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項目 | 特徴 |
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CPU | ●日立オリジナルアーキテクチャ ●内部32ビット構成 ●汎用レジスタマシン 汎用レジスタ 32ビットx16本 コントロールレジスタ 32ビットx3本 システムレジスタ 32ビットx4本 ●RISC の命令セット 16ビット固定長命令による優れたコード効率 ロードストアアーキテクチャー(基本演算はレジスタ間で実行) C言語指向の命令セット ●命令実行時間 基本命令は1命令/1ステート(20MHz動作時:50ns/命令) ●アドレス空間 アーキテクチャ上は4GB ●乗算器内蔵 乗算器内蔵により,16x16->32の乗算を1〜3ステートで実行 16x16+42->42の積和演算を2〜3ステートで実行 パイプライン 5段パイプライン方式 |
動作状態 | ●動作モード 内蔵ROMなしモード 内蔵ROMありモード(SH7034のみ) ●処理状態 パワーオンリセット状態 マニュアルリセット状態 例外処理状態 バス権解放状態 低消費電力状態 ●低消費電力状態 スリープモード スタンバイモード |
割り込みコントローラー(INTC) | ●外部割り込み端子x9本(NMI,/IRQ0〜/IRQ7) ●内部割り込み要因 31要因 ●16レベルの優先順位設定が可能 |
ユーザーブレークコントローラー(UBC) | ●CPUやDMACが,ある設定した条件のバスサイクルを生成すると割り込みを発生 ●オンチップデバッガの構築が容易 |
クロック発信器(CPG) | ●クロック発信器内蔵(最大周波数:20MHz) デューティ補正回路により20MHz推奨発振で,20MHz動作 |
バスステートコントローラ(BSC) | ●外部のメモリアクセスをサポート 外部データーバスは16ビット ●アドレス空間を8エリアに分割 各々のエリアに以下の特性を設定 バスサイズ(8/16ビット) ウェイトサイクル数の設定可否 空間の種類(外部メモリ空間/DRAM空間など) ・DRAM用/RAS,/CAS信号を出力 ・RASプリチャージタイム確保用Tpサイクル発生可能 ・アドレスマルチプレクスを内部でサポートし,DRAM直結可能 各エリアに対応したチップセレクト信号(CS0〜CS7)を出力 ●DRAMリフレッシュ機能 プログラマブルなリフレッシュ間隔 CASビフォRASリフレッシュ/セルフリフレッシュをサポート ●DRAMバーストアクセス機能 DRAMの高速アクセスモードをサポート ●外部WAIT信号によりウェイトサイクルの挿入可 ●1段ライトバッファによる性能向上 ●データーバス用パリティ生成/チェック可能 |
ダイレクトメモリアクセスコントローラー(DMAC)x4チャネル | ●下記デバイス間のDMA転送が可能 外部メモリ,外部I/O,内蔵メモリ,内蔵周辺モジュール(除くDMAC) ●外部端子,内蔵SCSI,内蔵タイマ,内蔵A/DからのDMA転送要求可能 ●サイクルスチールまたはバースト転送可能 ●チャネル間優先順位設定可能 ●チャネル0,1 デュアル/シングルアドレスモード転送選択可,外部要求可 ●チャネル2,3 デュアルアドレスモード転送,内部要求のみ |
16ビットインテグレーティドタイマパルスユニット(ITU) | ●10種類の波形の出力が可能 ●入力パルスの幅や周期の測定が可能 ●PWMモード:0〜100%のデューティーパルス出力可能(最大分解能50ns) ●相補PWMモード:ノンオーバーラップPWM波形を最大3組まで出力可能 ●位相係数モード:外部2相クロックの位相によりカウンタのアップ/ダウン可能 |
タイミングパターンコントローラ(TPC) | ●最大16ビット(4ビットx4チャネル)の出力が可能 ●二つの波形間でノンオーバーラップ期間の設定が可能 ●タイミングソースとなるタイマを選択可能 |
ウォッチドッグタイマ(WDT)x1チャネル | ●調歩同期/クロック同期式モードの選択が可能 ●送受信を同時に行うことが可能(全二重) ●チャネルごとに専用のポートジェネレーター内蔵 ●マルチプロセッサ間通信機能 |
A/D変換器 | ●10ビットx8チャネル ●外部トリガによる変換可能 ●リファレンス電圧が可変 |
I/Oポート | ●入出力:32本,入力:8本,合計40本 ポートA:入出力:16本 ビットごとに入出力設定可能 ポートB:入出力:16本 ビットごとに入出力設定可能 ポートC:入出:8本 |