古い個人的つぶやき(2001/1/1〜5/31)


2001/5/31(木)

 「MOONLIGHT MILE (1)」(太田垣康夫,小学館)
 「ベルセルク (21)」(三浦健太郎,白泉社)
 コミックスとはいえ,本格的で内容の濃いものを二冊も読むと,それでもうお腹いっぱい.今日はこれ以上入りましぇーん.



2001/5/30(水)

 現在,上半身は健康そのもの,下半身は故障だらけという状態.イテテ…….



2001/5/29(火)

 「火蛾」(古泉迦十,講談社ノベルス).
 さして厚くもない本なのに,異様に時間がかかった.そして読後は……うーん,よくわかんない.ごめん.



2001/5/28(月)

 「もうヤメロ」と言われても中毒症状に陥っている者には通じない.というわけで,筋力強化器具をまたまた購入.ふふふ.これは効くぅ〜〜.



2001/5/27(日)

 最近体型が顕著に変わったためUNIQLOに行って買い換え。身体の燃費はますます悪くなり、維持費もそれなりにかかっているが、さらに外装費までかさむようになってしまった。望んだこととはいえ、これはちょっとこたえる。
 専門雑誌を二冊。



2001/5/26(土)

 今日から新しい格闘技を習い始めた。いったいいくつ習っているんだ?というツッコミは禁止。一般に、本当に強くなりたければ、どれか一つに絞って専念するものだ。しかし、そんなことはあまり考えていない。たくさんの技術を覚えたいという誘惑には勝てないのだ。どうやら、強さへの憧れや願望よりも、好奇心のほうが強いらしい。



2001/5/25(金)

 医者に行って長引いている持病の相談を持ちかけたところ、「その治療は保険ききませんよぉ〜」と言われて脱力。その話を同居人にしたら「いろんな道場に払ってる月謝よりは有効な使い方じゃないのぉ〜」といわれて再び脱力。



2001/5/24(木)

 朝起きたら強烈な嘔吐感.薬を飲んで静まるまで安静に.そして,悪いことは重なるもので,退っ引きならない緊急事態が発生し,胃が痛くなった.今日は胃に悪い日だ.



2001/5/23(水)

 何から何までクーだった一日。ヒント:ここ



2001/5/22(火)

 伝統派空手の人と、ボクシングの人に連絡を取る。私はいったい何を考えている?



2001/5/21(月)

 題名に興味を引かれて新書を一冊買った。最初の五十ページでゴミだということがわかった。いや、ゴミならまだ良かったかもしれない。強引なこじつけと自己満足的な論評は読んでいて腹が立ってきたので、ゴミどころか有害物質だ。なので、そこで中止。



2001/5/20(日)

 寝たり起きたりドラマ観たりビデオ観たり本読んだり筋トレしたり食べたり飲んだりメール書いたり調べ物したり。



2001年5月19日(土)

 「眠りの牢獄」(浦賀和宏、講談社ノベルス)
 腰帯の書いてあるとおり、確かに「仕掛け」はある。いくつもある。そして、話としてはちゃんと「収まって」いる。しかし、だ、収まりすぎているだけに「仕掛け」の驚きが軽減されてしまったような……。うーーーーーーーーーーーーーーーん。納得できないぞぉーーーー。



2001年5月18日(金)

 子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎



2001年5月17日(木)

 分厚い技術専門書を拾い読み.全部を熟読する必要性は感じないが,どこに何が書かれているのかということだけは把握しておきたいので.



2001年5月16日(水)

 夜、意外な旧友と意外な場所でばったり。そのまま飯屋になだれ込み、深夜過ぎまで濃い話題で盛り上がる。たまに濃い話をすると良いガス抜きになる。



2001年5月15日(火)

 新書を一冊.強引な論法と飛躍する結論で,読むだけ時間の無駄だとしか思えない酷い内容だった.ちっくしょー.



2001年5月14日(月)

 旧ソ連製SF映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」の公式ホームページコンテストの募集要項が発表された。写真素材の素として示されているWebサイトはロシア語オンリーなので、この段階で取り組んでみようと考える人はきっと少ないだろうから、ちょっとマシなものを作れば採用される確率は高いかもしれない。挑戦してみようかな……。



2001年5月13日(日)

 一日かけて技術解説書を二冊。両方ともかなりぬるい内容なので残念無念。今日一日は何だったのだぁ!



