最大25倍速リッピングを実現した音声圧縮規格HE-AAC向けエンコーダ <日本TI>
日本テキサス・インスツルメンツ(株)は,ワンセグや携帯電話向け音楽配信サービスなどに使用されている音声圧縮規格「HE-AAC」向けの符号化技術(エンコーダ)・ライブラリを発表した.音楽CDからオーディオ機器へのリッピングを世界初の最大25倍速で実現する.また,同時にMP3の超高速エンコーダ・ライブラリ(最大44倍速)も発表した.
これらのエンコーダ・ライブラリは,日本TI筑波テクノロジー・センターで開発されたもので,符号化に要する内部処理をすべて32ビット浮動小数点で演算する.これらは,車載向けに設計された高性能オーディオDSPプラットホームであるAureusのDSP製品に搭載し,ミニコンポや車載オーディオ機器などの各種アプリケーションでのリッピング用途に使用する.
今回発表したエンコーダを始めとするTIの超高速エンコーダ・ソリューションは,CPUの処理能力全体の1/5以下で実行可能であり,残りの処理能力はCDリッピングの際の追っかけ再生や,MP3のCDリッピングとAACファイル再生の同時実行,イコライザやバス・マネージメントなど,製品の付加価値向上に向けて割り当てることができる.また,今回の2つのエンコーダ・ライブラリは,TIのTMS320 DSPアルゴリズム・スタンダードに準拠しているため,現行のライブラリのユーザは新しいライブラリに置き換えるだけで簡単に高速処理へ移行できる.
◆問い合わせ先 プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
◆2006年11月6日
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[Reported by mngnews@cqpub.co.jp]
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