古い「個人的つぶやき」(2000/1/13〜3/31)


2000年3月31日(金)

 再び事件.ネット上で仲間を集めて婦女暴行.
 この三人は,初めて会ったのだそうだが,この行為,何から何まで信じられない話だ.



2000年3月30日(木)

 今日の事件.シェアウェア「FLマスク」の作者がわいせつ図画公然陳列ほう助罪で有罪判決.Webページではごく普通のこととして扱っているリンクが有罪になってしまうとは.
 ニュースサイトによると,理由としては,「取り締まりの目をごまかすため、巧妙な手口でインターネット上にわいせつ情報を氾濫させ、善良な性風俗・性道徳を著しく侵害した」からなのだそうだ.
 すると画像処理とリンクが「情報を氾濫」させる「巧妙な手口」だと言いたいのだろうか?
 わいせつがどうこうという話とか,この作者の商業的な意図について考える気はない.ただ,私が普段認識している「画像処理」や「リンク」という概念と,司法が認識しているそれとが,えらく違うものに思えしまう点が気にかかる.



2000年3月29日(水)

 「ベルセルク 19巻」(三浦建太郎、白泉社)。
 いつの世の中であっても、人はそれぞれの思惑に引きずられてもがき、衝突するしかないのだろうか。この作品には多くの「魔物」が出てくるが、人々の思惑や衝突するエゴ、狂信的な行動のほうが数倍エグい。



2000年3月28日(火)

 ウッフッフ、フフフのフッ。
 ここで「特記事項無し」と書いている日は結構多い。自分の生活はそんなに退屈なものなのかと、ちょっと嫌になっていたのだが……。だいたいさぁ、三十代も半ばを過ぎて年がら年中何かあったら、そっちのほうがおかしーよな! そう考えたら、少しは気分がマシになった(^^;;
 というわけで、RedHatがeCosの新バージョンを発表し、組み込み業界にも統合・再編の波が来るのか! 明日はどっちだ! という感じでOKかな? (←壊れた?)



2000年3月27日(月)

 数日前に『退屈な人生には読書でうるおいを!』と書いた覚えがあるが、いつもうるおいを与えてくれるわけではない。今日読んだコンピュータ本は大はずれ(;_;)。題名は書かないが、事実誤認と用語の意味を把握していないのがミエミエ。こういうのは絶対自分に返ってくるので、あまり言って良いことではないと思うのだが、これはあまりにも凄すぎた。地雷は踏んでみないとわからない。人のふり見て我がふり直せ。



2000年3月26日(日)

 深夜にいきなり「スクリーム」の放送が!
 こういう正統派(?)ショッカーは好きだ。



2000年3月25日(土)

 読書の一日。何を読んだのかは秘密(実はあまり面白くなかった)。



2000年3月24日(金)

 考えてみれば、ここ数日間は入稿の真っ最中。特記事項など、あるわけがない。



2000年3月23日(木)

 退屈な人生には読書でうるおいを!
 「何回でもみたくなるSF映画」(北島明弘,講談社+α文庫).
 分厚い本だ.とにかく何でもいいから250作揃えたという感じで,決して「何回でもみたくなる」作品ばかりではない.二度と観たくない作品もそれなりにある(^^;).
 ともかく映画のタイトルが揃っていることは確かなのだが,数だけで勝負しているのが残念だ.各作品に割いている分量が少ないので,解説は短くて概要がわかりづらいし,資料的にも物足りない.素人向けの本ということであれば作品をもっと厳選してしっかりと解説したほうが良いと思うし,マニア向けならば数をもっと増やして資料を充実させるべきだったのではないだろうか.オタク入門者向け?
 また,著者の余計な蘊蓄とか,主観的すぎる意見が気になった.