2001年5月12日(土)

 故あって池袋中のコンタクトレンズ取扱店を回る。眼鏡・レンズ専門店と眼科兼業に分かれているというのは、面白い発見だった。



2001年5月11日(金)

 「横田順彌のハチャハチャ青春記」(横田順彌,東京書籍).
 熱い時代があったんだなぁーと.地方のど田舎で退屈な生活をしていた身としては,こういうのは羨ましい.



2001年5月10日(木)

 ここ数日,睡眠がおかしくなってるのか,夜中に何度も目を覚ます.おかげで頭痛と眠気が慢性的になってしまっている.直さないとねー.



2001年5月9日(水)

 「学校に行かなければ死なずにすんだ子ども」(石坂啓,幻冬舎).
 題名から期待させる内容よりも,脱線と個人的な話題のほうが多い.好きな作家だけに,この出来はかなり残念.



2001年5月8日(火)

 頭痛がおさまらず,夜中に何度も目を覚ました.仕方がないので明け方に鎮痛剤を飲んで寝た.そんな状態なので,今日は眠い.



2001年5月7日(月)

 夕方より偏頭痛に悩まされ、時間がたつにつれて酷くなった。あうううう。



2001年5月6日(日)

 「腕時計の誕生 女と戦士たちとサイボーグ・ファッション史」(永瀬唯、廣済堂ライブラリー)
 たがが腕時計と侮る無かれ。何事も奥は深いものだ。



2001年5月5日(土)

 ブチ切れ寸前のため、ハイペースで2kmを走った後、鉄筋コンクリートの壁を相手にベアナックルでスパーリング。拳の皮がペロリとめくれ、血が出てきた。折れなかっただけマシだ。



2001年5月4日(金)

 終日外出。ひたすら歩いた。途中で映画を一本観た。夜は過度の筋トレでヘロヘロ。



2001年5月3日(木)

 差し迫った作業をしなければならないのだが、構想はできあがっているものの、やり始める気にならない。テキストエディタの白いウィンドウを前に終日脂汗を流していた。



2001年5月2日(水)

 再校戻しなどにより時間がまったくない.コミックス一冊のみ.



2001年5月1日(火)

 「月虹―セレス還元―」(水樹和佳子,ハヤカワ文庫)
 雑誌で読んだ頃はまだ高校生だった.ひたすら懐かしい.それと同時に,二十年近い時間が経っても再読に耐えるクォリティは凄い.



2001年4月30日(月)

 「平成講釈 阿倍晴明伝」(夢枕獏、中央公論新社)
 著者が講談本を再現してみたというだけに文の調子も良く、すらすらと読めた。同じ作者による「陰陽師」と題材は同じだが、まるで違う物になっている。



2001年4月29日(日)

 日々の疲れが一気に出たためか、一日の3/4は寝ていた。



2001年4月28日(土)

 朝、道場でボコボコにされる。その後、コミックスを六冊、専門雑誌を一冊。作品名・雑誌名は秘密とさせていただく。



2001年4月27日(金)

 「20世紀少年D」(浦沢直樹,小学館)
 クライマックス,暗転,新展開と慌ただしい.早く続きが読みたいぞ!



2001年4月26日(木)

 「スタジアム 虹の事件簿」(青井夏海,創元推理文庫)
 軽めの安楽椅子探偵もの.論理の単純さと明確さはわかりやすくて良.野球に興味があればもう少し楽しめたかもしれない.



2001年4月25日(水)

 「ふわふわの泉」(野尻抱介,ファミ通文庫)
 久しぶりにSFを読んだ.女子高生が主人公というのはお約束として,それ以外は本格的なSFとして楽しめた.



2001年4月24日(火)

 「毒草を食べてみた」(植松黎,文春新書)
 題名の通り「毒草」に関するエッセイ集.そして題名のとおり,いくつかの毒草は実際に著者が食べている.偉い.
 それぞれの毒草が持つ歴史のエピソード,毒の種類,毒草にまつわる話,実際に起こった事故などが紹介されている.やたらに面白かった.



2001年4月23日(月)

 昨日行った無茶な腹筋運動のおかげで全身ダルダル,しかも強度の筋肉痛.加減を知らないヤツのことをアホと言う.私がそうだ.



