基本を理解してCMOSディジタル回路の設計法をマスタする
CMOSの基礎と活用ノウハウ
大幸 秀成 著
A5判 256ページ
定価3,080円(税込)
JAN9784789830263
2008年4月15日発行
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半導体は電子機器を動かすための中核部品です.そのなかでCMOSデバイスは低消費電力で動作電圧範囲が広いという優れた性能や,微細化/高集積化の特長を活かして,小型/薄型化,つまり高コストパフォーマンスを実現する半導体テクノロジとして躍進しています.
本書は,半導体をはじめて勉強する人や半導体の基礎知識はあるものの,さらにCMOS回路とその動作や使い方のノウハウを知りたい人に向けて,実用性の高い内容に絞り込み,わかりやすく解説を進めました.
目次
第1章 CMOSデバイスの現状
1-1 半導体デバイスの分類
1-2 CMOSデバイスの特徴
1-3 CMOS製品の種類と特徴
第2章 CMOSの構造
2-1 CMOSの構造
2-2 デザイン・ルール
2-3 CMOSの製造工程
第3章 CMOSの基本特性と論理回路の基本構成
3-1 CMOSの基本特性
3-2 CMOSの特長
3-3 基本論理回路
3-4 正論理と負論理
3-5 基本構成回路
3-6 CMOSの保護回路
第4章 CMOSデバイスの種類と特徴
4-1 CMOS標準ロジック
4-2 74***タイプ世代交代のマジック
4-3 メモリ
4-4 ASICの種類と特徴
4-5 セミカスタムLSIの設計手法
第5章 標準ロジックICの機能と使い方
5-1 組み合わせ論理回路
5-2 順序論理回路
5-3 フリップフロップとは
コラム ◆ CMOSロジックICの規格表の見方
第6章 CMOSロジックICの特性
6-1 CMOS デバイスのインターフェース
6-2 CMOSデバイスの標準インターフェース
6-3 インターフェースのノウハウ
6-4 電圧変換インターフェース
6-5 ハザード
第7章 CMOSデバイスの故障モード
7-1 デバイス自身の故障
7-2 故障モード
7-3 外来要因による故障
第8章 デバイス・シミュレーションと伝送シミュレーション
8-1 SPICEとIBIS
8-2 LSI設計フロー
8-3 SPICEによるデバイス/回路シミュレーション
8-4 伝送シミュレーション