2000年3月22日(水)

 本日も特記事項無し.あー退屈な人生だ(^^;;



2000年3月21日(火)

 特記事項マジで無し(^^;;



2000年3月20日(月)

 「ロケットボーイズ」(上・下)(ホーマー・ヒッカム・ジュニア、草思社)。
 この本は前から読みたかった。昨日に続いて引きこもり状態を強いられているので、一気に読んでしまった。スプートニクとフォン・ブラウンに刺激され、自分たちでロケットを作ろうという高校生の話。著者は元NASAのエンジニアで、ほぼ著者自身の話だという。内容は最高!
 この本を映画化した『遠い空の向こうに』が現在公開されている。是非観たい。だが、足を悪くしてしまっているので映画館のイスに座っていられない。ビデオが出るのをひたすら待つしかないようだ。



2000年3月19日(日)

 昨日、まぬけなことに眼鏡を割ってしまった。作り直しているが明日までできない。予備の眼鏡では遠くが見えないので何もできずに引きこもり状態。



2000年3月18日(土)

 「エンガッツィオ司令塔」(筒井康隆、文藝春秋)。
 短編集。収録されてる作品のほとんどはすでに読んでいるのだが、何度読んでもやっぱり凄い。どう凄いかというと、凄いから凄い。何と言っても凄い。どう考えても凄い。
 特に巻頭の表題作。ぜひとも「音読」することを勧める。これは一人で楽しむには惜しい。音読し、周りの人々と楽しみを共有するべき作品だ。とくにディナータイムに余興として行うのに適していると思う。
 ただし、その結果、袋だたきにされたり半殺しにされても責任は負えない。



2000年3月17日(金)

 SETI@homeを走らせ始めてから,それなりに時間が経つ.最初の頃,1ユニットの処理に一週間はかかっていたが,クライアントソフトのバージョンが上がるにつれて処理時間は短くなっている.だが,それよりもOSを変えてから急に速くなったような気がする.Win2000は遅いという評判だが,この件に限ってはそれが実感できていない.



2000年3月16日(木)

 いつも「やらにゃーならん,せにゃならん」とは思っているが,行動に移すのは難しい.いいかげんに行動に移そうかと思って一言「やらにゃーならん」.そして再帰ルーチンに入る.

 弊社電子系雑誌三誌(Interface,DesignWaveMagazine,トランジスタ技術)のエイプリールフールネタが揃ったが,弊誌における今年の失敗はやはり目立たなかったことだろう(^^;;



2000年3月15日(水)

 ビョーインで検査のため、今日はお休み。本日メールをくださった方々、お返事できずにすいません。明日、必ず返信します。



2000年3月14日(火)

 「ダン モロボシダンの名をかりて」(森次晃嗣、扶桑社文庫)。
 俳優の名前は知らなくとも、役名は誰もが知っている――モロボシダンの回想記。数あるシリーズ作品の中でもウルトラセブンは完成度が高く、特に思い出深い。



2000年3月13日(月)

 今日のニュース番組は何かいつもと違うなぁ……と思ったら、警察関連のニュースが少なかった。警察のニュース報道ばっかりという状態がすでに日常になっていたから……。たまに普段よりも少ないと違和感覚えるよね。



2000年3月12日(日)

 「巨匠とマルガリータ」(ミハイル・ブルガーコフ、群像社)。
 新訳で出版されたので、また読む。20世紀ロシア文学の最高峰と言われるが、それもあながち誇大表現ではない。また、SFとしても最高傑作に属すると断言できる。この作品に限らず、ブルガーコフの奇想は半端じゃない。もっと評価されるべき作品だと思う。
 「褒め方が足りない!」



2000年3月11日(土)

 「SF Japana」(徳間書店)。
 やっぱりSFにこだわりたい以上、こういうムックはありがたい限り。SFを本格的に読み始めた頃に出ていた雑誌、「奇想天外」や「SFマガジン」の雰囲気が懐かしい。



2000年3月10日(金)

 家の中には,すでにゲーム機が数台.これ以上に増えるのだろうか?
 最後まで買わなかった(興味がわかなかった)機種も多いのだが,ソフトが揃ってくるにつれて欲しい曲線が右肩上がりするので危険.
(今日の事件:マイクロソフトがX-Boxを発表)



2000年3月9日(木)

 イリジウムが発表されたとき,夢の電話かと思ったのだが,現実はそう甘くはなかったようだ.誰もが魅力を感じたと思うのだが,値段が高いというのがねぇ(^^;;
 それとも,これから何か新しい展開があるのだろうか.このご時世,先のことはわからないし,意外な展開も多いのだが…….
(今日の事件:日本イリジウムが新規加入受け付けを停止)



2000年3月8日(水)

