Last Update 2003/11/17

実践的プロテクト・モード研究
286/386CPUからDOSエクステンダそしてプログラミング技術

中島 信行 著
B5変型判 232ページ
3.5"2HD FD付き
定価2,883円(税込)
JAN9784789833660
1995年1月5日発行
[絶版2000.4.20] 実践的プロテクト・モード研究
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.

 本書では,難解なプロテクト・モードの仕組みをわかりやすく解説しながら,プロテクト・モードの活用プログラミングをDOSエクステンダの解説とともに詳しく示します.

目次

序章 なぜプロテクト・メモリが必要なのか
 1 パソコンとCPUの移り変わり
 2 拡張メモリの移り変わり
 3 プロテクト・モード・インターフェース規格の種類

第1章 80386プロテクト・モード入門
 1 8086と80386
 2 DOSエクステンダと80386
 3 プロテクト・モードの概要

第2章 いろいろなプロテクト・モード・インターフェース
 1 プロテクト・モードの各インターフェースの関係
 2 IBM PC/ATのトップダウン・インターフェース
 3 PC-9801シリーズの1Mバイト以降のメモリ管理

Appendix 86系CPUの判別プログラムの作成
 1 CPUの判定方法
 2 CPU判定プログラムの実例

第3章 XMS規格とプログラミング
 1 XMSとは何か
 2 XMSファンクション
 3 HMAの制御
 4 A20ラインの制御
 5 EMBの制御
 6 UMBの制御
 7 XMSのバージョン番号と空きEMBのサイズ表示
 8 ディスク・コピー・ユーティリティの作成

第4章 VCPI規格とプログラミング
 1 VCPIとは
 2 VCPIファンクション
 3 VCPIサンプル・プログラム

Appendix EMM386.EXEのVCPI

第5章 DPMI規格とプログラミング
 1 DPMIとは
 2 DPMIのファンクション
 3 LDTディスクリプタ管理サービス
 4 DOSメモリ管理サービス
 5 割り込みサービス
 6 翻訳サービス
 7 バージョンの取得
 8 メモリ管理サービス
 9 ページ・ロック・サービス
 10 デマンド・ページングのパフォーマンス調整サービス
 11 物理アドレスのマッピング
 12 仮想割り込み状態ファンクション
 13 ベンダ固有のAPIエントリ・ポイントの取得
 14 デバッグ・レジスタのサポート
 15 DPMIのバージョンと空きメモリ情報の表示
 16 DPMIステータスの表示
 17 ディスク・コピー・ユーティリティ
 18 リアル・モードの割り込みをフックする
 19 おわりに

第6章 DOSエクステンダ386│TOOLBOXによるプロテクト・モード・プログラミング
 1 386│TOOLBOXとは
 2 386│DOS-Extenderの機能
 3 デバッガ
 4 アセンブラでプログラムを書く
 5 Cプログラムを書く

第7章 DOSエクステンダDOS/4GとWATCOM C/386によるプロテクト・モード・プログラミング
 1 WATCOM C/386の特徴と使い方
 2 DOS/4Gの特徴と使い方
 3 DOSエクステンダ上のコンパイラのまとめ

第8章 DOSエクステンダDOS/16Mによるプロテクト・モード・プログラミング
 1 80286用DOSエクステンダDOS/16Mの概要と使い方
 2 DOS/16Mの動作原理
 3 プロテクト・モード・プログラムをつくる
 4 デバッガ
 5 プログラム例

第9章 DOSエクステンダEXE286/EXE386によるプロテクト・モード・プログラミング
 1 DOSエクステンダEXE286の概要
 2 DOSエクステンダEXE386の概要
 3 .EXP起動ユーティリティの作成
 4 DOSエクステンダ・プリローダの作成
 5 EXP2EXEコンバータの作成
 6 ベンチマーク・テスト
 7 製品版EXE386の概要
 8 おわりに