特集1 Mission2 衣装もエモーショナルに

記述言語やツールなど

   記述言語 : アセンブリ言語 MPASM(マイクロチップ社の純正アセンブラで
          開発環境 MPLAB IDEに含まれている)
   開発環境 : MPLAB IDE V7.50 (マイクロチップ社のサイトから無償で
          ダウンロードできる)

使用デバイスとコンフィグの設定

使用デバイスは PIC12F629です。コンフィグの設定は以下のとおりです。
  -Oscillator : Internal RC No ClockOut
  -Watchdog Timer : off
  -Power Up Timer : On
  -Master Clear Enable : Internal
  -Brown Out Detect : On
  -Code Protect : off
  -Data EE Read Protect: off


書き込み方法
 プログラムの書き込みにはプログラム・ライタが必要です。使用可能なライタの代表的な ものとしては、「PICSTART Plus」,「PIC kit2」,「ICD2」,「秋月製PICプログラマ」などがあります。書き込みにおいてはHEXファイル(拡張子がhexのファイル)を直接書き込むか、またはプログラムのソール・ファイル(拡張子がasmのファイル)をMPLAB IDEでビルドし、HEXファイルを生成して書き込みます。PICSTART PlusやICD2では直接MPLAB IDEから書き込む事ができます。その他は各ライタの書き込みソフトにHEXファイルを取り込んで書き込みを行います。書き込み時にコンフィグを手動で設定する場合は上記の値にしてください。

プログラムの説明
  図1図2はプログラムのフローチャートです。

   図1はメイン処理部です。ここでは各モードの点灯処理中かどうかをチェックし、処理中であれば処理が終了するまで待機します。  図2は割り込み処理部です。割り込みは2このセンサが接続された入力ピンの変化とタイマ0のオーバフローで発生します。まず通常はタイマ0割り込みは禁止されており、ピン変化割り込みを待ちます。ピン変化割り込みが発生したらどのピンが変化したかを調べ、対応する点灯モードのフラグを立てます。点灯処理中は100μsの一定周期でタイマ0割り込みが発生します。このタイマ0割り込みでLEDのPWM制御を実現しています。


●点灯パターンのスピード変更
  プログラムの数値を書き替えることで点灯パターンのスピードを変えることができます。
  図3に示すプログラム冒頭部分の記述の数値を2にすると初期値の2倍、4にすると初期値の4倍のスピードになります。


						

							

2007年1月16 http://www.fitdesign.biz 秦 明宏