古い個人的つぶやき(2000/7/1〜12/28)


2000年12月28日(木)

 明日から冬季休暇に入るため,来年の5日まで更新は停止させていただく.みなさん,良い新世紀を.



2000年12月27日(水)

 明日で終わりだというのに,再校戻しの日が始まる.やはり年末の最後の最後は慌ただしいままである.



2000年12月26日(火)

 練習納めの次の日は納会.ビールを飲み過ぎてダウン.



2000年12月25日(月)

 通っている道場の練習納め.うーむ,仕事納めはまだまだ先だが,「年の瀬」を実感してしまった.



2000年12月24日(日)

 「ナムジ−大國主− @〜C」(安彦良和,中公文庫).
 これを歴史物として読んではいけない.著者も述べているとおり,全部が想像の話なのだから.古代を舞台に,神話の登場人物を借りたアドベンチャーロマンとして素直に読むのが正しい.ファンタジーに歴史的妥当性を問うのは愚かな行為だ.



2000年12月23日(土)

 このところ毎週のことながら,勇者を操って世界中を冒険した.そろそろ最初の目的が果たされようとしている.今年中には何とかなるかもしれない.
 そして先週と同じく,筋力トレーニングに目覚め,スクワットと腕立てのセットを間欠的に一日中行っていた.
 しかし,なんちゅー休日の過ごし方だ(^^;;



2000年12月22日(金)

 最近凝っている武道の専門雑誌を初めて購入した.内容が濃い,そして深い.記事を読んで理解するためには,新たな知識を大量に仕入れる必要がある.何とか記事を読めるように精進したいものだ.
 自分も専門性の高い媒体に関わっているが,初めて手に取る人にはそう思われているのだろうと実感.この点については気を付けなければならない.だが,専門誌として売っているわけなので,ある程度は読者に我慢してもらう必要も,またある.いささか矛盾しているように感じられるかもしれないが,要は「程度」の問題だ.



2000年12月21日(木)

 一昨日以来,そして何とか二冊読んだ.両方とも人から借りた本.

 「ミミズクとオリーブ」(芦原すなお,創元推理文庫).
 作家である主人公の元に持ち込まれる謎を専業主婦の妻が解いてしまうという,J・ヤッフェの「ブロンクスのママ」シリーズを思わせる構成.人物と会話,雰囲気がたいへん良い.しかし,謎のほうには簡単すぎるものとか,論理的に大丈夫かと違和感を感じさせるものがあった.とはいえ,この連作短編を謎だけで評価するのは間違いだ.読んでいるだけで安らいでくるような文章を楽しむ本だろう.

 「風俗嬢菜摘ひかるの性的冒険」(菜摘ひかる,光文社文庫).
 もうたいへんな大冒険だ.動き回る範囲はドラゴンクエストよりも広く,冒険のハードさはインディ・ジョーンズである(「ハード」の意味は違うが……).そして何よりも,本書は,徹底的に「いやらしい」.そういった描写がポルノ小説以上の密度で詰め込まれているので,その方面の楽しみ(活用? 実用?)も十分である.



2000年12月20日(水)

 久しぶりに床屋に行ったら,ボサボサのロンゲをものの見事にばっさりとやられた(そう希望したんだけど).これで眼鏡を取って歩いたら別人に成りすませるだろうか?



2000年12月19日(火)

 久しぶりに本を一冊読み通した.12/6以来である.その間,何も読んでいなかったというわけではなく,通読する必要のない専門書を三冊,他に週刊誌・月刊誌なども読んでいたが,丸ごと一冊全部読み通したのは久しぶりのことだ.ただ,残念なことに,それほどの内容ではなかった…….というわけで,書名は秘密.



2000年12月18日(月)

 昨日の結果,本日は足と腕に強烈な筋肉痛を感じている(激痛!).やはり加減を知らないというのは,ただの馬鹿者であるという証拠だ.



2000年12月17日(日)

 突然,筋力アップに目覚め,ヒンズースクワット200回,腕立て伏せ100回を決行.その結果,障害のある股関節が痛くなった.ただの馬鹿者である.



2000年12月16日(土)

 先週に続き,勇者を操って世界中を冒険した一日.プレイ時間が少ないので,レベルがまったく上がっていない.終わるのはいつの日か…….



2000年12月15日(金)

 まったく本を読んでいない日が長く続いている.さすがにここまで長くなると,自分でも大丈夫かと心配になってくる.本を読むことに義務感などはないのだが,数十年続いている「習慣」だったものが途切れてしまうというのは,尋常ではないような気がする.



2000年12月14日(木)

 まじめに仕事,まじめに帰宅…….昨日の分をコピー&ペーストすれば体裁が整ってしまうような一日.そのうちウィークディの区別がつかなくなり,デジャブが起こり始めるかもしれない(^^;;



2000年12月13日(水)

 まじめに仕事,まじめに帰宅,まじめに休養.社会人として模範的な一日だったかもしれない.この場合,「模範」とは「退屈」と意味が近いかもしれない.



2000年12月12日(火)

 校正も終わり,編集の立場としては書店に並ぶのを待つばかり.で,一段落……とはいかない.なにしろ12月である.年末進行のため,隙間無く入稿作業に突入.



2000年12月11日(月)

 またまた勇者を操り……などということはない.まじめに校正に励んだ一日.



2000年12月10日(日)

 再び勇者を操り,冒険に出ていた一日……って,いーかげんにしておこう(^^;;



2000年12月9日(土)

 勇者を操り,冒険に出ていた一日(^^;;



2000年12月8日(金)

 持病の治療のため通院.途中で本日発売ということになっているゲームボーイ版「ドラゴンクエスト3」を入手.土日はこれで決まりだぜ.