2001年4月22日(日)

 昨日は徹底的にさぼったので,今日は技術解説本2冊を一気読み.
 その合間にひたすら足上げ腹筋(2kgのパワーアンクル付き).



2001年4月21日(土)

 今日は『休息するぞー』と気合いを入れて休んだ.結局,一日中CS放送を観ていた.



2001年4月20日(金)

 「森助教授vs理系大学生 臨機応答・変問自在」(森博嗣,集英社新書).
 たしかに面白い.だが,内容がとにかく薄い.面白いことは認めるのだが,果たしてこれは本にして出すようなものなのだろうか.



2001年4月19日(木)

 「月下の一群@A」(吉野朔美,集英社文庫コミック)
 ト書きとせりふが詩を読んでいるような気にさせる美しい作品.久しぶり(十数年ぶり)に読み返したが,まったく古びていない.



2001年4月18日(水)

 「友がみな我よりえらく見える日は」(上原隆,幻冬舎アウトロー文庫)
 うつ病,リストラ,離婚,ホームレスなど,社会的にテンパってしまっている人たちのことを書いたエッセイ.淡々と表面的なことだけを書いているので,すんなりとは読めるが,それぞれの問題に対する突っ込みや考察はまるで無い.あくまでも人ごととして突き放してしまう著者の態度は読んでいて腹立たしい.文体や対象との距離の置き方はボブ・グリーンを思わせるが,私はボブ・グリーンが大嫌いである.
 読んで面白くなかった本は題名を書かないようにしているのだが,これは思いっきり腹が立ったので書いておこう.



2001年4月17日(火)

 「70年代カルトTV図鑑」(岩佐陽一,文春文庫)
 マイナーでカルト性の高い作品ばかりを解説.本書で紹介されている作品はどれも好きだったものばかりなので,大いに楽しめた.



2001年4月16日(月)

 風邪によるダメージが未だに回復しない.気力は何とかなっているのだが,食欲の減退と体の怠さが残っている.



2001年4月15日(日)

 「能−現在の芸術のために」(土屋恵一郎,岩波現代文庫)
 能に関するエッセイ.入門書的な内容ではなく,能に対する評論なので,それなりに能の知識がないとつらいだろう.
 論評の鋭さもさることながら,文章の切れ味,緊張感,速度が抜群に素晴らしい.目が覚めるどころか,頭が冴えわたる文章だ.完璧に近いスタイルかもしれない.凄いものを読んでしまった.



2001年4月14日(土)

 恵比寿で飲茶.行きと帰りで技術入門書を一冊.可もなく不可もない本だった.しかし,技術者が本格的に調べる前の予備知識を得るためには,これくらいの内容が丁度良いのかもしれない.



2001年4月13日(金)

 病み上がりでふらふら.



2001年4月12日(木)

 熱が引かないので医者に行ったら,「今度も同じくただの風邪ですね」(3月2日参照).本当にこの医者大丈夫か?



2001年4月11日(水)

 風邪で発熱してダウン.



2001年4月10日(火)

 「日本国憲法」・「あたらしい憲法のはなし」(童話屋)
 天声人語で紹介された本をやっと手に入れた.憲法は何度も読んでいるが,「あたらしい憲法のはなし」は教科書の話題としてしか知らなかったものだ.読む機会が得られたことには大きな意味があるだろう.いろいろと焦臭く,かなり右傾化してしまっている今だからこそ,原点と基本を確認する必要がある.

 昼休みに右翼団体の街宣車を見かけたが,車体に大きく「憲法改正」と書いてあった.実際に読んでみると憲法は非常に良い内容だと思うのに,何が気に入らないのやら.(わかってはいるんだけどね)



2001年4月9日(月)

 「龍の黙示録」(篠田真由美,祥伝社)
 吸血鬼物.申し訳ないが,性に合わなかった.



2001年4月8日(日)

 のんびりとした一日.毎日がこのペースなら良いのに…….誰もがそう思っているものの誰も得ることができない理想だね.



2001年4月7日(土)

 映画鑑賞.題名は恥ずかしいので秘密.劇場の椅子が悪く,見終わった後には激しい偏頭痛.寝た.



2001年4月6日(金)

 「物理法則はいかにして発見されたか」(R.P.ファインマン,江沢洋訳,岩波現代文庫).
 いっそのこと「ファインマン物理学」も文庫で出して欲しいとすら思うこの頃.