 日比谷線の事故.
 昔,東横線沿線に住んでいたとき,私が日常的に乗っていたのは,そのものズバリ,登り方向の後から3両目だった.ちょっとドキリとした.通勤は渋谷経由だったので,今回事故が起こった中目黒からの日比谷線は使っていなかったが,直行の場合には何かと利用した.日比谷線の災難と言えば,サリン事件もそうだったが,あの時は沿線に住んでいたので肝が冷えた.
(今日の事件:営団地下鉄日比谷線で脱線・衝突事故)



2000年3月7日(火)

 DOSEMU安定版公開!(ネタモトはここ)
 これは一大ニュースでっせ。



2000年3月6日(月)

 笑っちゃうぐらいに特記事項無し.
 「SFが読みたい!(2000年版)」(早川書房,SFマガジン4月号臨時増刊号).「このミス」は,もはや年中行事の感もあるが,そのSF版.サスペンスやホラーなど,最近ではジャンルの境界があいまいだが,そんな中にあってもSFとしか言えない作品がある.そういう作品は好きなので,こういう企画はありがたい限り.



2000年3月5日(日)

 本日はバタンキュー&ゴロゴロ.特記事項もその他の事項も無し.これにて失礼.



2000年3月4日(土)

 プレステ2の発売日。TVや新聞でも採り上げられるほどのニュースになっている。ゲーム機がこれだけ社会の関心を集める日が来ようとは。
 とはいうものの、ドリームキャストの時はSH4の採用というハードへの期待や目玉ソフトのおかげで発売日に買ってしまったが、プレステ2はしばらく様子を見ることにする。プレステ2のほうが仕様的には上だとはわかっているのだが、それが主たる動機にはならないのが不思議だ。慣れてしまったのかな?



2000年3月3日(金)

 今日は誰が決めたか知らないが「桃の日」。
 だが、このところ私にとっては「腿の日」である。痛みと日常の不自由さに悩まされている。言葉の上ではオヤジギャグにすぎないが、実際には深刻だったりする。



2000年3月2日(木)

 本日も特記事項無し(←退屈なヤツだね)。
 「ルチャリブレがゆく」(黒田真一、講談社文庫)。「ルチャリブレ」とは、スペイン語で「自由への闘い」という意味で、メキシコではプロレスのことを指す。だからといって、プロレス小説ではない。「ルチャリブレがゆく」とは、本書に出てくる全てのキャラクターが普段から「ルチャリブレ」=「自由への闘い」をしているという意味なのだ!
 簡単に書いてしまうと、北海道の戸籍係が、覆面プロレスラー「オソマキ仮面」になった高校時代の友人を追いかけて日本全国を飛び回り、ついには上海まで行ってしまうというストーリーである。だからといって、たんなるロードムービー的小説ではない。出てくる人物は、ハリマオとか、ゲバラの息子、周恩来の曾孫、ジャニス・ジョプリンの娘など無茶苦茶。しかも、全員パンクでアナーキーで行動力にあふれ、無軌道きわまりない。戦車で東京から浜松まで走ったり、馬で成田空港に突入して密入国させるなど、凄いエピソードばかりなのだが、そこに陰惨さや暗さはない。逆に、社会から全く自由に生きているキャラクター達はいつも明るく、行動力にあふれている。スラップスティックストーリーの向こうには、生きる希望や夢がある。陳腐だが、説得力のある話だ。夢に向かって生きる、それこそが「ルチャリブレ」なのだ。久しぶりに読んでいて無条件に楽しくなる小説に出会った。



2000年3月1日(水)

 特記事項無し。したがって……。
 「アメリカン・ヒーロー伝説」(小鷹信光、ちくま文庫)。ニック・カーター、思考機械、バッファロー・ビルといった今は忘れ去られたヒーローの紹介と論評。主に語られるのは、ダイムやパルプという言葉に代表される粗悪な紙に印刷された、冒険・探偵・西部劇の主人公達であり、作家である。消費されるためだけに作られた物語を通して背景となった社会を観る「アメリカ史」の本だともいえる。基本は低俗であり、それに乗っかった商業主義でしかないのだが、それこそが当時のアメリカの「大衆」であったと著者は言う。ポー、トゥエイン、O・ヘンリー、ビアスといった作家達の作品も、本書の視点から捉えることで新たなる位置が見えてくる。



