Last Update 2003/10/24

改訂 オプト・デバイス応用ノウハウ
素子の特性を100%活かすかんどころ

谷 善平 著
A5判 284ページ
定価3,098円(税込)
JAN9784789830805
1992年12月1日発行
[絶版1998.10] 改訂 オプト・デバイス応用ノウハウ
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 オプト・デバイスは,いまやメカトロニクスだけでなく家電機器,OA機器に欠かせないセンサとして広く使用されています.
 本書はそのようなオプト・デバイス・メーカの技術者によって用意されたもので,応用分野ごとに注意しなければならないノウハウが多くの事例のもとに紹介されています.

目次

第1章 オプト・デバイス入門
1.1 可視発光ダイオード
 1.1.1 発光ダイオードの原理
 1.1.2 発光ダイオードの発光材料
 1.1.3 可視発光ダイオードの基本特性
1.2 赤外発光ダイオード
 1.2.1 赤外発光ダイオードの発光機構
 1.2.2 赤外発光ダイオードのウェハ・プロセス
 1.2.3 赤外発光ダイオードのアセンブリ・プロセス
 1.2.4 赤外発光ダイオードの基本特性
1.3 半導体レーザ
 1.3.1 レーザ発振の基礎
 1.3.2 半導体レーザの動作原理
 1.3.3 半導体レーザの構造と製作法
 1.3.4 半導体レーザの特性
1.4 受光素子
 1.4.1 フォト・ダイオードの動作原理
 1.4.1 フォト・トランジスタの動作原理
1.5 OPIC
 1.5.1 概説
 1.5.2 OPICの特長
 1.5.3 OPICにおけるフォト・ダイオード
 1.5.4 光が電子素子特性に及ぼす影響と対策
 1.5.6 使用上の注意

第2章 可視発光ダイオードの使い方
2.1 概説
2.2 可視発光ダイオードの使い方
 2.2.1 数字表示
 2.2.2 ドット・マトリックス
 2.2.3 LED表示板
 2.2.4 車載用LED
 2.2.5 自動装着機への応用
 2.2.6 カメラへの応用
 2.2.7 ファクシミリへの応用
 2.2.8 複写機への応用
 2.2.9 LEDプリンタへの応用

第3章 赤外発光ダイオードの使い方
3.1 概説
3.2 赤外発光ダイオードの応用回路例
 3.2.1 抵抗負荷により1個の発光ダイオードを駆動する
 3.2.2 直接接続,並列接続により複数個の発光ダイオードを駆動する
 3.2.3 トランジスタを用いた定電流駆動回路
 3.2.4 ロジックIC
 3.2.5 正弦波変調回路
 3.2.6 パルス変調回路
 3.2.7 フォト・トランジスタとの組み合わせ応用例

第4章 半導体レーザの使い方
4.1 概説
4.2 半導体レーザの種類
4.3 半導体レーザの取り扱い方
 4.3.1 静電破壊の防止
 4.3.2 回路,基板の取り扱い方
 4.3.3 半導体レーザの簡単な光出力の測定方法
 4.3.4 パルス駆動した場合の光出力の測定方法
 4.3.5 光学的な取り扱い方法,その他
4.4 半導体レーザの安全性について
4.5 半導体レーザの駆動回路
 4.5.1 APC駆動回路
 4.5.2 パルス駆動回路
4.6 半導体レーザの応用例
 4.6.1 光ディスク
 4.6.2 レーザ・ビーム・プリンタ
 4.6.3 光伝送
 4.6.4 その他

第5章 受光素子の使い方
5.1 概説
5.2 受光素子の光学的特性
 5.2.1 受光素子の分光感度特性
 5.2.2 受光素子の指向特性
5.3 フォト・ダイオード
 5.3.1 電気的特性
 5.3.2 応用回路
5.4 フォト・トランジスタ
 5.4.1 電気的特性
 5.4.2 応用回路
5.5 カラー・センサ
 5.5.1 カラー・センサの分光感度特性
 5.5.2 カラー・センサの応用
5.6 OPIC化受光素子
 5.6.1 特徴
 5.6.2 代表的なOPIC化受光素子