2001年4月5日(木)

 よりによって会社に勧誘の電話をかけてくる人がいる.たまたま他の人宛にかかってきた勧誘の電話に出てしまったので,迷惑をかけると思い「お取り次ぎできません」と突っぱねていたら,呆れかえったような声で「使えないヤツだねー」と来た.
 使える/使えないでは無く,勧誘に協力する気が無いだけである.だいたい,自分の勝手な都合に沿わないというだけで上のような言葉を発してしまう自己中心的な人物の勧誘に乗ったら,それこそ最後だろう.次に同じ声を聞いたら問答無用で切ることにしよう.



2001年4月4日(水)

 2000年4月5日に誕生した悪夢の森政権は,今日をもってちょうど一年となる.明日は計算上,あくまでも1年と1日なのでお間違いなきよう(←余計すぎるお世話).では,誕生日はどうなるのかという話もあるが,一年を過ごしきったという意味で1年と1日目にお祝いをするという解釈で理解している.



2001年4月3日(火)

 「雪の峠 剣の舞」(岩明均,講談社).
 今までのSF系統とは違った歴史路線.しかし,センスの良い作者だけにおもしろい.



2001年4月2日(月)

 昨日とは一変して何事も起こらない穏やかな日だ.思い返せば昨日は酷い一日だったよなー(^^;;



2001年4月1日(日)

 天が割れ,地が裂け,雷鳴が轟き,陰陽は逆転し,時は止まり,空間が歪み,日本の景気は回復し,与党は下野し,オウム真理教が日本の国教となり,世界中の森林の95%が伐採され,南極の氷は溶けて陸地は水浸しになり,太陽系にブラックホールが侵入し,地球に衝突する彗星が見つかり,北極では身の丈50メートルの亀が出現し,1000基の原子炉がメルトダウンし,戦略核ミサイルが誤射され,約50カ国で同時にクーデターが勃発し,小惑星の爆発によって死者が蘇り,空には多数の巨大な円盤が降りてきた一日.



2001年3月31日(土)

 何で今さら雪なんだよー.お家で専門書を読む.ついでに「サクラ大戦3」も少し.



2001年3月30日(金)

 「梶原一騎伝」(斎藤貴男,新潮文庫).
 栄光と没落,ピカレスクロマンを地で生きた男の評伝.作品はともかく,原作者であった梶原一騎には何の思い入れもないが,この本は面白かった.



2001年3月29日(木)

 技術入門書を拾い読み.頭の中に雑多に散らばってしまっている内容を整理するためには薄めの入門書が丁度良い.



2001年3月28日(水)

 運動系専門エッセイを一冊.こういう分野にも上手い文章できちんとした内容を読ませてくれる人はいる.考えてみれば,こんなことはどの分野でも当たり前のことなのだが,ちょっと感動した.



2001年3月27日(火)

 「暗号攻防史」(R・キッペンハーン著,赤根洋子訳,文春文庫).
 歴史の中に登場した有名な暗号の成り立ちとドラマ.思いっきり面白くてためになる.ドイツの暗号機エニグマを巡る攻防の話はいろんな本で読んでいるが,何度読んでも凄い.



2001年3月26日(月)

 昨日,昼から夕にかけて爆睡してしまったため,夜が寝られず,結果的に今日は寝不足でフラフラ.アホか.



2001年3月25日(日)

 通っている道場で審査.結果は秘密(思ったより良かった).緊張でガチガチ.気が疲れてしまい,帰宅後は爆睡.



2001年3月24日(土)

 ひたすらお散歩.
 近所の公園にある弓道場で,弓道夫婦が一緒に弓を射ていた.共通の趣味があるというのはうらやましい.
 また,近所の空手道場で小学生にも満たない子達が昇級試験を受けていた.それを見て奥さんは自分にも子供が居たら絶対させるとか言っていたが,きっと一時的な気の迷いだろう.
 そして最近開店した大きめの古書店で二時間過ごして帰宅.



2001年3月23日(金)

 ひねもすお仕事.特記事項無し.



2001年3月22日(木)

 技術専門書を一冊.最近の本にしては薄く,すんなりと読むことができた.ただ,要素技術に的を絞った物なので,この知識を何かの役に立てようとしたら他の本も大量に読まなければならない…….
 最近流行の,何でもかんでも詰め込んで非常識なまでに分厚くなっている本は価格の面と可搬性の面で困りものだが,最近は複雑な要素技術が多数集まって何らかの働きをするというものばかりなので,仕方のない傾向だとは思っている.価格で考えてみると,要素技術の本を数冊買うのと,詰め込み本一冊では,結果的に詰め込み本のほうが安いということになる.電車の中で読めないのは問題だけどね.