2000年2月29日(火)

 ビックサイトで展示会があるときには,臨海副都心線を使って「国際展示場」で下りている.少し歩くことになってしまうが,場所柄,「ゆりかもめ」を使うよりは早い(ような気がする).ところで,その臨海副都心線が,愛称募集をしている.
 先日,「ゆめもぐら」とか,とんでもない愛称を提案されていた都営12号線が,最終的に「大江戸線」という無茶な名称になったが,これにならって臨海副都心線も名称を「江戸前線」に変えて愛称も「うなぞこあなご」するとか(^^;).(←茶化しや冗談ではなく,知事にセンスの悪いネーミングを押しつけられた都営12号線沿線に住む者の皮肉として読んで欲しい)



2000年2月28日(月)

 CSが統合されるというニュースが!
 利用者にとっては便利な話だが,選択肢が少なくなることには不安を覚える.OSやCPUに感じているのと同じような感覚だ.ただ,大きなほうに乗っかった方が安心できて,しかも楽だということを否定するつもりはない.このへん,どっちつかずの態度で申し訳ない限りだが,無理矢理答を出すような問題でもないだろう.



2000年2月27日(日)

 特記事項が無いときは自動的に本の話……じゃなくて、今日は映画の話。
 『交渉人』(原題:THE NEGOTIATOR、ケビン・スペイシー、サミュエル・L・ジャクソン他)を観た。「IQ180の駆引き」というキャッチにつられたのだが、見終わっての感想は……。180という数値は、全員のIQを足したらこれくらいになるという話じゃないの?



2000年2月26日(土)

 昨日、本誌4月号が発売になったが、先日から心配のタネだった「ネタ」はいかがなものだろうか。まだ見つけていない方は、誌面や本誌のサイトを注意深く観察していただきたい。
 一生懸命やりました。さぁ、いかがでしょうか!(←『スター誕生』最終スカウト時の萩本さんの口調)。



2000年2月25日(金)

 個人的な事情により,本日は内容無しということにさせていただきます.



2000年2月24日(木)

 本誌4月号の発売を明日に迎え,4月号ネタの仕込みがやっと終わった.どんなネタなのか,どこに仕込んだのかは明日のお楽しみということで.
 楽しんでもらえるか,みんな一斉に引くか,それとも怒られるのか(^^;).



2000年2月23日(水)

 電子メールでウィルスを送りつけたお馬鹿さんがついに逮捕されたようだ.
 個人的には,たかだが十数万円の代金を踏み倒すため,ウィルスを送れば何とかなると考えてしまうような浅はかな思考の持ち主が,200種類ものウィルスを入手できたということのほうが問題だと考える.この数は,絶対に自分で作ったものではないだろう.
 最近,「セキュリティ」と称して不正侵入の手段やウィルスのタネを積極的にばらしている本や記事が多い.こういった文書の目的は,明らかにセキュリティの解説では無いだろう.
 上のような文書やWebページは問題外として,本来の目的が本当に「セキュリティ」であろうとも,ウィルスの名前や手口の名前を出してしまうのは危険かもしれない.そういった名前がわかるだけでも,「浅はかな人」にとっては全文検索エンジンの手を借りる際の大きな手がかりとなるからだ.
 実際にそれなりのスキルを持ち,悪意を持って動くような人には,どこかに名前が載ろうが載るまいが,全く関係はないことだろう.しかし,考え無しに行動してしまう上のような人を一人でも減らすことができるのだとしたら,検討に値する問題なのではないかと思う.



2000年2月22日(火)

 今まで、媒体付録のCD-ROMについてきたLinuxしか使っていなかったのだが、パッケージのディストリビューションを入手したので、インストールしてみることにした。具体的には、Linux MLD4Kondara MNU/Linuxの二つである。MLD4はFATで動くシステムとして、Kondaraのほうは最新のテクノロジーを集めたものとして期待していたのだ。
 しっかーしっ! 結果を言えば、両方ともできなかった(^^;)。できなかったというよりは、最初からダメだったのだ。その原因は簡単。両方とも容量不足である(^^;)。今まで古いRedHatとか、最初のPlamoをインストールして使っていたが、その容量では足りないらしい。時代は進む。最近ではウィンドウマネージャもかなり高機能になってきている。そんな状況で、プアなディスク容量のままKDEとかEnlightenmentを使おうというほうが間違っている。
 仕方がない。しばらくはこのままXtermで使っていることにしよう。