2000年12月7日(木)

 Mookを一冊購入.クズのような内容だった.「読み捨て本」以前,ただの「捨て本」である.安直な企画で,なおかつ取材不足,執筆者の態度・立場がはっきりしないなど,誉めるところが全くない本だった.無駄遣いをしてしまった.



2000年12月6日(水)

 「浪費バカ一代 ショッピングの女王2」(中村うさぎ,文藝春秋).
 あいかわらず壊れた金銭感覚で楽しませてくれる.この人,文章で読ませるタイプというわけではなく,ネタで読ませるタイプだ.したがって,同じ浪費ネタの本が続くと読んでいるのが厳しくなる.そろそろ限界? しかし,税務署の怖さだけはよくわかった.



2000年12月5日(火)

 忘年会が行われるという.何と一次会はボーリング大会なのだそうだ.左股関節に障害があるので,ボーリングの投球はどう考えても難しい.悪くしたら大変なので一次会はパス.二次会のおおまかな場所を聞いて向かってみるがまったく見つからず,三十分ほど迷子になる.結局,本屋を見つけてタウンマップを参照し,ようやくたどり着くことができた.疲れていたのでビール数杯でダウン状態.ああああああ…….



2000年12月4日(月)

 校正漬けの一日.特記事項無し.今日読んだ本は,題名を紹介するだけでも私個人のプライバシーに関わってくるので秘密とさせていただく.



2000年12月3日(日)

 ビデオで「将軍の娘」.これは重い.思いっきり気分が沈んだ.このダメージから回復するのにしばらくかかりそうだ.「前向きに生きる」だの「人生を楽しもう」などと言っている人たちに観させて感想を聞いてみたいものだ.



2000年12月2日(土)

 「百年の恋」(篠田節子,朝日新聞社).
 週刊誌連載の頃,ずっと読んでいたので,その部分は斜めに読み,加筆部分のみを真剣に読んだ.面白い.



2000年12月1日(金)

 編集後記なるものを書いたが,もうすでに来世紀二冊目の号の分である.世紀をまたぐ,だが取るに足りない文章っていうのも,壮大なわりには卑小で,このギャップがなかなか面白い存在だ.



2000年11月30日(木)

 「イティハーサ 7」(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)。
 感動の最終巻.これだったら最後の一冊が出るまで我慢して一気に読むべきだったかと,待ちきれなかった自分にちょっと後悔.



2000年11月29日(水)

 「人はなぜエセ科学に騙されるのか(下)」(カール・セーガン,青木薫訳,新潮文庫)
 上巻を読み終わってから,かなり時間がかかった.この本が面白くないわけではない.その逆だ.時間がかかったのは,単に体調が悪かったのやら,割り込みで読んでいた本が数冊あったとか,本を積極的に読みたくなる精神状態にはないなど,個人的な都合にすぎない.



2000年11月28日(火)

 弊社のWeb管理で一悶着.管理形態変更の連絡とか,運用形態変更の連絡は,こまめにわかりやすく,関係者全員に周知させるようになされなければならないと思うのだが…….というわけで,この日記の更新が止まったら,(技術的ではなく)運営上のトラブルが起こっているものと思って欲しい.



2000年11月27日(月)

 増刊ばかりをやっていたが,そろそろ特集の入稿も急がねば.今日は浅草でテルミンコンサートがあるのだが断念.



2000年11月26日(日)

 部屋を思いっきり暖かくして増刊のお持ち帰り校正.



2000年11月25日(土)

 回復に努める一日.なかなか熱が取れない.



2000年11月24日(金)

 終日,増刊の校正.さすがに200ページ越える本を一日で校正するのは無理だった.あとはお持ち帰り.夕方から夜にかけて再び発熱.



2000年11月23日(木)

 まだ本調子ではないが,快復に向かいつつはある.頂上の無い山はない.底のない谷はないといったところか.



2000年11月22日(水)

 まだ熱は下がらないが,いつまでも休んではいられない.医者に行って熱冷ましの点滴を入れてもらう.汗とともに体が冷えていくのがわかった.



2000年11月21日(火)

 休息.ひたすら寝た.



2000年11月20日(月)

 どうも体調が優れないと思い,熱を測ってみたところ(発熱しやすいので会社に体温計を常備してあるのだ),やはり微熱が出ていたので早々に退散.



2000年11月19日(日)

 東京国際フォーラムで「リバーダンス」.アイリッシュが基本なのだが,バレエ,タップ,フラメンコ,ロシアンなどが一体となった素晴らしい出来だった.



2000年11月18日(土)

 恵比寿でロシア・アニメ映画祭.出物の作品があって感激.



2000年11月17日(金)

 事後報告になるが,月曜日に探していた道場の件,良さそうなところを見つけてすでに入門してしまった.以前通っていた道場に行かなくなってから約一年が経っている.これからしばらくは常時筋肉痛を感じていることになりそうだ.



2000年11月16日(木)

 本を読めない精神状態が続いているので,通勤時間には週刊誌などを買って読んでいる.さもなければゲームボーイを取り出して「ミスタードリラー」をカチャカチャやっている.



2000年11月15日(水)

 先週の金曜日以来,校正や原稿は読めるものの,本が読めない日々が続いている.それでも雑誌類は何とか読めるので,完全に活字が読めないと言うわけではないのだが,文庫本や単行本はまったく読めない.困ったものだ.精神的な問題だとは思うのだが…….



2000年11月14日(火)

 急な発熱のため自宅で休養.20時間は寝ていたかもしれない.



2000年11月13日(月)

 会議と増刊の作業.
 昼の空いた時間を利用して近所にある道場の見学に行った.足に障害があり,開脚に問題があるのだが,こんな状態で練習できる武道は何か無いものか?



2000年11月12日(日)

 野外で宴会.しかし寒すぎて途中でギブアップ(^^;;
 終わりまで付き合えず,早々に帰ってダウン…….体力がない!



