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すべてのスロット1ユーザーにCoppermineを!
Soltek社の新ドーターカード

 2000年1月21日、ソルテック社のジミーさんに会いに行きました。SL-65KVテストについて話をする予定でしたが、開発中の新ドーターカードSL-02Dを見せてもらいました。

 


 Coppermineに対応するには、最低でも1.8V以下の電圧をコアに供給できなくてはなりません。しかし、ソケット370セレロンを前提とする限り、この電圧は低すぎてメインボードの使用外の場合があります。そこで、SL-02Dはドーターカード上にスイッチング電源を搭載しました。このことで、多くのスロット1メインボードがFCPGA:Coppermine対応になるのです。
 すばらしいことですが、「本当は、ソルテックのCoppermineメインボードをもっと買って欲しいのですが、ユーザーが必要とする製品をリリースするのも重要です」とジミーさんの話でした。今後は、日本市場向けの対応を強化したい、というソルテック社です。
 なお、TRY!PC誌にソルテック製のメインボードを使った組立記事を掲載する予定です。
 

未確認情報(1)
2月末:ジョシュア搭載VIAのオールインワンメインボードが!

 昨年、チップセットだけではなくCPUもリリースできるようになったVIA社は、ジョシュアというCPUをリリースすることは、皆さんご存じですね。
 未確認情報では、2月末、VIAはジョシュア搭載のオールインワンメインボードを低価格でリリースするというのです。これ以上は書けません。

 

未確認情報(2)
インテル製の35ドル戦略は成功するか?

 チップセット820+MTHの組み合わせで、820はPC100仕様DIMMをサポートします。RIMMが高価なので、820の普及が遅れているのです。そこで、インテル社は820+MTHを35ドルでメインボードメーカーに供給するとのことです。これは、従来の半額以下とのことです。
 VIA社もApolloPro133やApolloPro133Aの値下げをするようです。
 以上については、いわゆる未確認情報です。

 

コラム 小さくて多機能路線:シャトル

 シャトル社は昨年も紹介したように、AT、ATX、MicroATXに加え、小型のフレックスATXに力を入れています。近く紹介する写真のメインボードは、ソケット370: Coppermine対応:ApolloPro133メインボードです。



 ApolloPro133AのAGP4xは、まだグラフィックスカードを選び、TNT2系がよい、とのことです。そこで、ApolloPro133を採用し、安定性と低価格化を図っています。フレックスATXやマイクロATXで小型システムを実現できるDIY用筐体がもっと市場にリリースして欲しいですね。
 今年は、小型多機能なメインボードで何かあっと言わせてくれそうなシャトル社です。

 

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