2000年2月21日(月)

 昨日の「天声人語」のような話もあれば,そうじゃない話もある.
 2月7日の分で紹介した(だけ)のKondara MNU/Linuxサイト下にあるコンテンツにこのような文書が.不勉強にして,本日になって初めて,しかも別のサイトからのリンクで知った(^^;).
 読んでみたが,,,,ううううううーーーーーーーーんんんんんんん.何ともはや…….



2000年2月20日(日)

 「天声人語」にまでLinuxやオープンソ−ス/フリーソフト、「伽藍とバザール」の話が出てくるとは!
 発想、もしくは思想は理解され始めているが、ビジネスモデルとして認知されるかどうか、これからが正念場だろう。期待しているのだが……。



2000年2月19日(土)

 とある筆者の御婚約祝いのため、恵比寿の香港料理店へ。
 酒とお茶と料理が逸品(よーするに全部)。久しぶりに食べたオマール海老には大満足。普段は粗食を信条としているが、たまのめでたい時にはこれくらいのことをしても怒られはしないだろう。



2000年2月18日(金)

 特記事項が無い時は……って,いい加減ひかえよう(^^;.

 Windows2000の発売日だが,RC2を使っていながらまだ購入していない(^^;;
 そういえば,ここここの記事によると,ビル・ゲイツがWindows2000を発表する際,パトリック・スチュワートがプレゼンを行ったという.
 知らない人のために説明しておくと,パトリック・スチュワートとは「宇宙大作戦」の続編「新スタートレック」(Star Trek : The Next Generation)でエンタープライズ号の艦長ジャン=リュック・ピカードを演じている俳優さんである.要するに,エンタープライズ号の艦長=エンタープライズサーバOSの旗手Windows2000というベタなことが言いたいための人選のようだ.
 しかし,「スタートレック」といえば大人気のシリーズで,特にThe Next Generationは人気が高い.きっと,ビル・ゲイツも一度このネタをやってみたくて仕方がなかったんじゃないかと邪推してしまう.まさしくオタクの夢そのものかもしれない.うーん,その気持ちはわかるぞ(←羨ましすぎるあまり完璧に決めつけてしまっている)
 で,MSのサイトに発表の模様がアップロードされているというので,ここに見に行った.たしかに本物のパトリック・スチュワート,生ピカード艦長である.そしてスタートレックがらみの冗談を交えたトークを披露し,ビル・ゲイツを紹介している.何ともオイシすぎる! Windows2000の評価や実力はこれから決まっていくのだろうから未知数だが(まさしく「未知への旅」だ),発表会のパトリック・スチュワートには満点!

 ちなみに記しておくと,私が編集後記で使っている(=Ю)というのは発音可能なものではなく,敢えて読むなら「宇宙を飛んでいるエンタープライズ号を上から見たところ」となる(^^;



2000年2月17日(木)

 特記事項無し.したがって,自動的に本の話(^^;).
 「おもしろくても理科」(清水義範・西原理恵子,講談社文庫).この本もずっと気になっていたのだが,今になってやっと読んだ.文系/理系という分け方には釈然としないものがある.だが,向き不向きという話で言えば,どちらかというと一般的に言うところのベタな理科系野郎ということになるのだろう.とはいえ,地学とか化学は徹底的に駄目だったけど(^^;).そして,いわゆる文系科目が苦手で,それだけに社会科や語学が得意な人をうらやましいと思っていた.難しい用語をいっぱい知っているしね.しかし,私とは逆の立場もしかりというわけか.
 「もっとおもしろくても理科」とか「どうころんでも社会科」などの続きも読んでみよう.



2000年2月16日(水)

 4月号ネタの仕込みを行う.完成まではまだ遠い.
 本日は久しぶりに合う筆者と夕刻より打ち合わせ.忙しい方なので,一ヶ月前から空いている日を決め打ちで押さえてもらっておいた.不況だろうか何だろうが関係なく,忙しい人はいつも忙しい.