第6章 フォト・カプラの使い方
6.1 概説
 6.1.1 フォト・カプラの種類
 6.1.2 フォト・カプラの構造
6.2 フォト・カプラの応用回路例
 6.2.1 強電接点入力回路
 6.2.2 フォト・カプラのノイズ対策
 6.2.3 パルス幅変調方式スイッチング・レギュレタへの応用
 6.2.4 モータ速度制御への応用
 6.2.5 システム間インターフェース
 6.2.6 チョッパ回路への応用
 6.2.7 高速フォト・カプラとして使う場合のエミッタ接地型の回路構成
 6.2.8 TTLとのインターフェース
 6.2.9 C-MOSとのインターフェース
 6.2.10 電圧モニタ回路
 6.2.11 マルチバイブレータ回路素子としてのフォト・カプラ
 6.2.12 モニタ付き二次電池充電回路
 6.2.13 電話機の着信検出回路
 6.2.14 ACパワー・モニタ回路
 6.2.15 スイッチング・レギュレータの電圧検出回路
 6.2.16 インバータ回路
 6.2.17 SSR(Solid State Relay)への応用
 6.2.18 ゼロ・クロス機能付きSSRへの応用

第7章 フォト・インタラプタの使い方
7.1 概説
7.2 動作原理
7.3 透過型フォト・インタラプタを使用した場合の回路例
7.4 反射型フォト・インタラプタを使用した場合の回路例
7.5 応用回路
 7.5.1 メータ検出
 7.5.2 回転数,回転速度検出回路
 7.5.3 移動方向,回転方向検出回路
 7.5.4 光量補償した反射型フォト・インタラプタ
 7.5.5 OPIC化フォト・インタラプタ
 7.5.6 エンコーダ機能付きフォト・インタラプタ
 7.5.7 感度調整反射型フォト・インタラプタ
 7.5.8 光変調式反射型フォト・インタラプタ
 7.5.9 傾き角検出反射型フォト・インタラプタ

第8章 ソリッド・ステート・リレーの使い方
8.1 概説
 8.1.1 ソリッド・ステート・リレー(SSR)とは
 8.1.2 SSRの特長
 8.1.3 SSR使用上の注意
8.2 基本応用回路例
 8.2.1 基本入力回路例
 8.2.2 基本出力回路例
8.3 応用回路例
 8.3.1 スイッチによるSSRの駆動例
 8.3.2 NPNトランジスタによる駆動例
 8.3.3 PNPトランジスタによる駆動例
 8.3.4 ICによる駆動例
 8.3.5 交流による駆動例(ブリッジ整流型)
 8.3.6 白熱電球のON・OFF制御回路
 8.3.7 ガス点火装置
 8.3.8 タイマによるSSR制御
 8.3.9 光電式リモコンとSSRの組み合わせ
 8.3.10 リバーシブル・モータの正・逆転回路
 8.3.11 日光弁付き街灯制御回路
 8.3.12 保持入力型スイッチとSSR

第9章 リモコン受光ユニットの使い方
9.1 概説
9.2 動作原理
 9.2.1 送信信号例
 9.2.2 内部回路動作
9.3 特性
 9.3.1 距離特性
 9.3.2 耐外乱光特性
 9.3.3 耐電源ノイズ
 9.3.4 耐電磁ノイズ
 9.3.5 指向角特性
9.4 リモコン・センサ

第10章 光ファイバ・データ・リンクの使い方
10.1 概説
10.2 光ファイバ・リンクの種類
 10.2.1 光ファイバ・ケーブルの種類
 10.2.2 光ファイバ・リンクの適用分野
 10.2.3 機器間,機器内伝送への適用
10.3 光ファイバ・リンクの使い方
 10.3.1 ディジタル・オーディオ機器間伝送用光ファイバ・リンク
 10.3.2 単線双方向ファイバ・リンク