2001年3月21日(水)

 休み明けなので原稿が続々と入ってきた.整理するだけでもかなり時間がかかった.これから入稿作業に入らねば…….終わるのはいつのことになるだろうか?



2001年3月20日(火)

 技術入門書を一冊.ほとんどがすでに知っている内容だったが,自分の知識の確認と整理,欠けている部分の補完,最新トピックの収集などに役立った.知っている分野の入門書はこういう使い方もできるからよく読む.そして,知らない分野の入門書は,全く新しい世界を垣間見せてくれるので好きだ.



2001年3月19日(月)

 「バキ@〜F」(板垣恵介,チャンピオンコミックス).
 話の展開も細かい描写も全部滅茶苦茶なんだけど,それが何だか面白い.



2001年3月18日(日)

 足の突き指も少しは癒えたため,奥さんと一緒に近所を散策.とはいっても,三時間以上をかけ,鉄道の駅の区間を約三つ分を歩くというそれなりにハードなものになった.おそらく歩いた距離は10kmに近いだろう.足のリハビリにはちょうど良かった? それとも悪化させたか?



2001年3月17日(土)

 昨日,サンドバッグに蹴りを入れた際,右足の薬指を「突き指」してしまったらしく,今日になって歩くだけで激痛を感じるようになった.おかげで事実上の寝たきり生活(^^;;



2001年3月16日(金)

 実用技術書を1冊と,理論書を1冊.
 そろそろ6月号特集記事の入稿を始めねば…….



2001年3月15日(木)

 昨日の夜は練習でドロドロになった後,飲みニケーション.さらにドロドロになって帰宅.その後爆沈.
 そのため,本日は後遺症として,全身の筋肉痛と,アルコールの残りによる軽い頭痛に悩まされている.



2001年3月14日(水)

 「Kの流儀 フルコンタクト・ゲーム」(中島 望,講談社ノベルス)
 極真最強プロパガンダ小説.設定の現実離れ具合といい,極端な敵の設定といい,一昔前の少年ジャンプを読んでいるような気になった.だが,それはそれで楽しめるから問題は無い.



2001年3月13日(火)

 「アオサギとツル」(ユーリー・ノルシュテイン原案,フランチェスカ・ヤールブソヴァ絵,こじまひろこ訳,未知谷).
 ロシアのアニメーション作家ノルシュテインの作品「あおさぎとつる」が絵本になったもの.押せば引き,引けば押すという男女の心の駆け引きが面白い.誰かと喧嘩したとき,仲直りに送るのが良いかもしれない.『二人でいるほうが楽しいのに』
 また,ロシア語の原文がついているので親切だ.



2001年3月12日(月)

 総合誌を二冊.今日買ったからと言って文春じゃないよ.



2001年3月11日(日)

 相変わらず喉の痛みが取れない.いい加減,しつこいんだよねー.うがい薬とトローチ,喉スプレーのお世話になった一日.ボディトレーニングの本を一冊.



2001年3月10日(土)

 酷い頭痛で早朝に目が覚め,あまりの痛みに寝ていられなくなったので頭痛薬を飲んで再び寝た.車中の疲れか,それとも風邪の影響か,それとも道場の疲労のせいなのか?



2001年3月9日(金)

 長距離出張の一日.往復の長い車中で二冊.
 「黒祠の島」(小野不由美,祥伝社).
 探偵役が最後に出てきていきなり事件を解決してしまうのには,ちょっと唐突な印象を受けた.ただ,それまでたっぷり読ませる構成はさすがである.
 「餓狼伝12」(夢枕獏,双葉社).
 いったいいつまで続くのか.最初の巻が出たときには,まだ学生だったはずなのだが…….まったく終わる気配を見せないまま話は拡散してゆく.



2001年3月8日(木)

 ↓のようなことがあったので気が急いてしまい,無理して連続で通ったらオーバーワークでヘロヘロ.したがって練習内容は全くのダメダメ.結果的には逆効果にしかなっていなかった.これではただの馬鹿である.情けない.