2000年2月15日(火)

 本日は風が強く,外は思いっきり寒い.外での打ち合わせも無く,ひたすら座って過ごす.
 このような環境にあるため,時にはその日に大雨が降ったとか,雪で電車が止まったといったことを全く知らないままでいることもある.
 下手をしたら,近くで火事があっても気が付かないんじゃないのかな?



2000年2月14日(月)

 特記事項が無い日は、しつこく本の話。
 「空飛ぶ寄生虫」(藤田紘一郎、講談社文庫)。同著者による「笑うカイチュウ」が話題になっていたが、恥ずかしながら未読のままだった。医者の待合いで時間つぶしに良いかと思って駅の売店で買ってみたが、思った以上に面白かった。内容はタイトルの通り、寄生虫とか伝染病の話題である。身体の不調を訴えている時に読むような話題でも無いのだが、自分がどんな境遇にあろうとも楽しいんだからしょうがない。他の本も読んでみようかと思った。



2000年2月13日(日)

 再びネタが無いので本の話。
 「交錯する文明――東地中海の真珠キプロス」(篠田節子、鴨志田孝一、中央公論新社)。ギリシア文明時代から続く歴史を持ちながら、現在はギリシアとトルコに分断された民族紛争地域にして、風光明媚なリゾート地たるキプロスの紀行本。篠田節子の小説やエッセイは面白いのだが、本書は本当に「視察レポート」といった感じで少々期待はずれ。しかし、民族紛争をやっていることだけは知っていても、実体をなかなか知ることができないキプロスの現状を読めるだけでも貴重。



2000年2月12日(土)

 なぜ昨日の分が無いのか? 勝手な事情により欠番とさせていただきます。これ以上の話はよしておきましょう(謎)。
 特にネタが無い時は、やはり本の話を。
 「悪への招待状」(小林恭二、集英社新書)。「三人吉三」を例にした歌舞伎の入門解説本。良い本。
 「心霊写真」(小池壮彦、宝島社新書)。珍しい「心霊写真史」の解説。映画が発明された直後からストーリーを持った映画製作が始まったのと同じく、写真が発明された直後から「ストーリーの仕込まれた写真」が存在していたという。人間の創造意欲は奥が深い。



2000年2月10日(木)

 そして念校も終了.おかげで,すっかり忘れていたEmacsのキーバインドやコマンドを再確認することができた(謎).使えば便利だということはわかっているのだが,指が忘れてしまっているので,戻すまでに思いっきり時間がかかりそうだ(^^;; 実際,UNIX互換OSを使っている時でも,面倒だからviにしちゃうということも多いし…….Windowsのエディタに慣れてしまっているから仕方ないといえばその通りなのだが,何となく宝を前にしながら手が出せないでいるような感じがしてしまう.



2000年2月9日(水)

 今日は朝から通院.そして明日の朝も違う医者に通院.三連休が明けて月曜日も,さらに違うところに通院…….履歴書の趣味欄に「通院」を書けるようになる日は近い.もうなっているかな?



2000年2月8日(火)

 再校終了の日.やったー.そして明日から念校(^^;
 懸案の四月号ネタも一件思いついたので紛れ込ませておいたが,果たして面白がってくれるのだろうか…….これは心配だ.読者が書店で凍り付いたらどうしようか,職場の雑誌置き場で真っ白になったらどうしようかと,悪い考えがめぐる(←だったらしなきゃいーじゃん).



2000年2月7日(月)

 最近,Kondara MNU/Linuxのサイトが気に入っている.ドキュメントが良い.

Kondara MNU/Linux



2000年2月6日(日)

 一週間溜めた電子メールの返事書きを行った.普通郵便では許されることだが,電子メールでこれをやるのは,結構度胸がいる.単に気にしすぎているだけなんだとは,わかっているんだけど.



2000年2月5日(土)

 バテバテで撃沈.起きているのか眠っているのか,よくわからない状態が一日続いた.結局,一日自宅から外へ出なかった.独身時代には,こういう日が頻繁にあったのだが…….



2000年2月4日(金)

 本日より校了.校正ネバーエンディングストーリーの始まり始まり.ひたすら記事を読む一日…….