2000年11月11日(土)

 先月から習い始めた楽器の練習会.これまでピアノ(キーボード),クラリネット,ギター,声楽をかじって全部何らかの事情で中途半端なままになってしまっているのだが,今度は上達できるのか!? 中途半端になったら恥ずかしいので楽器名は秘密.



2000年11月10日(金)

 今日は疲れているのか,そういう精神状態なのか,本が読めなかった.もちろん校正は読めるんだけど(^^).こんな状態が長引かなければ良いのだが…….



2000年11月9日(木)

 「人はなぜエセ科学に騙されるのか(上)」(カール・セーガン,青木薫訳,新潮文庫)
 面白すぎる.素晴らしすぎる.少しでも非科学的な物を信じている人には読ませてやりたくなってしまう本だ.とっとと下巻を読もう.
 同じように擬似科学を徹底的に叩いた本として,「奇妙な論理(1),(2)」(マーチン・ガードナー,社会思想社)もお薦め.こちらはいささか古い本だが,まだ新刊で入手できるし内容も古びていない.まぁ,変な物を信じちゃう人たちに進歩がまったくないってことなんだけどね.



2000年11月8日(水)

 校正に明け暮れた一日.深夜帰宅.したがって特記事項無し.



2000年11月7日(火)

 とある用件で巣鴨近辺を探索.巣鴨に通い始めてから十数年も経っているのだが,未だに行ったことが無い場所はたくさんある.本来の目的以外にも,いろいろと発見できて面白かった.またやってみよう.



2000年11月6日(月)

 「バルーン・タウンの手品師」(松尾由美,文芸春秋)
 名作「バルーン・タウンの殺人」の続編短編集.読む前の期待が大きかっただけに,少しパワーダウンしたかなという印象.



2000年11月3日(金)〜5(日)

 急に発熱して三日間まるまる寝込んだ.ぎっしりと詰まっていた楽しい予定は全てキャンセル.CSで集中放送していたスタートレックを見ていただけ.



2000年11月2日(木)

 「きりのなかのはりねずみ」(ノルシュテイン,コズロフ著,ヤルブーソヴァ絵,こじまひろこ訳,福音館書店)
 この本はチョーお薦め! 大人も子供もみんな読むべし! 甥っ子と友人の子供の人数分買って全員に送ってやりたい.



2000年11月1日(水)

 「ベルセルク 20」(三浦健太郎著、白泉社)。
 まだまだ続く.次が読めるまでまた半年以上待たされるのか…….

 あとコミックスをもう一冊.恥ずかしいので題名は省略.



2000年10月31日(火)

 展示会取材で終日.戻って校正.これって充実(?)



2000年10月30日(月)

 10月20日(金)に書いた件の続き.放送は今日らしい.番組名は秘密.たぶん誰も気が付かずに終わる.ともかく,時間的にビデオでしか見られないが,チェックはしよう.



2000年10月29日(日)

 ゴミ本をつかまされてちょっと不機嫌.人の住んでいる地域(国た都市)を指して「不思議の〜〜」とかいったタイトルを付けて売られている本は多いが,その一冊.だいたい,「不思議の〜〜」とか言われても,そこに住んでいる人にとっては「放っとけ」の一言なのだが,何の疑問も感じることもなくこんな題名を付けてしまえる神経が信じられない.まぁ,思った通りのゴミだったので,逆に納得だが.



2000年10月28日(土)

 ゲーム機の前で固まっていた一日.たまにはこんな時間の使い方も良い.



2000年10月27日(金)

 「イティハーサ 6」(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)。
 残るは一冊.どうなるどうなる?

 同居人と待ち合わせし,串揚げで一杯.秋ですねー.



2000年10月26日(木)

 「イティハーサ 5」(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)。
 話が展開し,佳境に向かい始めた…….あと二冊.



2000年10月25日(水)

 本日発売された弊誌は,2000年12月号である.表記上は今世紀最後の号ということになる.そう考えると,いつもの仕事で作り出したいつもの号であっても,何やら感慨深げに見えてくる.不思議なものだ.



2000年10月24日(火)

 「聖母の部隊」(酒見賢一,ハルキ文庫)
 単行本ですでに読んでいたのだが,この小説は好きなので文庫化されたのを機に再読.最後に明かされる非常に残酷で非人間的なアイデアに愕然とし,そして救いようのない結末が待っているのだが,愛に溢れた暖かい印象が残るという不思議な話.



2000年10月23日(月)

 先週出版されたはずの本を探して毎日複数の書店に通って探しているのだが,未だに見つからない.あきらめてインターネット書店で買ったほうがいいのだろうか? 送料を払って入手したとたんに出回り始めたら,かなり悔しいに違いない.微妙な頃合いだ.



2000年10月22日(日)

 「たとえ病むとも」(重兼芳子,岩波現代文庫)
 がんを宣告された作家の闘病記.壮絶な内容で,しかも絶筆という凄まじい本だが,最後まで書き続けた作者の精神力は凄いと思う.



2000年10月21日(土)

 昨日の内容のとおり半日を過ごした.その後は帰って寝転がりながらコミックスを読むという標準的な休日.



2000年10月20日(金)

 明日はちょっとした関係でTV番組の収録に付き合うことになった.普段通りの格好でという話だが,この際だからとお化粧したうえで着飾って行ってやろうか? 怒られたりして.



2000年10月19日(木)

 夕方を過ぎてさぁもう一仕事!と思ったら,「今日はこれから打ち上げです」…….聞いてないぞぉ!



2000年10月18日(水)

 「虹色のトロツキー(1)〜(8)」(安彦良和,中公文庫)
 刊行されるたびに読んできていたのだが,ついに完結した.話としてはちょっと物足りないような気もするが,過去に日本が犯した国際的犯罪ともいえる「満州国」を正面から取り上げ,描いた姿勢はたいへん立派だと思う.