2001年3月7日(水)

 久しぶりに道場に行って練習をしたら5分でバテた.寝込んでいるうちにダメダメになってしまった.戻さねば.



2001年3月6日(火)

 終日校正を読む.特記事項無し.



2001年3月5日(月)

 先週の金曜日に作業した分の仕事が全部中途半端なままだったことが発覚.体調が思わしくないときには,何をやっても無駄にしかならないということか?



2001年3月4日(日)

 微熱は続いているが,本を読めるだけの体力・気力は回復してきた.
 「ボタン穴から見た戦争 白ロシアの子供たちの証言」(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ,三浦みどり訳,群像社).
 読み始めたばかりだが,凄い内容だ.お薦め度は◎.



2001年3月3日(土)

 熱が下がらないので終日寝たきり.ちょっと興味があったので,買っておいたXML本を寝ながら少し読んでみたが,気力・体力ともにダウンしているため,全然進まずにあきらめた.しばらく積ん読にするしかなかろう.
 また,一週間以上も道場に行っていないので,筋肉が落ちてきたような気もする…….



2001年3月2日(金)

 医者に行き,「風邪で熱があるんですが……」と言ったところ,一通りの簡単な診察の後,「風邪ですね」.最初っからそう言っとるやんけー.



2001年3月1日(木)

 高熱が続くので休みを取って一日中寝ていた.



2001年2月28日(水)

 朝から喉が痛いと思ったら発熱した.たいへんだー.



2001年2月27日(火)

 雑誌を二冊.どちらもコンピュータ/エレクトロニクス系ではない(それどころか工学系ですらない)が,それぞれの分野におけるガチガチの専門誌である.
 いつも思うのだが,他分野の専門誌を読むと,内容ばかりでなく,専門用語の取り扱いとか,初心者への配慮,想定読者のレベルなどといった,それぞれの編集方針のほうも興味深い.



2001年2月26日(月)

 昨日の血圧の急降下が影響したのかどうかはわからないが,昨晩は全く熟睡できず,そのため今日も体調が不良.



2001年2月25日(日)

 急に寒くなったからなのかどうかは知らないが,今日になっていきなり血圧が急降下! やけに手足が冷えると思って血圧計を出して測ってみたら,数値に驚いた.なんと上が82! 半端な低さじゃない.結局,終日,炬燵と暖房で冷え切った手足を暖めていた.



2001年2月24日(土)

 「20世紀少年@〜C」(浦沢直樹,小学館)
 本当は完結してから全部読みたかったのだが,あまりにも評判が良いので我慢できずに手を出してしまった.同じ作者による「Monster」は何とか堪えているが…….
 途方もない話が不気味に進む.この話の中では,どんなに馬鹿げたことでもリアルに感じてしまう.薄気味の悪さ,空恐ろしさが最高に良い.



2001年2月23日(金)

 「マティーニに懺悔を」(今野敏,ハルキ文庫)
 茶道の師匠にして古武術の達人が,行きつけの酒場に持ち込まれる事件を解決してゆく連作格闘小説集.この作者は自分で空手道場の主宰をしているだけあり,格闘の場面は面白い.登場人物はステロタイプだけど…….



2001年2月22日(木)

 「神経内科へ来る人びと」(米山公啓,ちくま文庫)
 神経内科医が書く,診療と治療の様子.患部が脳や神経だけに,症状は洒落になっていない.文章は軽快だが,内容は非常に怖い.



2001年2月21日(水)

 「殴られ屋」(晴留屋明,古川書房)
 返せるあてもない莫大な借金のために一回1000円で殴られ続ける男の馬鹿で壮絶な生き様.人に感動と勇気を与える方法はたくさんあるのだと実感.



2001年2月20日(火)

 「ブルー・プラネット―星のパイロット(4)」(笹本祐一,ソノラマ文庫)
 やっと読んだ.このシリーズは良い.



2001年2月19日(月)

 RTLinuxのパテント問題について,関連する英文と格闘.解釈が難しい…….



2001年2月18日(日)

 寝て覚めての状態が間欠的に続いた一日.果たして私は疲れているのか,それとも単にだらけているのか?



2001年2月17日(土)

 TVでフィギュアスケート観戦.相変わらずロシア勢が強い.良いものを観させてもらった.しかし,それとは反対にボクシングの世界タイトル戦はちょっと期待外れな結果で残念だった.お互いの戦術や意識の違いは理解できるのだが…….



