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Contents

Embedded UNIX Vol.6 目次
第1特集 
ツールの連携とシステムのしくみを理解する
ゼロから始めるLinuxシステム構築
特集執筆:西田 亙
  • 序章 何がわからないのか? 何を理解すれば良いのか?
    真にLinuxを理解するために
  • 第1章 各コマンドの連携を理解し,プログラム開発の流れを知る
    GNU開発ツールを使いこなす
  • 第2章 Linux上でプログラムがどのように動いているのかを理解する
    システム・コールから捉えた実行可能ファイル
  • 第3章 カーネルのしくみからプログラムが実行される原理を理解する
    Linuxカーネルとルート・ファイル・システムの融合
  • 第4章 最小構成の実用的なLinuxシステムを作り上げよう
    USBメモリを活用した可搬型Linuxシステムの構築
第2特集 
CPUモジュールを使用した
Linuxワンボード・コンピュータ開発記
特集執筆:成松 宏
  • プロローグ
    Linux搭載ワンボード・コンピュータ開発の経緯
  • 第1章 仕様の決定からROMモニタの作成,tftpの実装まで
    試作版ワンボード・コンピュータの製作
  • 第2章 Linux kernelの構築からポーティング,ドライバ/ファイル・システムの作成まで
    ワンボード・コンピュータへのLinuxの移植
  • 第3章 使いやすさと拡張性を重視し,設計情報をすべて公開
    製品版ワンボード・コンピュータ N-Card
連載
  • 基礎からのデバイスドライバ作成講座(第4回)
    組み込みLinuxシステムにおけるドライバの開発 (日高 亜友)
  • 組み込みNetBSD開発 Step by Step(第2回)
    カーネルの構築とブート・ローダの設計 (斉藤 誠)
  • Linuxエンジニアリングツール簡単入門(第3回)
    複素数 (松田 七美男)
一般/読み物
  • OPINION
    Linuxとダウンサイジング (旭 征佑)
  • Embedded UNIX News


次号予告
次号以降の「Embedded UNIX」について

 今がまさに旬であるといえる「組み込みUNIX」を専門に扱う媒体としてご好評をいただいております本誌ですが,次号より不定期刊行とさせていただくことになりました.
 オープン・ソース・ソフトウェアの世界は,ドッグ・イヤーとも称されるように,非常に速い速度で時々刻々と変化しております.しかし,ソフトウェアのリリースと,その成果が製品に活かされて実用の域に達するまでには多少の時間の開きがあることも事実です.
 昨年末にリリースされたLinux Kernel 2.6.0は,Linuxが本格的に組み込み用途へと対応したという画期的なカーネルですが,仕様はわかっているものの,その内容を実際に理解し,機能を使いこなすだけの技術を修得して製品化するまでには,まだしばらくの時間が必要になります.
 次号よりの不定期刊化は,組み込みUNIXの情報を,読者の皆様が,すぐに役に立てられる形で提供できるだけのノウハウや成果物が蓄積されるまでの「熟成期間」が必要になるためであると,ご理解いただければ幸いです.
 これから「組み込みUNIX」の世界は,以前にも増して加速し続けてゆくことでしょう.そして,「組み込みUNIX」の知識や開発事例,プログラミングなどの知識は,今後,ますます必要とされてくることでしょう.
 本誌は,そういった読者のご要望にお応えし続けてゆきたいと考えております.  本誌が読者のご要望に十分にお応えできる情報を満載して,再び書店の棚に並ぶ日まで,しばらくお待ち下さい.
 今後とも弊誌を何とぞ宜しくお願い申し上げます.

編集担当:大野 典宏
 
MAIL お問い合わせは「Embedded UNIX」編集部まで:こちら
 
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