2000年10月17日(火)

 「回転翼の天使 ジュエルボックス・ナビゲイター」(小川一水,ハルキ文庫)
 ヘリコプター冒険青春職場SF小説? エピソードを繋いだ連作短編のような雰囲気だが楽しめた.連続TVドラマにすれば面白いかも.



2000年10月16日(月)

 新宿で配偶者とともに牡蠣づくしで一杯.秋だねぇ…….



2000年10月15日(日)

 眠り病にでも罹ったのか? 24時間のうち約20時間は寝ていた(^^;;



2000年10月14日(土)

 昨日予告した通り……とは逆で何も起きない普通の休日だったとさ,チャンチャン
 前から探していたコミックスを二冊やっと見つけて読んだ.



2000年10月13日(金)

 今世紀最後の13金なので,何か悪いことが起こるかと思っていたのだが……やっぱり起こった(^^;).
 出先からバスで戻ろうとしたら,まず逆方向に向かう車両に乗ってしまった.気を取り直して下車し,時刻表を見たら40分近く来ないことが判明.しかたなく歩き始めた.しかし歩き続けると,そのうちにバスに追い越されてしまうという悲劇に見舞われるため,あきらめて途中の停留所で20分近く待つことになった.で,やってきたバスは乗車率が150%はいっていようかという大混雑.そのまま数十分間込み合った中で耐え続けたのであった.
 13金は凶,そして明日の14土は大凶だともいう(←言わねーよ).何事もない週末を迎えられればよいのだが…….月曜日の報告を待て!



2000年10月12日(木)

 「天使の非常手段 RIO(1)」(笹本祐一,ハルキ文庫)
 最近の文庫にしては薄い…….で,続刊はいつなんだろうか?

 あ,忘れていたが,今日で四捨五入すると四十路に届くんだ…….なにも嬉しくないぞぉ!



2000年10月11日(水)

 そして今日も校正漬け.そんなこんなで帰ったら,それこそ比喩でも何でもなく「バタンキュー」の状態だった.



2000年10月10日(火)

 休み明けは校正漬け.こういう日は週刊誌一冊読むのが限度かな.



2000年10月9日(月)

 スタトレ・ジャンキーの後,今世紀最後の大勝負「川田vs.佐々木」.
 この時点で深夜を過ぎている.
 そして「お持ち帰り」した仕事をまじめにこなす.こういうのって宿題と同じで,最後の日に,それも夜遅くならないかぎり始めないんだよねー.



2000年10月8日(日)

 CSで集中放送されたスタートレックに付き合った一日.



2000年10月7日(土)

 テルミン講習会に参加.早く自分専用のものを手に入れて趣味に加えたいものだ.



2000年10月6日(金)

 「数学の小事典」(片山孝次,大槻真,神長幾子編著,岩波ジュニア新書).
 高校数学をまとめた本.高校の数学だからといって侮るなかれ.この本を最も必要としているのは,高校を出てから時間が過ぎ,その多くを忘れてしまった人たちのほうだ.詳しく,そして丁寧に解説されているので,楽しく「思い出す」ことができる.本書を読んでいて思ったのだが,高校の数学って,ほんとうに有用なんだね.また,索引が詳しいので,とても便利だ.



2000年10月5日(木)

 あ,昨日の分に重大なことを書いておくのを忘れていた.
 なんと,初めてモバイラー体験をしたのだ.取材の後,喫茶店でWindowsCEマシンを取り出し,取材記事を書き終えた後,携帯電話で会社までメール送信したのだ.
 こういったモバイルコンピューティング環境は便利だと聞いていた.しかし,自分がそういう境遇になるとは思えなかったので,これまであまり関心は無かった.だが,実際に体験し,便利さを実感してみると,新たな世界が開けてきたような気がした(←大げさすぎるって!).



2000年10月4日(水)

 朝から夕方遅くまで外出.電車の移動時間は睡眠タイム.帰社の後は校正.よって特記事項無し(;_;).



2000年10月3日(火)

 帰宅が遅くなったうえ,明日が早いので,今日はコミックス二冊のみ.



2000年10月2日(月)

 深夜に帰宅.食事の後,WinCEマシンをいじくり回す.CE用のIEで弊誌のページを見てみたが,まだまだ改良の余地があると実感.



2000年10月1日(日)

 新宿で海外の知り合いに送るプレゼントをお買い物.その後,牡蠣で乾杯.
 夜,WindowsMEのインストールに挑戦するも失敗.アンインストールすることになった.残念.



2000年9月30日(土)

 新宿のイタリヤ料理店で夕食.海外関係の知り合いばかりだったので,当然その話で盛り上がった.帰りに衝動でWindowsCEマシンを購入.



2000年9月29日(金)

 昨日から読んでいた本は,あまりに「地雷」だったため,題名の紹介は控えておくことにする.本来なら,「地雷警報」を出すほうが親切なのだろうが,それも癪にさわるくらいの内容だったのだ.



2000年9月28日(木)

 しばらく本を読んでいなかったが,久しぶりに手に取ってみた.いやー,読んでいる感覚が楽しい.根っからの活字オタクだと実感した次第.



2000年9月27日(水)

 ホームページの運用に関して担当部署と会議……というか,紹興酒の賞味会.



2000年9月26日(火)

 一般に今日のような状態を休みボケという…….



2000年9月20日(水)〜25(月)

 まったく本も読まず,それどころか日本語すら使わなかった日々.ただ,多くの人との長い時間の会話が続いた.かなり楽しかった.



2000年9月19日(火)

 業務連絡:本日夕刻より出張に出かけ,次回の出社は26日午前になります.あらかじめご了承ください.