2001年2月16日(金)

 「SFが読みたい 2001年版」(早川書房)
 昨年のSFは元気が良かったようだが,昨年は珍しく本が読めない年だったので,豊穣な成果から置いてけぼりにされ,一人取り残されたような気分になった.



2001年2月15日(木)

 「牙の領域 フルコンタクト・ゲーム」(中島 望,講談社ノベルス)
 最強武道妄想小説.いかにも強そうに登場した殺人格闘家が,学生の主人公にあまりにもあっけなく負けてしまう.濃厚な対決シーンを期待していたのに,見事にすかされた感じだ.面白くないというわけではないが,期待とは違っていた.



2001年2月14日(水)

 再び実用技術書を一冊購入.書名は伏せるが,かなり参考になる本なので,良い買い物をしたと一人でほくそ笑む.



2001年2月13日(火)

 実用技術書を一冊購入.何の本なのかは秘密(^^;;



2001年2月12日(月)

 「プラネテス@」(幸村誠,講談社モーニングKC)
 静止軌道や月面を舞台に,スペースデブリ(ゴミ)の回収屋をリアルに描いた本格SF.非常に好感が持てる作品だ.



2001年2月11日(日)

 「銀河帝国の弘法も筆の誤り」(田中啓文,早川書房)
 駄洒落にまみれたSF小説.作品そのものは嫌いではない.それよりも,解説にしてもあとがきにしても,そこかしこに出てくる内輪受けのノリがうざったく,読んでいて嫌になってきた.内輪で面白がるほど,読者が置き去りにされることをわかっているのだろうか?



2001年2月10日(土)

 続けて二つの会合に出席.さすがに続くと神経が疲れる.困ったものだ.



2001年2月9日(金)

 「板垣恵介の激闘達人烈伝」(板垣恵介,徳間書店).
 強烈な稽古で知られる拳道会,沖縄古流空手,中国拳法,戸隠流忍術の四人に取材したレポート.人間を越えたような技を持つという点で共通していながら,それぞれに個性,武道に対する姿勢,生き方はまるっきり違っているという点がおもしろい.



2001年2月8日(木)

 「闘人烈伝」(夢枕獏編,双葉社).
 格闘技を題材にした小説と漫画を集めたアンソロジー.かなり分厚い本なのだが,すらすらと読めた.



2001年2月7日(水)

 雪を見ると憂鬱に感じるようになったのは,いくつの時からだろうか.小学生の頃は,雪を見ると嬉しかった.しかし,今では弊害のことばかり考えて憂鬱になる.中学生の時は嬉しかったか,高校生の頃は嬉しかったのか,これが思い出せない.



2001年2月6日(火)

 再校戻しの日.ただひたすらに校正を読む.まさに編集さんの本分を全うした一日.



2001年2月5日(月)

 「困ります、ファインマンさん」(R.P.ファインマン,大貫昌子訳,岩波現代文庫).
 文庫になったので再読.このシリーズはお薦め.



2001年2月4日(日)

 五時起床の生活も今日で終わりとなる.開放感.
 調子に乗って渋谷まで出かけ,「ギャラクシー・クエスト」を観てきた.これ,マジでお薦め.



2001年2月3日(土)

 溜まりきった倦怠感をまとめて解消するべく終日爆睡.そして夜も爆睡.人間は果たして何時間連続で眠ることができるのだろうか?



2001年2月2日(金)

 この超前倒し勤務も今日で最後.その前は後倒しすぎていたので,来週からは適当なところで止めなければ…….



2001年2月1日(木)

 さすがに朝が早いと限界が来る時間も前倒しになる.さっさと帰ろう.



2001年1月31日(水)

 故あってこのところ5時起床の生活を続けている.午前中は長くなったが,午後は思いっきり短くなった.って当たり前のことだが,いつもとは逆の比率なので,なかなか新鮮な体験である.



〜空白の一週間〜



2001年1月23日(火)

 鬱々悶々苛々の一日(謎).



2001年1月22日(月)

 「心は孤独な数学者」(藤原正彦,新潮文庫)
 ニュートン,ハミルトン,ラマヌジャンの評伝.ニュートンは有名だが,ハミルトンとラマヌジャンは「知る人ぞ知る」天才数学者.ぜひともこんなに凄い人がいたと多くの人に知って欲しいと思う.