2000年2月3日(木)

 午後10時半を過ぎたころ,かなり遠くにお住まいの筆者から電話があった.本日は上京され,巣鴨にいるとのことなので,さっそく待ち合わせて巣鴨のカラオケに.
 カラオケボックスだからといって歌いまくったというわけではなく,ほとんど時間貸し会議室+居酒屋のノリ.濃い歌を少しうたい,とうに深夜を過ぎた頃に解散.久しぶりに合って濃い会話ができたので気分すっきり.



2000年2月2日(水)

 CSで「少女革命ウテナ」の放送が始まったので観る.狂った世界は相変わらず面白い.うーん,絶対運命黙示録.
 少し前なら,こういう濃いネタをさらすのは少し気が引けたのだが,最近は平気になってきている.周辺にこういうネタのわかる人が増えてきているためである.交友関係が広まったのか,それとも「隠れ」だった人が表に出てきているのか,絶対数が増えているのか…….そのへんは謎である.



2000年2月1日(火)

 通勤定期が切れていた(^^;; あれま.まさか自動改札で「ピンコーン」を聞くことになろうとは…….そういえば,数日前からログインする際に「パスワードの期限があと**日です」とメッセージが出ているのだが,面倒なので無視している.いい加減に何とかしないと,ある日いきなり入れなくなってしまう.これについては何回か前科があるので,再びやってしまったらシャレにならない.更新手続きは面倒くさがらずにきちんと行おうと,少しは反省した(当社比2%増).



2000年1月31日(月)

 新年になってから心を改めて更新を始めたが,その一月も終わりである.これがあと何ヶ月続いてくれるのか.更新を始めた以上は続けなければ意味が無いのだが…….



2000年1月30日(日)

 延々とCSで格闘技中継を観る.水道橋に行く手間と入場料,試合の感想を総合すると,たとえ有料放送であってもTVで正解だったと言える(^^;;



2000年1月29日(土)

 電車の終点で車掌に「もしもしお客さん」と声をかけられて目が覚めた.この光景はよく目にするが,自分がされたのは,生まれて初めてである.



2000年1月28日(金)

 机に向かっている時間が長いので,肩から首にかけて時々痛みが走る.まぁ,大したことはないのだが.時間を見て,握力増強とか,大胸筋増強を試みているが,未だ成果は全く見られていない.って,そんなに簡単に脂肪が落ちたり筋肉が付くようなら誰も苦労はしないんだけどね(^^;



2000年1月27日(木)

 今回は別冊付録も付く.その作業も同時に行っている.したがって,懸案の4月号ネタは未だに思いつかない.ネタくれ!



2000年1月26日(水)

 肩こりには握力増強器具が効くというので,ゴム製の輪を購入し,時間があればやっている.そのおかげで少しは改善されたが,そのかわり,やりすぎて掌の皮が一部剥けてしまっている.したがって,ちょっと疲れて輪を握ると,剥けた部分に当たって痛いのなんの.(←じゃあ,しなきゃいいじゃん)
 このところ,ペンを使う機会は激減したが,主にペンで朱入れ作業を行っていた頃には,数ヶ月ごとにペンだこがペロリと剥け,ペンを握るたびに痛かったことを思い出す.



2000年1月25日(火)

 4月号ネタを思いつくたびに,人に面白いかどうかを聞いているのだが,どれもマイナーすぎるとか,「やめたほうが……」という意見が返ってくる.うーん,生きている世界が狭いうえに偏っているからねぇ(^^;;



2000年1月24日(月)

 何事もなく,滞り無く作業に費やした一日.4月号特有のネタは未だに思いつかない…….どうなるのだろうか? もし,つまんなかったらごめんなさい.



2000年1月23日(日)

 夜、執筆者より電話。原稿の内容に関しての相談だったのだが、いきなり「*月×日は空いてる?」とのこと。どうも身を固めるという話になったらしい。めでたいことだ。
 披露宴での余興に備えて「ホーミー」*の練習を始めなければ……。披露宴で「ホーミー」というのも、いささか気味が悪いというか、縁起が悪いかもしれないが、有無を言わさずやってしまうことにしよう。覚悟しておいてくださいネ>某執筆者

脚注*:ホーミー
 モンゴルで行われている伝統的な倍音歌唱法。一人の人間が同時に二つの声を出す。ベースは唸るような声なのだが、倍音は高く澄んだ綺麗な声が出る。同じような倍音歌唱法として、「∀ガンダム」のオープニングで使われていたトゥバの「フーメイ」などがある。