2000年9月18日(月)

 会社のごく近くに出来た古本屋だが……入ってみたら……コミックとアダルト雑誌,写真集,中古ビデオと大人向けビデオの店だった.それはそれで需要はあるのだが(^^;),ちょっと期待が外れた.



2000年9月17日(日)

 終日,自宅のPCをいじくり回す.最初のWindows95のまま現在にいたるまで使い続けているうえ,中身をいじくり回しているため,なかなかやっかいな代物になり果てている.データをセーブして中身を全部交換してしまえばいいのだが,環境構築の手間を考えると,それも難しい.このままあと何年使い続けるのだろうか…….



2000年9月16日(土)

 同居人の厳命により,自宅の居間に積み上げておいた本の山を片づける.本とほこりは知らないうちに溜まってゆく.こまったものだ.



2000年9月15日(金)

 故あって近所の100円ショップで数千円分の買い物.なんじゃそりゃ.



2000年9月14日(木)

 会社のごく近くに古本屋ができるらしい.これは楽しみだ.めぼしい物は買い尽くしてやろう.



2000年9月13日(水)

 「ぼくらは虚空に夜を視る」(上遠野浩平,徳間デュアル文庫).
 最近,やたらとこの作者の本を読んでいるような気がする.なにしろ多作な作家だ.



2000年9月12日(火)

 8月31日の分にも記したように持病がある.それがちょっと悪くなったのでお医者に行った.薬を変えてもらったら調子良くなったのなんの(^^;;
 夜はCSでフランスのコメディ.出来は良く,期待していなかっただけに良い拾い物をしたという感じ.



2000年9月11日(月)

 「ウンベルト・エーコの文体練習」(ウンベルト・エーコ,和田忠彦訳,新潮文庫).
 良い.好き.笑える.そしてSFっぽい.



2000年9月10日(日)

 再び何が起こったのか,ほとんど寝ていた一日.(^^;;



2000年9月9日(土)

 何が起こったのか,寝てばかりの一日.



2000年9月8日(金)

 「テルミン エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男」(竹内正実,岳陽舎).
 世界最初の電子楽器であり,しかも他のどんな楽器とも似ていない奇跡の楽器「テルミン」を作ったレフ・セルゲイエヴィチ・テルミンの伝記と,楽器テルミンがもたらした芸術と文化を紹介した本.もともとテルミンには興味があったのだが,本気で欲しくなった.



2000年9月7日(木)

 終日メールサーバがダウン.もし連絡をいただいていたとしても,本日はそのような事情により返信できませんでした.何とぞご了承ください.復旧後,すぐに返答させていただきます.



2000年9月6日(水)

 再校戻しの作業中だというのに,あれやこれやで落ち着かなかった一日.あれあれまぁ.



2000年9月5日(火)

 久しぶりにゲームの攻略本を買った.ただし,プレイしていて行き詰まったというわけではない.気に入った作品が終わると,後からそれを思い返すために買っているのだ.ゲームの場合,特定のシーケンスやシーンを見ようとすると,それなりに時間がかかってしまう(その場所でセーブしていなかったら悲惨).攻略本を持っていれば,後から思い出すのに便利だ.要するに記念のようなものである.
 ところで,ゲームや映画よりも,やはり書籍が好きだ.実際,ゲーム機を買った時にまず思ったのは,「これで攻略本やゲーム雑誌,関連本が買えるようになった!」だったし(^^;



2000年9月4日(月)

 「素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち」(アーシュラ・K.ル=グウィン,村上春樹訳,講談社文庫).
 文庫になったので早速(というほどでもないが)読んだ.このシリーズは内容も絵も良い.



2000年9月3日(日)

 ビデオ三昧の一日.最近,休みはこのパターンになることが多い.



2000年9月2日(土)

 PRIDEの放送を観た.ペイパービューでもよかったのだが,一週間待てば観られると思うと,購入する気にならなかった.
 総じて良い試合が多かった(石沢の試合も良かった)のだが,特定はしないがどうしようもない試合もあって残念.地上波放送を待って正解だったかも.



2000年9月1日(金)

 「レーニンをミイラにした男」(ズバルスキー,ハッチンソン,赤根洋子訳,文春文庫).
 「生きているかのよう」と評され,偽物説も根強かったレーニンの死体に関する秘話(?).当時のソ連の生活もわかる.



2000年8月31日(木)

 しばらくぶりに掛かり付けの医者へ行った.持病がありながらずっと我慢していたのだが,薬を処方してもらって久しぶりに楽になった.



2000年8月30日(水)

 特記事項無し.先週から毎晩ビデオを借りて観る日々が続いている.ここしばらく映画はCSでばかりを観ていたのだが,ゆれもどし現象なのだろうか?



2000年8月29日(火)

 本に関しては,たとえ内容がはずれでも,何とか最後まで読むことに努めている(もちろんナナメ読み/飛ばし読みになるが).しかし,今日つかんだ某ホラー文庫の一冊は,半分で放棄せざるをえなかった.悔しいので書名は秘密.



2000年8月28日(月)

 「朝鮮語のすすめ」(渡辺吉鎔,鈴木孝夫,講談社現代新書).
 語学の入門書ではなく,本当にタイトルの通り「学習を勧める」本.最近,何かと韓国のWebページを見ているのだが,認識力も弱く語彙も話にならないほど少ないため,英語バージョンや日本語バージョンが用意されているところでは,そちらに逃げてしまう.もうちょっと何とかしたいと思う今日この頃.



2000年8月27日(日)

 映画とビデオと居眠りの一日.そしてビールに溺れて沈没.



2000年8月26日(土)

 「朝まで生テレビ」ならぬ「朝まで原陽子」を最後まで観てしまったので一日中体調が変だった.