2001年1月21日(日)

 「空手バカ一代@〜P」(梶原一騎,つのだじろう,影丸譲也,講談社)
 一気に読むと頭が痛くなるに違いないので,少しずつ読んでやっと最後までたどり着いた.事実の中に作り事が故意かつ巧妙に混ぜ込まれており,強烈な毒と洗脳電波に犯されてしまう作品なので取り扱い要注意.



2001年1月20日(土)

 夕方より神保町で飲み会.その後,カラオケで爆唱.雪の中をヘベレケで帰宅.



2001年1月19日(金)

 「初めてのPython」(オライリー・ジャパン)
 普段,専門書は紹介していないし,プログラム入門書としての話はともかく,これは別の意味で楽しめた.
 Pythonの名前がモンティパイソンから取られているのは周知(?)のことだが,本書で紹介されているプログラムには,「ham, egg, SPAM」とか「Dead Parrot sketch」といった笑える引用が入っていて,ネタを探すという読み方で楽しむことが出来た.一冊で二度おいしい?



2001年1月18日(木)

 某協議会の会議があるため,通勤ラッシュまっただ中の電車に乗った.普段は逆方向だったり,混む路線は避けて通勤できているのだが,乗らなければならないときには根性を入れるしかない.でも疲れた.最近,「痴漢冤罪」などという怖いニュースが何かと取り上げられているし……(^^;;



2001年1月17日(水)

 夕方,都内で打ち合わせの後,大型書店が開いている時間帯だったので,久しぶりにたっぷりと本を買い込んだ.

 「板垣恵介の格闘士烈伝」(板垣恵介,徳間書店)
 格闘漫画の作者が語る格闘技観.この作者は自分で実際に各種の武道や格闘技を習い,体験し,道場やぶりめいたことまでやってのけてボコボコにされてしまうという本格派なので説得力がある.この人の漫画はあまり好きではないが,本書は楽しめた.



2001年1月16日(火)

 「オープンデザイン」編集部と共同で打ち上げ.少しのビールでダウンしてしまった.帰宅してすぐに爆睡.



2001年1月15日(月)

 特記事項がない平凡な一日.



2001年1月14日(日)

 ひたすら寝ていた一日.どうやら気が疲れやすくなっているらしい.



2001年1月13日(土)

 奥さんに促されてスーツの新調に行く.しかし,本人は着る物に関して全く無頓着なので,採寸とか試着はかったるい儀式でしかない.何とか素早く落としどころを見つけるのに苦労する.気疲れ.
 つまらない映画を一本見てダウン.



2001年1月12日(金)

 定期的に通院しているのだが,行ってみたら「午前中はもういっぱいです」と言われ,午後の診察を受けることになった.おかげで会社に休みの電話をするハメに…….診察は必要なことなのだが,無駄な一日を過ごしてしまったような気分である.



2001年1月11日(木)

 「樹魔・伝説」(水樹和佳子,ハヤカワ文庫)
 ひたすら懐かしい.古さだけは何ともしがたいが,初めて読んだときの衝撃は未だに覚えている.傑作である.



2001年1月10日(水)

 止めておけばいいのに,無理な開脚をして腱が攣った.ただでさえ股関節が悪いというのに,さらに故障個所を増やすような真似をするのは,はっきり言ってバカである.



2001年1月9日(火)

 初稽古.「ブランク明けなので流す程度にしておきますか? いつも通りですか?」と指導員に聞かれたので,「鈍りきっているので特にハードに」と言ったら,本気で厳しかった.(^^;;



2001年1月8日(月)

 昨日のマンガを一冊読んではダウン,一冊読んでは小休止.これを繰り返した一日.何とかならないものだろうか.



2001年1月7日(日)

 古書店でマンガ本を大量に購入し,読み始めたが一冊読むだけで疲れてしまい,なかなか進まない.活字が読めない状態はずっと続いているが,マンガでもダメとは……これは深刻な事態かもしれない.



2001年1月6日(土)

 昨年から続けている勇者の冒険がやっと終了した.長かったぁ〜(^^;



2001年1月5日(金)

 明けましておめでとうございます.
 今年も相変わらずの寝正月で,ひたすらビデオを観て過ごした.中でもアシュレー・ジャッドと安藤希の印象が大(何を観ていたかバレバレ).


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