Windows 95/NT対応VHDLシンセサイザ

この商品は取扱いを終了いたしました

画面例1

ASYL+/CQ版のWindows98対応について
　ASYL+/CQ版は，Windows98上で動作しますが，その結果については何ら検証されておりません．
　Windows95またはNTでお使いいただきますようお願いいたします．
　Windows98上で本ソフトウェアを運用した結果についてはユーザ各自で評価いただきますようお願いいたします．

概要
　ASYL+/CQ版は，MINC-IST社が開発したVHDLシンセサイザで，オリジナル版はActel社のFPGA開発ツールであるDesigner Seriesに採用されているなど，実績のあるものです．ASYL+/CQ版の操作は極めて簡単で，少数のWindowsのメニュ・コマンドを実行するだけで，コンパイルから論理合成までを自動的に行うことができます．
　また，コンパイルや論理合成のようすはメイン・ウィンドウにリアル・タイムで表示されます．
　ASYL+/CQ版は，VHDLで記述した設計情報を入力でき，モジュールあたりのI/O数が64までとゲート数が1000相当までの設計の論理合成が行えます．
　なおASYL+/CQ版は，CD-ROMドライブを装備したWindows95，NT3.51およびNT4.0の動作するDOS/V機上で動作します(PC98シリーズでは動作しません)．

ASYL+/CQ版は使用するFPGAに対応したネットリストを出力
　ASYL+/CQ版(以下ASYL)は，入力されたVHDLソースの解析と論理合成を行い，対象のFPGAの開発ツールに対応したネットリストを出力します．　たとえば，VHDLで記述した設計情報をASYLに入力し，対象FPGAとしてAltera社のFLEXを指定して処理を行えば，ASYLの出力したAHDL形式のネットリストをFLEXデザイン・キット/CQ版に付属のMAX+plusⅡで処理することができます．

ASYL+/CQ版の操作はプルダウン・メニュを実行
　ASYLの基本操作は非常に簡単で，ソース・ファイルとファイル・フォーマット(VHDL)，ターゲット・デバイス，ネットリスト・タイプおよびネットリスト・ファイル名の五つのパラメータを設定ウィンドウ内に入力するだけで，コンパイルからネットリスト生成までのすべてを自動的に処理します(図1)．

[図1]　ASYL+/CQ版でのパラメータ入力例
しかし，ターゲット・デバイスにあわせた細かな合成パラメータも設定可能で(図2)，パラメータについての説明も日本語オンライン・マニュアルとして本商品に付属のCD-ROMに収録されています．

[図2]　デバイス・パラメータの詳細設定ウィンドウ>

ASYL+/CQ版は多数のデバイス・ファミリをサポート
　ASYLは，Altera，Actel，Cypress，Quicklogic，Xilinx社などのプログラマブル・デバイスをサポートしていますが，表1に示すように合計で24種類のプログラマブル・デバイス・ファミリをサポートしています．

[表1]　ASYL+/CQ版のサポート・デバイス

ベンダサポート・デバイス・ファミリ

Actel社 ACT1，ACT2/1200XL，ACT3，3200DX

Altera社 FLEX，MAX5K，MAX7K，MAX9K

Atmel社 AT6K002

Cypress社 pASIC，FLASH370

Motorola社 MPA1000

Lattice社 GAL，pLSI

Lucent(AT&T)社 ORCA

QuickLogic社 pASIC

VANTIS(AMD)社 MACH，PAL

Xilinx社 XC3000，XC4000，XC4000e，XC5200

ASYL+/CQ版とFLEXデザイン・キット/CQ版は組み合わせて使える
　ASYL+/CQ版の使用例として，小社が販売するプログラマブル・ロジック開発ツールのFLEXデザイン・キット/CQ版と組み合わせた使用例を簡単に説明します．
　VHDLソースを作成したら，ASYLで論理合成を行いますが，図3に示すように，Input/Project File Nameの欄にはVHDLソース・ファイル名を，Input FormatはVHDLを指定します．また，Target TechnologyにはAltera_FLEXを，Output FormatにはAHDLをそれぞれプルダウン・メニュから選択します．
　最後にOutput File Nameとしてネットリストを格納するファイル名を指定します(AHDLフォーマットの場合，拡張子は通常tdfとする)．
　論理合成が終了したら，MAX+plusⅡを使って配置/配線を行います．MAX+plusⅡの[File]-[Project]-[Name]メニュを使って，ASYLが生成したAHDLネットリストを指定します．以降，ターゲット・デバイスとしてFLEXデザイン・キット/CQ版に付属のEPF8282を指定してコンパイルを行えば，コンフィグレーション・データが生成されるので，ピン割り当てを確認してこれをダウンロードします．

[図3]　各パラメータの設定例

ASYL+/CQ版のファイル・フォーマット
　以下に示すファイル・フォーマットでの出力が可能なので，各メーカのツールとのインターフェースが可能です．
AHDL，DSL，EDIF，LDF，PALASM，PLDASM，PLUSASM，QDIF，VHDL，XNF