2000年8月25日(金)

 「コンセント」(田口ランディ,幻冬舎).
 話題の本なのだが…….評判も良いようだが…….私にはあんまり……特に最後のほうが……「なんでやねんっ」という感じで……うーん,ダメっす.
 その他にも,「携帯電話を使っていると電磁波で頭が痛くなってくる」といった凄い表現や,人の意識を何かとOSとかPC周辺機器に喩えて説明してしまうところ,会話が多すぎるところなど,「付いていけなかった」というのが正直な感想だ.



2000年8月24日(木)

 任天堂の新しいゲーム機に驚愕.実際にこの製品を買うことがあるのかどうかはわからないが(SFCも64も持っていない),同時に発表されたGBは買ってしまいそうだ.



2000年8月23日(水)

 Design Wave Magazineの「スタッフ募集」からリンクをたどってお越しいただいた方々はじめまして.
 ここには,業務とはほぼ関係ないことのみが書れています.このページに書かれた内容を読まれて,「本の話題はあるんだけど,コンピュータやエレクトロニクスの本の話が無いじゃん」という感想を抱かれる方もいらっしゃることかと思いますが,このような事情ですので,その点,何とぞご理解いただければ幸いに存じます.

 漫画一冊読んで沈没.



2000年8月22日(火)

 「怠け数学者の記」(小平邦彦,岩波現代文庫).
 雑誌などに発表したエッセイを集めたものなので,同じ話題が繰り返し出てくるところは少し気になるものの,内容は技術者も科学者も学生も必読じゃないかと思ってしまうくらいに面白い.

 肩こりと頭痛のため,この数日間,背中にエレキバンを数枚貼り付けたまま過ごしている.いい加減かぶれてきそうなので,そろそろ剥がそう.



2000年8月21日(月)

 「お笑い創価学会 信じる者は救われない」(佐高信,テリー伊藤著,光文社).
 何も言うまい…….



2000年8月20日(日)

 「睡眠障害」(井上昌次郎著、講談社現代新書)。
 面白い内容(特に身に覚えのある身としては)なのだが、疲れていたので読んでいたら寝てしまった。睡眠障害の本が睡眠促進になったということで(^^;;
 あ、くれくれもことわっておくが、非常に良い内容の本だ。



2000年8月19日(土)

 「古本マニア雑学ノート」(唐沢俊一著、幻冬舎文庫)。
 本を集める趣味はないのだが、集めたくなる気持ちはわかる。ただ、「切手マニアが郵便にコレクションを使わないように、古書収集家は本を読まない」という格言(?)に説得力があるのかないのかはわからないが、自分がこの境地に達することは無いだろうとは断言できる。やはり、本は読む物だと思うし。
 しかし、本を集める世界の面白さとか醍醐味、裏事情をたいへん楽しく知ることができる。紀田順一郎や横田順彌に並ぶ「古書エッセイ」だと思う。



2000年8月18日(金)

 昨日の事態をひきずっていたので大人しく過ごす。

 今日読んだ本は、初めて買ってみたジャンルのものだったが、読まなければ良かったと思った。読んだのは、いわゆる「歴史残酷物」である。歴史の中にあったと思われる残酷な話を短い小説にして集めているヤツである。出来具合は本によるのだろうが、しばらくこのジャンルのものは読みたくない。



2000年8月17日(木)

 偶発的な出来事によりたいへんな事態に陥る(具体的には書かないが、もうたいへん)。そのため、とっとと会社から撤退。
 プロレス雑誌を読んだ程度。佐々木健介と川田利明はほんとうに試合をするのだろうか。



2000年8月16日(水)

 「イティハーサ 4」(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)。
 やっと半分近く.まだまだ楽しめるわけだ.

 ロシアの原潜事故はどうなるのか…….



2000年8月15日(火)

 今日のような日に,このような本を読んでいるというのもナニだが…….

 「大失言 戦後の失言・暴言・放言〈厳選77〉 まことに遺憾ながら…」(失言王認定委員会,情報センター出版局).
 あまり趣味の良い本ではないが面白い(^^).政治家の失言と,その発言前後の脈絡,そして釈明まで収録されているので親切.ちょっと解説がうざったい点は残念.
 森首相も相当なものだが,それ以上に中曽根元首相とか石原都知事がとにかく多い(^^;



2000年8月14日(月)

 「とんかつの誕生――明治洋食事始め」(岡田哲,講談社選書メチエ).
 和魂洋才食品――トンカツ,カレー,コロッケ,あんパンといった「洋食という名の和食」の歴史と成立について解説した本.西洋文化が入ってきた時の混乱と,それを工夫して上手に取り入れていく過程が楽しい.日本人は何でも物まねとは言うが,パクリとアレンジは違う.



2000年8月13日(日)

 「下着の誕生――ヴィクトリア朝の社会史」(戸矢理衣奈、講談社選書メチエ)。
 美しいという概念や道徳観が、健康や機能という言葉とは無縁だった頃、服飾は人体を不自然に歪ませるものでしかなかった――。健康や自然という概念が「美しさ」に取り込まれる中で現在の下着が生まれた……。
 纏足やコルセットは問題外だと思うが、今にいたっても過剰なダイエットに代表される無理な人体矯正は行われている。社会的に押しつけられている「美しい」という概念が、どれだけの不自然さをもたらしているのか、程度こそ違えど本質は変わっていない。



2000年8月12日(土)

 ビデオで「バトル・オブ・シリコンバレー」(Pirates of Silicon Valley)。
 アップルのスティーブ・ジョブスとマイクロソフトのビル・ゲイツを主役にしたドラマ。有名なエピソードがちりばめられていて楽しい。ただ、MSの現社長スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)のことを「ボールマー」と訳していたのは興ざめだった。MSの現社長なんだから、ちょっと調べればわかるのに……。それとも架空の人だと思ったのだろうか……。どっちにしても調査不足としか言いようがない。



2000年8月11日(金)

 CSで「宇宙からのメッセージ」。これって結構恥ずかしい……。



2000年8月10日(木)

 特記事項無し。



2000年8月9日(水)

 「冥王と獣のダンス」(上遠野浩平,電撃文庫).
 作者独特の世界は変わらない.とはいうものの,今回はちょっと薄め.個人的には,このくらいのほうが良いと思う.



