A-D/D-A変換とパラレル入出力拡張ボードで構築する
パソコンによる計測・制御の実践入門
トラ技コンピュータ編集部 編
B5判 216ページ
定価2,030円(税込)
JAN9784789835503
1991年4月10日発行
大変恐縮ですが,こちらの商品は品切れ絶版となりました.
研究室での基礎データ収集,量産システムを設計する前の予備データを集めるようなLAの分野から,実際に製造ラインにパソコンをもっていき,データの収集,機械のコントロールまでをも行うシステムを構築する方法をPC9801+拡張ボードを用いて解説します.
目次
パソコンによるシステムの構築法とLABTECHNOTEBOOKの使い方
第1章 PC9801と拡張ボードの組み合わせでシステムを構築するために
マイコンは制御の中核
パソコンは何にでも対応できる汎用装置
計測制御のシステム
インターフェース・ボード
パソコンが各ボードを制御するためには
システムを動かすためのソフトウェア
このようなシステムを実現するための具体的な構成
インターフェース・ボードLABTECH NOTEBOOKの使用例
測定例
測定手順
ディジタル入出力ボードの使い方を学ぶ
第2章-1 BasicとC言語でプログラムを組むための初歩的知識(1)
パソコン・インターフェースの基礎
パラレル入出力ボードの機能
システム事例-在荷カウント・システム-
C言語によるプログラミング
割り込みを使用したプログラム
第2章-2 BasicとC言語でプログラムを組むための初歩的知識(2)
D-A変換部から電圧を出力してみよう(バイポーラ)
A-D変換部からデータを入力してみよう
システム事例-室温制御システム-
割り込みを使用した例
ノイズに強く使いやすいシステムを構築する方法
第3章 現場で拡張ボードを使うための初歩的知識
システムに適したインターフェース・ボードを選択する
拡張ボードを挿入する
拡張ボードを挿入する前にパソコンの機種を確かめる
拡張ボードと被測定物との結線方法
ソフトウェアの考え方
制御システムを構築する
セントロニクスとBCDを扱うための
第4章 8255Aとパラレル入出力の基本的な使い方
PIO-48W(98)について
8255Aとは
プログラミングの予備知識
入出力の実験
* 準備編
* モード 0 編
* モード 1 編
* モード 2 編
A-D変換+パラレル出力ボードによる
第5章 ガス・センサを用いた匂いセンシング・システムの操作
システムの構成
計測制御のソフトウェアの構成
* 全体の流れ
* データ計測
エア環境の制御
A-D変換+D-A変換ボードによる
第6章 トランジスタとダイオードの特性を計るカーブ・トレーサの製作
カーブ・トレーサのハードウェアについて
ソフトウェアの構成について
D-A変換ボードのコントロール・プログラム
A-D変換ボードのコントロール・プログラム
リニアリティのチェック・プログラム
標準偏差の計算プログラム
カーブ・トレーサのソフトウェア
A-D/D-A変換ボードによる
第7章 C言語の割り込み入門と周波数特性測定装置の製作
第1部 C言語による割り込み入門
* 1秒カウント・プログラム
* インライン・アセンブルと割り込み型関数
* A-Dコンバータのドライブ・プログラム
* D-Aコンバータのドライブ・プログラム
第2部 A-D/D-A変換ボードを用いた周波数特性測定装置
* 周波数特性の測定方法
* プログラムの流れ
* 本システムのハードウェア
ソフトウェア
* 問題点と課題
A-D変換+パラレル出力ボードによる
第8章 赤外線センサからの入力とステッピング・モータの制御
A-D変換モジュール AD12-16L
TTLレベル・パラレル出力モジュール PO-32T
赤外線センサからの入力
ステッピング・モータの制御
A-D変換プログラム
パラレル出力の制御
センサの入力からモータを動かすプログラム
Basic+dBASEIII言語でプログラミングした
第9章 可変周波数発振器(VFO)の周波数ドリフトの測定
A-D変換モジュールで周波数を知る
AD12-1U(98)の概要
ハードウェアの準備
データ取得用プログラムの準備
周期/周波数の計算テスト用プログラム
VFOの周波数ドリフトの測定
A-D変換+シリアル・ボードで照明制御システムを組む
第10章 NOTEBOOK[98]の活用を広げるReal Time Access[98]の使い方
パソコンと計測制御の微妙な関係
RTAとデータの流れ
RTAのインストールの方法
RTAのコマンド
コマンドの実行
RTAからのデータの読み取り
RTAを利用した照明制御システム