ASYL+/CQ版の仕様
　ASYL+/CQ版は，I/O数が64以下，ゲート数が1000以下のモジュールの論理合成が可能です．

商品価格
　　　定価 49,350円(本体 47,000円)
　　　この商品は取扱いを終了いたしました

チュートリアルとサンプル・ファイルのダウンロード

ASYL+/CQ版とFLEXデザイン・キット/CQ版を組み合わせた使い方の解説とサンプル・ファイルを用意しました．以下の使い方にしたがってご利用ください．

・使い方

以下のASYL_TUT.PDFとSOURCE.EXEをダウンロードします．

SOURCE.EXEを実行するとASYL_TUTというディレクトリが作成されます．内容についてはASYL.PDFをご覧ください．ASYL.PDFはAcrobat Reader日本語版でご覧ください．

　　　　 SOURCE.EXEをダウンロードする（ファイル・サイズ37Kバイト）
　　　　 ASYL.PDFをダウンロードする（ファイル・サイズ398Kバイト．Acrobat Reader日本語版必要）

ASYL+/CQ版のサポートするプログラマブル・デバイス・ファミリとデバイス

Actel社
ACT1シリーズ(全デバイス)
ACT2/1200XLシリーズ(全デバイス)
ACT3シリーズ(全デバイス)
3200DXシリーズ(全デバイス)

Altera社
FLEX8000シリーズ：EPF8282，EPF8452，EPF8820，EPF81188，EPF81500
MAX5000シリーズ： EPM5032，EPM3064，EPM5128，EPM5130，EPM5192
MAX7000シリーズ： EPM7032，EPM7064，EPM7096，EPM7128，EPM7160，EPM7192，EPM7256
MAX9000シリーズ： EPM9320，EPM9400，EPM9480，EPM9560

VANTIS(AMD)社
MACHシリーズ
MACH1:MACH110，MACH111，MACH120，MACH130，MACH131
MACH2:MACH210，MACH211，MACH215，MACH220，MACH230，MACH231
MACH3:MACH355
MACH4:MACH435，MACH445，MACH465
MACH5:M5-128/68，M5-128/104，M5-128/120，M5-92/68，M5-192/104，M5-192/120，M5-192/160，M5-256/68，M5-256/104，M5-256/120，M5-256/160，M5-320/120，M5-320/160，M5-320/184，M5-320/192，M5-384/120，M5-384/160，M5-384/184，M5-384/192，M5-512/120，M5-512/160，M5-512/184，M5-512/192，M5-512/256

PALシリーズ
PAL22v10，PAL29m16，PAL22ip6，
PAL23s8，PAL26v12，PAL16ra8，PAL610

Lucent Technologies(AT&T)社
ORCA

Atmel社
AT6K002

Cypress社
FLASH370シリーズ
cy7c375，cy7c374，cy7c373，cy7c372，cy7c371，cy7c376
pASICシリーズ
7C382，7C384，7C386A
パッケージ・タイプ：PF100，PL68，PL84，CG84，PL44，CG68，PF144

Lattice社
GALシリーズ
GAL22v10，GAL16v8a，GAL18v10，g20ra10，GAL20v8a，g20xv10b，g26cv12，GAL6001
pLSIシリーズ
pLSI1048-80LQ，pLSI1048-70LQ，pLSI1048-50LQ，pLSI3256-80LM，pLSI3256-80LG，pLSI3256-70LM，pLSI3256-70LG，pLSI3256-50LM，pLSI3256-50LG，pLSI2032-135LJ，pLSI2032-135LT，pLSI2032-110LJ，pLSI2032-110LT，pLSI2032-80LJ，pLSI2032-80LT，pLSI1048-80LQ，pLSI1048-70LQ，pLSI1048-50LQ，pLSI1032-90LT，pLSI1032-90LJpLSI1032-80LT，pLSI1032-80LJ，pLSI1032-60LT，pLSI1032-60LJ，pLSI1032-60LG，pLSI1024-90LJ，pLSI1024-80LJ，pLSI1024-60LJ，pLSI1024-60LH，pLSI1016-110LJ，pLSI1016-90LJ，pLSI1016-80LJ，pLSI1016-60LJ，pLSI1016-60LH

Motorola社
MPA1000シリーズ

QuickLogic社
pASICシリーズ
p8x12a，p12x16，p12x16b，p16x24，p24x32b
パッケージ・タイプ：PF100，PL68，PL84，CG84，PL44，CG68，PF144，PQ208

Xilinx社
XC3000シリーズ(全デバイス)，XC4000シリーズ(全デバイス)，XC4000Eシリーズ(全デバイス)
XC5200シリーズ(全デバイス)

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開発元：MINC-IST社
販売元：CQ出版株式会社
Phone：(03) 5395-2141　Fax：(03) 5395-2106
URL：http://www.cqpub.co.jp/

ベンダ	サポート・デバイス・ファミリ
Actel社	ACT1，ACT2/1200XL，ACT3，3200DX
Altera社	FLEX，MAX5K，MAX7K，MAX9K
Atmel社	AT6K002
Cypress社	pASIC，FLASH370
Motorola社	MPA1000
Lattice社	GAL，pLSI
Lucent(AT&T)社	ORCA
QuickLogic社	pASIC
VANTIS(AMD)社	MACH，PAL
Xilinx社	XC3000，XC4000，XC4000e，XC5200

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