2000年8月8日(火)

 J-Debitで支払おうとしたら機械にはねられた.心配になったので銀行に直行して残高照会をしてみたがカードも通ったし残金もそれなりにあった.今日はじめてJ-Debitを使ってみようと思ったのだが幸先が悪い.なにぶんはじめての話なので他と比べようがないのだが,その機械だけが悪いのか,カードに何か問題があるのか…….ちょっと心配だ.



2000年8月7日(月)

 「もっとすごい科学で守ります」(長谷川裕一,NHK出版).
 同様の本はたくさんあるが,出色の出来だと思う.すごく面白い.だが,本書を楽しめる人は限られている.



2000年8月6日(日)

 引き続き横浜で過ごす.バテきったのですぐに寝た.



2000年8月5日(土)

 終日,灼熱の横浜で過ごす.



2000年8月4日(金)

 「失われた未来」(岡田斗司夫,毎日新聞社).
 数十年前に描かれた「輝かしい未来像」は,いつから「過去のもの」になってしまったのか.新聞のコラムなので,一つ一つの項目があっさりしすぎている感もあるが,読後は複雑な気分になった.



2000年8月3日(木)

 『「Y」の悲劇』(有栖川有栖、篠田真由美、二階堂黎人、法月綸太郎、講談社文庫)。
 かの名作「Yの悲劇」を元ネタにした競作短編集。それぞれに料理のしかたが違っているのは面白いが、作品に関しては物足りなさを感じた。



2000年8月2日(水)

 CS放送で「紅い眼鏡」が放送されていたので,録画して観た.この作品に対する評判はイマイチのようだが,私は好きだ.



2000年8月1日(火)

 「語源の快楽」(萩谷朴、新潮文庫).
 「あっけらかん」とか「へそくり」といった不思議な言葉の語源を知ることができる。もっとも、語源を知ったところで世間話のタネにしかならないのだが、無駄な知識を蓄えるのも楽しい。だから、本書の題名に「快楽」と付いているのは、非常に正しい。



2000年7月31日(月)

 いったん始めたことは最後までやり通さねば。
 というわけで、前日読んでいた漫画の続きを買い込んで読む。(作品名は秘密)



2000年7月30日(日)

 暑いので,前日買い込んだ漫画本を一気読み.夜,原稿が届いたので作業.



2000年7月29日(土)

 恩人の命日(正確には命日の次の日)なので,外出して関係者が集まり,故人を偲ぶ.



2000年7月28日(金)

 「ピニェルの振り子」(野尻抱介,ソノラマ文庫).
 「SFらしい」アイデアの作品.いわゆるジュニア文庫だが,核になっているアイデアと話は硬派.



2000年7月27日(木)

 各新聞のWebサイトを見ていたら,コンコルドの事故に変な意味を持たせようとしている記事が一部にあった(「天声人語」などは言語道断).こういう発想は不健全だと思う.事故って純粋に技術的な問題だと思うのだが.「20世紀の技術」とか「速度を追求した技術思想」が終焉を迎えるのだとか言われても,うなずけるわけがない.



2000年7月26日(水)

 入稿作業の日々。特記事項無し。



2000年7月25日(火)

 「イティハーサ 3」(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫)。
 『「社会調査」のウソ』(谷岡一郎著,文春新書)。
 西原理恵子の漫画に出てくるギャンブル社会学者の本。そういえば、ブルーバックスに「統計でうそを付く方法」という名著があったな……。



2000年7月24日(月)

 巣鴨の駅前で盆踊りが行われており,今も東京音頭やら炭坑節が聞こえてきている.このまま夜店で何か買っきて夕食にしようかとも思ってしまう.この盆踊りは毎年行われているのだが,帰り道が浴衣を着た女の子たちで溢れかえっているのを見て夏を実感しているような気もする.さすがに十年以上同じ場所に通っているので,自分の住んでいるところよりも,勤め先がある場所の行事のほうが恒例になってしまっているのだ.これに関しては共感してくる人も多いのではないかと思うのだが…….

 今日は週刊誌とコミックスを読んで終わり.



2000年7月23日(日)

 IT憲章が発表されたのだが……。言うは安し行うは難し。言っていることはその通りだと思うし、理想といえば理想なのだが……。ともかく、まず日本国内のディジタル・ディバイドを解消してほしいものだ。行政は否定するかもしれないが、絶対に構造的な問題があると思うぞ。
 ともあれ、あの首相が「電力線通信」を持ち出した点などは大きな前進かもしれない?



