レポートの選択

■フォーム・インターフェース

▼レポートの選択

　フォーム・インタフェースからは図16のように生成するレポートを選択することができます．生成できるレポートの一部を以下で紹介していきます．表示されるレポートのタイトルとフォーム・インタフェースの選択項目のキャプションが一部食い違っているのですが，[]でくくって示しておきます．　
　レポートについてのよりくわしい説明が必要な場合は，　

　http://www.analog.cx/docs/reports.html 　
　http://www.jp.analog.cx/jp5.01/reports.html（日本語)

を参照してください．
　
　なお，図に含まれているパイチャートはフォーム・インタフェースからは表示されないはずです．これについてはあとで説明します．

〇全体の概要(図3)

　全体的な統計です．

〇月別レポート(図4)

　月別の合計リクエスト数とページ数です．どの月がもっとも混雑したか知ることができます．

〇曜日別集計［概要］(図5)

　曜日別の合計リクエスト数とページ数です．どの曜日がもっとも混雑したか知ることができます．

〇時間別集計［概要］(図6)

　時間別の合計リクエスト数とページ数です．どの時間帯がもっとも混雑したか知ることができます．

〇ドメインレポート(図7)

　リクエスト元のドメインの統計です．どのドメインからのリクエストが多かったか知ることができます．

〇組織別レポート(図8)

　リクエスト元の組織の統計です．どの組織からのリクエストが多かったか知ることができます．

〇検索単語レポート(図9)

　サーチエンジンを使ってこのサーバにたどり着いた場合，どんな検索単語が多く使われたかを示します．
　検索単語はログ中のReferer情報から知ることができます．例えばRefererフィールドが，　

　http://google.com/search?q=sample%20search

　なら，検索単語は"sample search"だったということになるわけです．

〇OSレポート(図10)

　ユーザーの利用しているOSの統計です．　
　OSの種別はログ中のUser-Agent情報から判断しています．

〇状態コードレポート(図11)

　HTTP状態コードの統計です．あまりにエラーが多い場合には，　
　①リンクが間違っている　
　②攻撃を受けている　
　などが疑われます．

〇ファイルサイズレポート(図12)

　リクエストされたファイルのサイズ統計です．

〇ファイル種類別レポート(図13)

　リクエストされたファイルの種別統計です．

〇ディレクトリレポート(図14)

　リクエストされたファイルの格納されているディレクトリの統計です．

〇リクエストレポート(図15)

　リクエストされたファイルの統計です．

▼レポートの詳細オプション

　ソートキーを標準のものから変更したり，集計対象となるログエントリの条件を指定したりできます(図17)．　

▼ログファイルの部分解析

　ある日付範囲のリクエストだけを集計対象とすることができます．また，リクエストされたファイルのうち，特定のものだけを集計対象としたり，逆に集計対象から除外したりすることもできます(図18)．　
　例えば，「以下のファイルのみを対象とします」のところに*.jpgを入力すると，JPEGファイルのみについて集計を行います．特定のディレクトリ以下を対象とするには，/dir/*のようにします．

▼レイアウト

　レポートの先頭に表示される組織名(図20)をここで設定できます(図19)．