで歓迎会開催.  
12--=中国無線電運動協会(CRSA)の秦篤訓主席から「中国が7MHz帯の放送電波を完全に停波した」旨の書簡到着.7MHz帯から短波放送が一掃され,同バンドは名実ともにアマチュアのものに.  
----=八重洲無線から小型ゼネカバHF帯オールモード・トランシーバーFT-747登場.  
----=日本マランツから144/430MHz帯FMデュアル・ハンディ機C500登場.  
----=CQ誌12月号(No.498),530頁,450円  
 
 

 
 
 
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