2000年7月22日(土)

 光が丘公園フェスティバルにて、知り合いのバンドが二組出るというので観に行く。そうしたらあまりの暑さのため、ちょっと気分が悪くなった。何とかならんものか。

 「血――吸血鬼にまつわる八つの物語 ――」(大原まり子ほか、ハヤカワ文庫)。
 吸血鬼を題材にしたアンソロジー。個性的で実力のある作家ばかりなので、誰もが予想以上に題材を器用に消化している。題材が題材だけに単純なゴシックホラーばかりかと思ったのだが、作品の幅がとにかく広い。まいったという感じ。



2000年7月21日(金)

 昨日記したサーバ復帰の件だが、なんと誰も何もしていないのに勝手に直ってしまったものだと判明。症状からすると何らかの原因で電源が飛んでいたようなのだが、時間が経ったら復活したということらしい。何が起こったにしろ、危ないったらありゃしない。

 「トンデモ大予言の後始末」(山本弘、洋泉社)。
 このシリーズいつもの構成でいつもの内容。



2000年7月20日(木)

 昨日の昼、www2のサーバが落ちていることを確認した。BSDが落ちたという話だったら対処は簡単なのだが、マシン自体が吹っ飛んでいたようだったので、復旧にはしばらくかかると思っていた。
 そしたら……何とか復旧できたようで。まぁ何はともあれ良かった良かった。



2000年7月19日(水)

 3.5時間の睡眠で出社。日中、何度か意識が飛びそうになった。危ない危ない。
 本日、私の言動がおかしい、反応が鈍いと感じられた方々にお詫びします。そのような事情でした。



2000年7月18日(火)

 「おせっかい」(松尾由美、幻冬舎)。
 なんとも紹介しづらい小説だ(^^;)。「設定がアクロバチックなミステリー」とでも称しておくのが無難だが、それでは何のことかわからないだろうし……。「小説の中と現実の世界を行き来するミステリ」というのが目一杯の説明か。



2000年7月17日(月)

 とある海外のWebサイトで本を買った.ハードカバーを5冊買い,本の値段は日本円で2,000円程度のものだったのだが,ちょっと速めの運送手段を選んだら合計金額が10,000円近くになってしまった.これにはビビった.
 しかし,考えてみれば,普段から5,000円以上もする単行本を買っていたり,日本で輸入本を買おうとしたらそれくらいの値付けでは済まないので,これでも十分に安いのだ.ただ,普通の郵便を指定すると遅い(いつ頃届くのかもわからない)代わりに500円程度の運送費で済むことがわかっているから何となく悔しかったりする(^^;;
 さて,問題です.本も運送費も日本とは値付けがまるで違うのだが,これはいったいどこの国のことでしょう?



2000年7月16日(日)

 そして灼熱の一日。まともに寝ていられないというのが問題だ。相変わらず変調が収まらず、CSでスタートレックを観た程度。



2000年7月15日(土)

 引き続き体調の変調に悩まされた。何もしなかった一日。こういうの、何とかならないものか?



2000年7月14日(金)

 とある体調の変調に悩まされた一日。何か悪い物を食べたのだろうか? まぁ、折りもおり、時期柄も時期柄なので、みなさんご注意ください。



2000年7月13日(木)

 プロレス雑誌を読んでいると、全日本に残ったほうが目立つうえに同情が集まってよかったのか、規模や実力の面でノアのほうがよいのか、まったくわからなくなる。しばらくすれば答はおのずと出るのだろうが、こういう判断は難しい。自分の周りでこんな分裂騒動が起こったと仮定して、自分ならどんな行動をするのかと考えてみても、「その場になってみなきゃわかりましぇーん」としか言えないし。



2000年7月12日(水)

 再びHDD一掃(^^;; 自分の環境をリセットすることに何の抵抗も感じなくなってきた。こんなんでいいのかな?

 「手塚治虫ミステリー傑作集」(手塚治虫、ちくま文庫)。
 「クレープを二度食えば 自選短編集」(とり・みき、ちくま文庫)。
 収録作『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ』懐かしいッス。



2000年7月11日(火)

 「粋な旋盤工」(小関智弘、岩波現代文庫)。
 職業エッセイ。考えさせられる。



2000年7月10日(月)

 昨日の疲労がまったくとれない.ダルダルである.
 帰宅後は週刊誌・月刊誌を一冊ずつ読んだだけ.込み入った内容の長文メールを書いたら,これまたかなり疲れた.脳力の限界だ.

『過労,睡眠不足,栄養不良,自律神経も失調しとるし顔も悪い.要するに心身ともにズタボロじゃ.今や移動するストレスと化しておる.』
 って,一度使ってみたかったのだが,それに近いかも.



2000年7月9日(日)

 ピーカン・灼熱の中,某国からのお客さんとともに外を歩き回る.前日の酒が残っていたため何度か危ない状態になるも,何とかゲストの前で社会的な姿勢を疑われるようなマネはせずに済んだ(婉曲表現を使っているが,要は道端ゲロだけは免れたということ).
 そのようなわけで帰宅後は轟沈.



2000年7月8日(土)

 台風一過.暑い.で,夕方より某国から来日されている方の歓迎に出かける.ビールと紹興酒を飲み過ぎてヤバい状態になる.そのまま泊まり,翌日へと続く.

 「ゴサインタン−神の座」(篠田節子,双葉社).
 文庫化されたので数年ぶりに再読.二度目にもかかわらず,また非常に読みやすい本なのに,思いっきり時間がかかってしまった.本を読む時間がなかなか取れないというのは問題だ.
 ところで……以前にも書いたが,何が起こったのかはわからないが今年になって翻訳をほとんど読んでいないぞ(^^;;



2000年7月7日(金)

 七夕だが,残念なことに台風が来ているぞー.強力そうだ.また都内は水浸しか?



2000年7月6日(木)

 再校戻しの二日目.
 最近,懐かしの「海底大戦争」にハマっていたりして…….



2000年7月5日(水)

 再校戻しの一日目.したがって例によって特記事項無し.



2000年7月4日(火)

 昨日読んだ本が強烈な「ダウナー系」だったので,今日になってもダメージを引きずる.こういう時は何をやっても同じ方向にしか行かない.困ったものだ.



2000年7月3日(月)

 うーん,バタバタしていて落ち着かない.暑くてあまり寝ていないせいだという話もあるが,決してそれだけではない.



2000年7月2日(日)

 休日だというのに本も読まず,本になる前のものとか,もうすぐ本になるものを読んだ一日.



2000年7月1日(土)

 自宅で校正.外は暑そうなので,外出は無し(^^;;


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