Last Update 2022/10/13

基本を理解してCMOSディジタル回路の設計法をマスタする
CMOSの基礎と活用ノウハウ

大幸 秀成 著
A5判 256ページ
定価3,080円(税込)
JAN9784789830263
2008年4月15日発行
[品切れ重版未定2022.7.18] CMOSの基礎と活用ノウハウ
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ重版未定となりました.

 半導体は電子機器を動かすための中核部品です.そのなかでCMOSデバイスは低消費電力で動作電圧範囲が広いという優れた性能や,微細化/高集積化の特長を活かして,小型/薄型化,つまり高コストパフォーマンスを実現する半導体テクノロジとして躍進しています.
 本書は,半導体をはじめて勉強する人や半導体の基礎知識はあるものの,さらにCMOS回路とその動作や使い方のノウハウを知りたい人に向けて,実用性の高い内容に絞り込み,わかりやすく解説を進めました.

目次

第1章 CMOSデバイスの現状
 1-1 半導体デバイスの分類
 1-2 CMOSデバイスの特徴
 1-3 CMOS製品の種類と特徴

第2章 CMOSの構造
 2-1 CMOSの構造
 2-2 デザイン・ルール
 2-3 CMOSの製造工程

第3章 CMOSの基本特性と論理回路の基本構成
 3-1 CMOSの基本特性
 3-2 CMOSの特長
 3-3 基本論理回路
 3-4 正論理と負論理
 3-5 基本構成回路
 3-6 CMOSの保護回路

第4章 CMOSデバイスの種類と特徴
 4-1 CMOS標準ロジック
 4-2 74***タイプ世代交代のマジック
 4-3 メモリ
 4-4 ASICの種類と特徴
 4-5 セミカスタムLSIの設計手法

第5章 標準ロジックICの機能と使い方
 5-1 組み合わせ論理回路
 5-2 順序論理回路
 5-3 フリップフロップとは
 コラム ◆ CMOSロジックICの規格表の見方

第6章 CMOSロジックICの特性
 6-1 CMOS デバイスのインターフェース
 6-2 CMOSデバイスの標準インターフェース
 6-3 インターフェースのノウハウ
 6-4 電圧変換インターフェース
 6-5 ハザード

第7章 CMOSデバイスの故障モード
 7-1 デバイス自身の故障
 7-2 故障モード
 7-3 外来要因による故障


第8章 デバイス・シミュレーションと伝送シミュレーション
 8-1 SPICEとIBIS
 8-2 LSI設計フロー
 8-3 SPICEによるデバイス/回路シミュレーション
 8-4 伝送シミュレーション