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6-1

   より大きなプレートの作成

 前章では,パネルが小さかったのでUSBコネクタなどしか配置できませんでした.

第6章では,もう少し大きなパネルにして,いろいろな端子やスイッチ,ボリュームなどを取り付けで

きるようにしてみたいと思います.
 試行錯誤の結果,パネルのサイズは,40.00mm×102.00mm×0.80mmとしてみました.3Dプリンタ
でプリントしたパネルを実測してみます(写真2).
 誤差は,最大で0.40mmにおさまりました.ケースにうまくはまるようなので,このサイズのプレート
を使ってコネクタなどの取り付け用穴を作っていきます.
 なお,寸法調整前のプレート・データは“data2-1-1”という名前で,調整後のプレートのデータは

6-1

より大きなプレートの作成

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中型ケース用プレートを

3D

プリンタで作る

本章では前章と同じような方法で,もう少し大きいケースのプレートを作成します.ここでは,

真1のような形のケースのパネル部分を作ってみます.

写真1 市販の中型ケースの例

写真2 でき上がった実物を計測

設計寸法と実物との誤差は最大0.40mmがあることが確認できる

縦の長さ:40.40mm

(誤差+0.40)

横の長さ:102.29mm

(誤差+0.29)

厚み:1.08mm

(誤差+0.28)