2004年3月号

間違いやすいコーディング例からROM化プログラミングまで

特集 Cプログラミングの基礎知識

 C言語の文法をある程度理解した初心者を対象としてCプログラミングに役立つテーマを取り上げて説明します.Cは演算子の記号が特殊で,=と==,&と&&,|と||などのように間違いやすい演算子が少なくありません.これらの演算子は日常的な数学の常識や他の言語と比較してかなり特殊なため,コーディングミスを誘発しやすくなっており,しかも似ている記号が多いためにミスに気づきにくいといった面ももっています.

 そこで今回の特集では,まずCで間違いやすいコーディング例を紹介します.さらに,C独特のコーディングのしかたを確認して,処理系の違いがコーディングにどのように影響するか,関数の作成のテクニック,デバッグの方法,ROM化技法などについて解説します.

特集執筆 中島 信行

プロローグ これからCプログラミングをはじめる人へ

第1章 演算子/区切り子/構文の落とし穴/式/関数/引き数/配列/ポインタ/文字列/構造体/マクロ/移植性/浮動小数点  
Cで間違いやすいコーディング例

第2章 VC++ 1.5とVC++ 5.0でコンパイル結果を比べてみる  
コーディングの違いと最適化例

第3章 ライブラリにしてブラックボックス化する  
関数作成の勘所

第4章 効率よくデバッグする方法を考える  
デバッグの前準備と心得

第5章 ROM化するということはどういうことか  
組み込みCプログラミング


プロローグ これからCプログラミングをはじめる人へ
第1章 Cで間違いやすいコーディング例

このページ以降で特集の内容の一部をご紹介します



インデックス
プロローグ
第1章

Copyright 2004 中島 信行


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