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   View Cube

 3次元でモデリングをしていくと,さまざまな角度からモデルを作成したり,作成中のモデルを見て確
認,検証をすることが多くなります.このソフトウェアでも視点を変えることができます.画面の動かし
方ですが,1の赤枠部分(View Cube)と緑枠部分(ナビゲーション バー)にある機能で行う方法とマウ
ス操作で行う方法があります.

 1の赤枠部分(View Cube)を拡大したものが2です.ここで,中央に立方体があり,「上」,「前」,

「左」という記載がされています.2では見えていない面を含めると全部で6面あります.6面図といい

ますが,「上」

(平面図:上からの視点で見た図),「下」

(底面図:下からの視点で見た図),「前」

(正面図:

前からの視点で見た図),「後」

(背面図:後ろからの視点で見た図),「右」

(右側面図:右側からの視点で見

た図),「左」

(左側面図:左側からの視点で見た図)で構成されます.

 任意の面を選択すると(マウスでクリック),選択された面の視点に切り替わります.3は,「上」を
選択し上からの視点になっているものです.面ではなく,エッジを選択すると斜めからの視点に切り替え
ることもできます.
 また,この立方体にマウス・カーソルを合わせると,4の赤枠の家のマークが現れ,これを選択す

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View Cube

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123D Design

の画面操作

具体的に3Dモデルの作成方法に入る前に,“画面そのもの”の動かし方,操作方法について知って
おく必要があります.本章では,画面の操作方法や3Dモデルの表示方法について解説します.

図1 

画面の操作方法

図1の赤枠/緑枠部分で行
う方法とマウス操作で行う
方法の2つがある

View Cube

ナビゲーション・バー