2000年1月22日(土)

 TVで「死国」を観る。典型的な「先が読める話」だったが、演出はそれなりにそれなりなので、眠らずに観ることができた。ちょっと脚本が冗長かも? 典型的な幽霊話というのは、よほど外さない限り、いつもそれなりに観られる。
 そういえば、女性週刊誌の車吊り広告が凄かった。映画「ポルターガイスト」で、出演した俳優が次々と死んだときにも騒いでいたが、「リング0」の撮影で「私は貞子を見た」とかやっているんだから、さすが。



2000年1月21日(金)

 眠い…….(←それだけかいっ!)



2000年1月20日(木)

 とある事情により,このところ毎日別の医療関係機関に行っている.編集=不健康なるイメージはとっくの昔になくなっていると思うし,それなりに(^^;)気を付けていたのだが,やはり年齢的なものだろうか…….
 ところで,筆者に電話したとき,ふとしたきっかけでそういう話をしたら,薬と医者の話題で盛り上がってしまった.お互い,抜本的な生活および健康管理の見直しが必要になっているようで.



2000年1月19日(水)

 「巨人たちの伝説」(星野之宣,メディアファクトリー)は好きな作品だ.このたび,文庫になったので,早速購入した.最初に読んだときの衝撃は薄れてしまっているが,やはり良い作品だ.
 ところで,表紙カバーと扉に作品の題名が英語で書かれているのだが,「Lejend of Giants」となっている…….ここに表紙の画像があるので,左上に書かれている文字を確認していただきたい.自分が間違っているのかと心配になってしまい,辞書で確認した.
 また,カバーの折り返しに書かれている作者紹介の文章で,「未来の二つの顔」の原作者は「H・P・ホーガン」とされているのだが,実際にはJames Patrick Hoganだったりする…….
 出版物の間違いをつつくというのは,そのまま自分に跳ね返ってくる行為なので,かなり気が引ける.しかし,思い入れのある作品だけに気になったので.



2000年1月18日(火)

 現在は4月号の制作進行中.
 4月号と言えば! 当然のごとく嘘記事の話をしなければならないのだが,なかなか良いアイデアが浮かばない.一件ネタを考えたのだが,ちょっとありふれているかと思われるうえ,期待したほど知名度が高くないようなので,これは捨てることにした.
 とはいえ,もったいないのでここで使ってしまおう(^^;;


News Flash---CQ出版(東京都豊島区)は,本年4月1日より,Ring Serviceのミラーサイト運用を開始する.URLは次の通り.(ここに仕込みのURLが入る)



2000年1月17日(月)

 篠田節子が週刊朝日に連載している「百年の恋」が面白くなってきている.ごく自然のうちに男女の社会的役割が交換されている二人は,ついに結婚までたどりついた.この後,スムーズに流れるのか,つまらないプライドや行き違いで駄目になるのか.こんなTVドラマ的な観測をしてしまう(それしかできない?)自分の想像力に呆れるばかり.



2000年1月16日(日)

 「SETI@home ファンブック」(野尻抱介、ローカス)。SETI@homeの面白さと、その向こうにある興味深い世界を書き下ろした一冊。思いっきり趣味入っているけど、それが楽しい。
 「報復兵器V2」(野木恵一、光人社NF文庫)購入。
 明日から次号特集の入稿をせねば……。



2000年1月15日(土)

 「quarter mo@n」(中井拓志、角川ホラー文庫)読了。前作「レフトハンド」の異様さと迫力には気圧されたが、今回は少し小粒かな? いくつか技術的に疑問な点もあったが、それよりも事象の捉え方とか行動原理がステロタイプで紋切り型っぽい点が気になった。



2000年1月14日(金)

 編集者のページは今のところインターフェースのページとは別のサーバで動いている.現在のところ,各自が勝手にデザインし,勝手に使っているのだが,この自由度はなかなか良い.というわけで,掲示板のCGIとか,すぐに入っちゃうんですけど,誰か使います?



2000年1月13日(木)

 あまりにも更新してなかったので,リセットしてスタート(^^;;
 とはいっても,いつまで続くかは,定かでない.


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