2002年7月号 テレビ・テニス・ゲームPONGの製作
公開:2002年6月11日
トランジスタ技術 2002年7月号
テレビ・テニス・ゲームPONGの製作
関連プログラムとデータなど
TR0207P
トランジスタ技術編集部
CQ出版(株)
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ダウンロード・サービスご利用者各位
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毎度,小誌ご愛読を賜り,誠にありがとうございます.
このたびはダウンロード・サービスをご利用いただき,誠にありがとうござ
います.
筆者各位のご厚意により,当該記事の関連プログラムやデータ・ファイルなど
をこのアーカイブに収録してあります.
圧縮されたアーカイブは,LHA[(C)吉崎栄泰]によって圧縮されています.
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動作確認
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プログラムは筆者の元で動作を確認済みです.
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アーカイブの内容
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+-- README.TXT 今読んでいるファイル
+-- howtomod.txt ゲームの改造手順
+-- CIRCUIT.PDF ビデオ出力部の回路図と動作原理
+-- pong.mpg 製作したPONGの動作ムービ
+-- pong
| +-- BALL.VHD PONG VHDLソース
| +-- DIGIT.VHD PONG VHDLソース
| +-- RACKET.VHD PONG VHDLソース(本文リスト2)
| +-- TENNIS.VHD PONG VHDLソース(階層トップ)
| +-- WALL.VHD PONG VHDLソース
| +-- TENNIS.LSP Leonardo Spectrumのプロジェクトファイル
| +-- TENNIS.SCR Leonardo Spectrumが参照するファイル
| +-- TENNIS.XDB Leonardo Spectrumが参照するファイル
| +-- flekstart.bin 論理合成済みのファイル群
| +-- 以下略
|
+-- test
| +-- DOT.VHD 画面表示テスト用VHDLソース(本文リスト1)
| +-- DOT.LSP Leonardo Spectrumのプロジェクトファイル
| +-- DOT.SCR Leonardo Spectrumが参照するファイル
| +-- DOT.XDB Leonardo Spectrumが参照するファイル
| +-- flekstart.bin 論理合成済みのファイル群
| +-- 以下略
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準備
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以下,(有)ヒューマンデータ(http://www.hdl.co.jp/)のFLEKSTARTキットを使
うものと仮定しますが,どのようなボード/FPGAを使う場合でも基本的な作業は同
じです.なお,このボードで使われているFPGAはAltera社FLEX10K10LC84-4です.
●手順1
追加回路を本文どおり(ビデオ出力部についてはアーカイブにも回路図を添付)に
製作して,FPGAボードと接続してください.FLEKSTARTを使う場合,(有)ヒューマ
ンデータから発売予定の追加部品キットも使用できます.
もし異なるFPGAを使う場合は,ピンの出力電圧が3.3Vでないかもしれませんので,
その場合はビデオ出力部の抵抗値を変更する必要があります.ごく簡単な計算で求
まりますので,本文やアーカイブ中の回路図を参考にしてください.要は2ビット
D-A変換を作るだけです.
プッシュ・スイッチについては,押したときLレベル,離したときHレベルとなる
ように,適宜プルアップしてつないでください.
●手順2
本文中に記載のハードウェアに加えて,以下のソフトウェアをAltera社のホーム・
ページからダウンロードし,インストールしてください.また,ライセンスも取得
してください.ライセンス申請は無料です.
・無料論理合成ツール Leonardo Spectrum
https://www.altera.com/support/software/download/eda_software/leonardo/leo-index.jsp
・無料配置配線ツール E+MAX
https://www.altera.com/support/software/download/altera_design/emax/dnl-emax.jsp
FLEKSTARTより大きいデバイスを使う場合,E+MAXでなくQuartusUで配置配線を行う
必要が出てきます.また,Xilinx社のデバイスを使う場合は,http://www.xilinx.co.jp
から必要なツールをダウンロードして,セットアップしてください.こちらについても,
全てのデバイスに対してではありませんが,無料ツールが用意されています.
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とりあえずゲームをしてみるには
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記事どおりにハードウェアを作成した方は,論理合成等をしなくても,本アーカ
イブに準備されているファイルを使って,すぐFPGAをプログラミングしてゲームが
できます.
●手順1
FPGAボードとパソコンを接続し,FPGAプログラミングができるようにします.
(FPGAボードのマニュアルも参照)
●手順2
FPGAボードの追加回路と,テレビのビデオ入力端子,オーディオ入力端子をつな
ぎます.
●手順3
E+MAXを立ち上げます.
@File -> Project -> Nameで,本アーカイブのflekstart.bin\tennis.edfを指定.
AMAX+plus II -> Programmerでプログラマを立ち上げます.
BConfigureボタンを押してFPGAをプログラミングします.
●手順4
ゲームをリセット(FLEKSTARTならSW7を押す)します.サーブするとゲームが始まります.
ゲームが終わったら,再度リセットしてください.
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著作権
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収録したプログラム,データおよびドキュメントなどの著作権は,各著作権者
(すなわち筆者)にあります.
Copyright (C) 2002 Sumio Morioka
http://www02.so-net.ne.jp/~morioka
morioka@fb3.so-net.ne.jp
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免責
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(1)プログラムやデータの使用により,使用者に損失が生じたとしても,著作権者
とCQ出版(株)は,その責任を負いません.
(2)プログラムやデータにバグや欠陥があったとしても,著作権者とCQ出版(株)
は,修正や改良の義務を負いません.
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